雇用労働法・企業法– category –
シャッツ法律事務所 井上奈緒子弁護士
雇用労働法と国際商業取引を含む企業法/ビジネス、企業買収と関連の訴訟を専門としている日本人弁護士です。ここではさまざまな事例を挙げながら、関連分野の米国法についてわかりやすくご説明します。
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第84回 雇用契約での「競業避止」と「勧誘禁止」の違いとは?
雇用契約を交わす際、被雇用者(従業員)として気をつけなくてはならないことの一つに、競業避止条項や勧誘禁止条項が挙げられます。 多くの雇用契約にはこれらの条項が... -
第83回 営業経費申請の際に必要な書類
税金申告の季節になり、多くの企業経営者は税理士や会計士との相談が絶えない頃かと思います。そこで今回は、税法上指定されている税金申告の際に必要な提出書類につい... -
第82回 小規模株式会社(S Corporation)設立の利点と欠点
第29回のコラムでは、C 株式会社(C-Corporation)の利点と欠点をご説明しましたが、今回は小規模株式会社(S Corporation)の利点と欠点を簡単にご説明します。 主な企... -
第81回 不服従罪(Contempt) とは
"contempt" とは、法律用語としては一般的に、裁判所命令を無視または侮辱するような行為に対して使用されます。法廷命令違反行為に対する制裁方法には主に、刑事上のも... -
第80回 不動産の譲渡証書 (Deed) について
今回は、米国ワシントン州での不動産譲渡とその証書について簡単にご説明します。 ワシントン州には主に、1)Quit Claim Deed、 2)Warranty Deed、3)Bargain and Sale... -
第79回 オバマケアの最低限の健康保険援助(Essential Health Benefits)
2010年にオバマ大統領によって患者擁護および医療費負担適正化法(Patient Protection and Affordable Care Act)が法制化されました。これは一般的にオバマケア(Obama... -
第78回 不法滞在中の就労者に対する労働報酬について
第42回と第69回のコラムで簡単にご説明しましたが、米国労働法上、雇用者が従業員を雇う際は、連邦法のみならず、州法においても細かい規定に従うことが求められます。 ... -
第77回 通訳・翻訳者の依頼人に関する証言について
今回は、第39回のコラム 「弁護士・依頼者間の秘匿特権(Attorney-Client Privilege)」に関連して、依頼人が通訳者を通して依頼人弁護士に相談した場合や、訴訟または... -
第76回 Statement of Work (作業指示書)の重要性について
企業が他社との契約を結ぶ際には契約を締結しますが、特にサービスの提供を目的とした取引の際の契約書には、作業指示書を別途作成して添付することがよく見受けられま... -
第75回 知的財産権契約書における独占権(Exclusive License)と非独占権(Non-Exclusive License)の相違
多くのビジネスでは、その保護されるべき財産の一つに知的財産があります。今回は、その知的財産の保護とそれを利用してビジネスを展開するための方法として使用される... -
第74回 ワシントン州における離婚手続きについて
日本では離婚届に夫婦が署名をすれば離婚が成立しますが、ワシントン州(米国)の離婚手続きはそれとは異なります。仮に日本で結婚していても、ワシントン州で子育てを... -
第73回 ビジネス経営と個人資産の保護について
起業に関するコラムで企業体の種類とその長所と短所について簡単にご説明しましたが、今回は、会社を設立した後、借金の支払いをする際に個人財産を保護するための主な...