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雇用労働法・企業法
第139回 母乳育児中の母親のサポートと法的保護(Nursing Mother Accommodation)最新情報
第100回のコラムで、母乳育児中の母親のサポートと法的保護についてご説明しました。 その主な内容は連邦法(Section 7 of the FLSA)に基づいています。連邦法では、50人以上の従業員を雇用する企業が対象ですが、州法では15人以上の従業員を雇用する企業... -
シアトルで起業・経営
ワシントン州の最低賃金(Minimum Wage)
2024年の最低賃金 2024年のワシントン州の最低賃金は、時給$16.28です。 ワシントン州法によると、最低賃金の対象は16歳以上のため、14~15歳の時給は最低賃金の85%にあたる$13.84となる場合もあります。 市の最低賃金がワシントン州の最低賃金を上回る場... -
シアトルのニュース & 話題
ワシントン州、求人広告への給与情報開示を義務化へ
給与の透明性(salary transparency)という言葉を耳にしたことがありますか? これは、求人広告で給与の上限と下限、福利厚生の内容を公表することで、目的はマジョリティの労働者と、性別や人種などにおいてマイノリティとされるグループに属する労働者... -
北米での人事・労務
人事の視点から見る2022年の労働市場: アメリカの失業率とリモートワーク、賃金、物価
2022年は、コロナ関連の規制は大幅に緩和されましたが、人事においては、大量退職が招いた採用難と人件費高騰が印象深い激動の年となりました。 今回は、さまざまなデータを通して、この一年に実感したことを再確認してみたいと思います。 アメリカの完全... -
北米での人事・労務
2023年、アメリカの人事戦略:昇給率予測と給与透明性への取り組み
2023年の昇給率予測について、例年同様、さまざまな調査会社が2022年4月から7月にかけて聞き取り調査を実施し、夏ごろにその結果を発表しました。 2023年昇給率予測 それによると、2023年の昇給率の中間値は概ね3.8%から4.0%となっています。調査会社によ... -
シアトルのニュース & 話題
2023年の最低賃金 シアトル市は時給16.50ドル~18.69ドル、ワシントン州は時給15.74ドルに引き上げ
シアトル市の最低賃金が、2023年1月から時給16.50ドル~18.69ドルに引き上げられます。 従業員数が501人以上の企業 時給18.69ドル 従業員数が500人以下の企業 1)従業員の医療給付制度に1時間あたり2.19ドルを拠出せず、さらに/または従業員が1時間あたり... -
シアトルのニュース & 話題
主に在宅で勤務する人の割合 ワシントン州は全米2位の24.2%
米国国勢調査局が15日に発表した最新の米国地域調査2021年版(American Community Survey:ACS)の1年推計で、2019年から2021年の間に、ワシントン州で主に在宅で勤務する人の割合は全米で2番目に大きい24.2%だったことがわかりました。 新型コロナウイル... -
アメリカの移民法
2022年9月:外国人がアメリカで STEM 関連職に就職する場合 – 移民ビザのオプション
前回のコラムでは、外国人がアメリカで STEM 関連の職業に就職する場合の非移民ビザ(一時的にアメリカに住み、働くことを可能にするビザ)のオプションについてお話ししました。 今回のコラムでは、移民ビザのオプションについてお話しします。 この場合... -
アメリカの移民法
2022年8月:外国人がアメリカで STEM 関連職に就職する場合 – 非移民ビザのオプション
STEMとは、Science(科学)、Technology(テクノロジー)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の分野のことです。新しい産業や雇用機会およびイノベーションの創出において、STEMは重要なため、近年、STEM 関連職の需要が非常に高く、今後も高まり... -
シアトルのニュース & 話題
シアトルの航空宇宙システムエンジニア、創作カクテル作りで国際コンペティションに出場
新型コロナウイルスのパンデミックで、バーに行くことができなくなったことがきっかけで、自宅でオリジナルのカクテル作りを始めた吉水毬絵(よしみず・まりえ)さん。インスタグラムでカクテルの動画や写真をシェアしていたところ注目を集め、コンペティ... -
ホットトーク
「自分の決めた道を、あきらめないこと」バレエ&ヨガ・インストラクター 飯野有夏(いいの・ゆか)さん
バレエ&ヨガ・インストラクター 飯野有夏(いいの・ゆか)さん 幼い頃からの「世界に通用するバレエ・ダンサーになる」という夢を、オレゴン・バレエ・シアターで実現させた飯野有夏(いいの・ゆか)さん。10年にわたりさまざまな公演に主役として出演し... -
ホットトーク
「多様な人に喜ばれるサービスを」宏徳エンタープライズ不動産会社 CEO 菅沼秀夫さん(すがぬま・ひでお)
宏徳エンタープライズ CEO 菅沼秀夫さん ワシントン大学を卒業後、異業種での仕事を経て、母親の菅沼愛子さんが1992年にワシントン州で初めて日本人が設立したワシントン州公認不動産会社・宏徳エンタープライズ不動産会社に入社した菅沼秀夫さん。現在は... -
北米での人事・労務
人事管理の挑戦:降格(demotion)による懲戒処分の効果的な運用とは
未曾有の採用難が叫ばれる中、職務や自社に関する知識・経験を持った従業員の退職は雇用主にとって大きな痛手ですが、パフォーマンスの悪い従業員に対し手をこまねいているわけにもいきません。 今回は、上記のような場合に日系企業が比較的よく用いる「降... -
アメリカの移民法
2022年6月:移民局による優先審査「プレミアム・プロセス」
プレミアム・プロセスとは、優先審査のことです。移民局は、Form 129 Petition for Nonimmigrant Worker(非移民ビザ労働者申請)、および Form140 Immigrant Petition for Alien Worker(雇用ベース移民ビザ申請)を対象に、優先的に審査するサービスを提... -
北米での人事・労務
「Stay Interview」 とは? 従業員の定着とエンゲージメント向上に効果
The Great Resignation という言葉が「注目」されて久しいですが、企業はこの言葉に惑わされ人材採用にばかり気を取られているように見受けられます。退職者の発生に伴って採用を実施することは人事において非常に重要ではありますが、一方で retention(...