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シアトルのウッドランド・パーク動物園にナキハクチョウのつがいがお目見え

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シアトルのウッドランド・パーク動物園で、北米に生息するナキハクチョウ(trumpeter swan)のつがいが公開されました。

ナキハクチョウ

Sarah and Cygmond share a bond (and a pond) in the Temperate Forest habitat.
Photo: Jeremy Dwyer-Lindgren/Woodland Park Zoo

「Sarah」と名付けられたメスは、昨年の夏にワシントン州のウィッビー・アイランドで電線に衝突してケガをしたところを、Northwest Swan Conservation Associationワシントン州魚類野生生物局(WDFW)と電力会社 Puget Sound Energy の Avian Protection Program と協力して救助したもの。6~7歳と推測され、検査した結果、鉛が検出されたほか、以前にも羽をケガしたことがあり、十分な高さまで飛ぶことができず、脱水症状で低体重であることがわかりました。

オスの「Cygmond」は、「Sarah」とつがいになるよう、カンザスシティ動物園が提供した白鳥。二羽は新しい環境と飼育係に慣れる訓練を経て、バレンタインデーに一般公開されました。

ウッドランド・パーク動物園によると、二羽は仲睦まじい様子とのこと。現在は遺伝検査結果が待たれていますが、白鳥を復活させる取り組みが続けられている中西部の適した環境に放すことができる子孫を作ることに期待がかかっているそうです。

ナキハクチョウは、体重は25ポンド(11kg)以上、翼を広げた時の長さは約6フィート(約1.8m)と、北米原産の水鳥では最大。冬季にはワシントン州とカナダのブリティッシュ・コロンビア州に渡ってきますが、3~4歳頃につがいになり、群れで行動し、浅い池や湖、川、湿地に住み、渡りや冬季は収穫の終わった農地で餌を食べます。

ワシントン州魚類野生生物局によると、電線に衝突して鉛を含む部品を飲み込み鉛中毒になるのが最大の懸念だそう。鉛中毒になると体が弱り、十分に飛ぶことができなくなることがわかっていますが、電線に引っ掛かる鳥の14%から鉛が検出されているそうです。

ワシントン州では水鳥の狩猟には有毒物質の含まれていない弾薬のみ許可されています。ワシントン州西部の郡内で病気や死亡、負傷した鳥類を見つけた場合は、ワシントン州魚類野生生物局へお電話ください(360.466.4345, ext. 266)。



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