アメリカの移民法– category –
アメリカ合衆国のビザや永住権の取得など、移民法関連の情報をお届けします。ご相談は弁護士が直接日本語で伺います。お気軽にお電話ください。
琴河・五十畑 法律事務所:弁護士 琴河 利恵さん
Kotokawa & Isohata, PS
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Mountlake Terrace, WA 98043
【電話】 (206) 430-5108
【公式サイト】 www.kandilawyers.com
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2023年3月:グリーンカードと就労許可証(EAD)の新デザイン導入
移民局は、セキュリティの改善のため、グリーンカードと就労許可証の新しいデザインを導入したことを発表しました。 新しいデザインのカードは2023年1月30日から発行が開始されていますが、既存のカードストックがなくなるまでは、一部古いデザインを使っ... -
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2023年4月:移民局・ADITスタンプの郵送サービス開始
移民局は、3月中旬、ADIT スタンプの郵送サービスを開始することを発表しました。 ADIT スタンプとは、Alien Documentation Identification and Telecommunication の略で、グリーンカードに代わって、永住者の合法的なステータスを一時的に証明する書類で... -
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2023年2月:H-1Bビザ労働者が解雇された場合
最近、メタ、アマゾン、ツイッター、マイクロソフトといった大手テック企業で大量解雇が相次いでいます。 失業は誰にとっても辛いことですが、H-1Bビザ労働者が解雇された場合、ビザの問題が重なるので、失業によってストレスや不安を抱える方も多いと思い... -
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2022年3月:移民法最新情報 2022年3月版
【移民局のシアトル・オフィス: グリーンカード申請のインタビューに関する方針の変更】 シアトルに限らず、移民局のローカル・オフィスでは、パンデミックの影響もあり、審査の遅延が顕著となっています。 シアトル・オフィスでは今年2月に予定されていた... -
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2023年1月:帰化申請者に対するグリーンカードの24ヶ月自動延長について
グリーンカード保持者の中には、グリーンカードの有効期限が迫った時、グリーンカードを更新するか、あるいは帰化申請に踏み切るか、迷われる方が多くいらっしゃると思います。 そこで疑問となるのが、帰化申請をすることになった場合、その審査中にグリー... -
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2020年3月:シェフとしてアメリカで働く場合のビザ
外国人がアメリカで就労する場合、必ず雇用関係に基づいて就労ビザを取得する必要があります。 ただし、それぞれの就労ビザには、明確な申請条件があり、単に「ビザのスポンサーを約束してくれた会社がある」というだけでは、就労ビザは取得できません。 ... -
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2022年12月:結婚によるアジャストメント申請中の方(I-485)、またはすでにグリーンカードを取得された方から寄せられるQ&A
今回のコラムでは、結婚をベースにアジャストメント申請中の方、あるいはすでにグリーンカードを取得された方からよく寄せられる10の質問に回答します。 Q1:結婚によるアジャストメント申請をしたいのですが、アメリカ人配偶者の収入が足らず、ジョイント... -
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2022年11月:グリーンカードの更新・発行に関する最新情報 Form I-90(Application to Replace Permanent Resident Card)申請
10年に一度必要なグリーンカードの更新や、グリーンカードを紛失・破損してしまった時、結婚や離婚により名前が変わった時、あるいは発行されたグリーンカードに誤記があり訂正が必要な場合など、新しいグリーンカードの発行が必要な時に提出する申請書が... -
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2022年9月:DV-2024 プログラム「抽選永住権」
毎年この時期になると、米国国務省は、移民多様化ビザ抽選プログラム(Diversity Immigrant Visa Program = DVプログラム)を実施します。 DV プログラムは、米国移民の出身国の多様性を維持するため、歴史的に米国移民率の低い国の人々を対象に抽選によっ... -
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2022年9月:外国人がアメリカで STEM 関連職に就職する場合 – 移民ビザのオプション
前回のコラムでは、外国人がアメリカで STEM 関連の職業に就職する場合の非移民ビザ(一時的にアメリカに住み、働くことを可能にするビザ)のオプションについてお話ししました。 今回のコラムでは、移民ビザのオプションについてお話しします。 この場合... -
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2022年8月:外国人がアメリカで STEM 関連職に就職する場合 – 非移民ビザのオプション
STEMとは、Science(科学)、Technology(テクノロジー)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の分野のことです。新しい産業や雇用機会およびイノベーションの創出において、STEMは重要なため、近年、STEM 関連職の需要が非常に高く、今後も高まり... -
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2022年7月:ビザとステータスの違い
パンデミックが宣言される前は頻繁に出入国していたものの、入国制限や感染防止などを理由に、アメリカ国内に留まっている方、あるいは、入国制限が緩和される傾向にあることから、海外への渡航を予定している方のために、ビザ(査証)とステータスの違い... -
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2022年6月:移民局による優先審査「プレミアム・プロセス」
プレミアム・プロセスとは、優先審査のことです。移民局は、Form 129 Petition for Nonimmigrant Worker(非移民ビザ労働者申請)、および Form140 Immigrant Petition for Alien Worker(雇用ベース移民ビザ申請)を対象に、優先的に審査するサービスを提... -
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2020年1月:E ビザにおけるスペシャリストの定義
Eビザの申請条件に関しては、これまでも何度かお話したことがありますが、Eビザは、E-1 (条約貿易商) ビザとE-2 (条約投資家) ビザの2種類に分かれています。 【E ビザは通商条約・投資条約が基盤となったビザ】 E-1ビザはアメリカと申請者の国との間... -
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2020年2月:Birth Tourism(出産旅行)
アメリカで生まれた子供は、親の国籍に関係なく、自動的にアメリカ国籍を取得することができます。この制度のことを出生地主義(birthright citizenship)といい、アメリカ以外でも、カナダやメキシコ、ブラジルなどがこの制度を用いています。 【Birth To...