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シアトルの注目ニュース&話題:2026年7月27日(月)〜7月31日(金)

Sailboat on calm water with Seattle skyline and Space Needle in the distance under a cloudy sky.
Image by Andrea Spallanzani from Pixabay
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目次

シアトル警察のバーンズ署長が辞任 セイルス副署長が臨時所長に就任

シアトル・センターでの発砲事件の捜査が続けられる中、ケイティ・ウィルソン市長はシアトル警察のショーン・バーンズ署長からの辞任届を受理したと発表しました。

  • バーンズ署長は2024年後半にブルース・ハレル前市長によって任命されました。
  • 市長は、アンドレ・セイルス副署長をシアトル警察の臨時署長(Interim Chief)に任命しました。セールス副署長は、ウィスコンシン州ベロイトでの警察署長歴を含む20年以上の法執行機関での経験の持ち主です。
  • 正式な次期署長選考もこれから進められます。
  • 公共ラジオ NPR系列のKUOWは、事件発生直後の警察によるSNS投稿から、詳細が発表された午後11時の記者会見までに約5時間を要し、住民に「現在進行形の危険(Active Threat)があるのか」すら周知されなかった点や、緊急アラートが活用されなかった対応の遅れを指摘。ウィルソン市長自身が「警察から情報が出ていない状況を当初把握していなかった」と認めたインタビュー内容を報じ、市の緊急連絡・広報プロトコルの欠陥を追及しています。
  • また、KUOW は、シアトルNAACPやアーバン・リーグなど地元の黒人コミュニティ団体が市役所で集会を開き、「バーンズ署長を複雑な治安問題のスケープゴートにするべきではない」と留任を訴えていた動きを報じました。
  • シアトル・タイムズによると、ウィルソン市長はバーンズ署長の辞任について、双方で達した決定であると述べましたが、バーンズ署長は弁護士を通じ、市長に辞任を求められ、自主的に応じたと述べています。
  • シアトル市議会は「地域社会が悲しみの中にある時こそ、重大な決定は極めて慎重になされるべきだ。このような時期に警察トップの大きな交代を行うことは、我々の街を極めて不安定な状況に置くことになる。わずか2年半の間に4人もの警察署長が目まぐるしく代わってきた現状において最優先すべきはさらなる混乱ではなく『安定』だ。多くのパブリックイベントが開催される夏の締めくくりの時期であるからこそ、シアトルの人々には信頼できるリーダーシップが必要である」といった声明を発表し、治安を守り、安定した組織と適時な緊急アラートや公的情報を確実に提供することの必要性を訴えました。また、バーンズ署長とその取り組みへの支持を表明する人たちに共鳴し、バーンズ署長の辞任を残念に思うと述べています。

シアトル警察、シアトル・センター発砲事件に関連する写真や動画を提出できるオンライン・ポータルを開設

シアトル警察は、7月26日にシアトル・センターで発生した発砲事件の容疑者逮捕につながる情報を提出できるオンライン・ポータルを開設したと発表しました

  • 発砲に至る直前の数分間の状況を捉えた動画や写真、発砲時の映像、および容疑者に関する情報の可能性がある画像を持っている場合は、シアトル警察の公式サイトにあるリンクからアップロードできます。
  • 捜査への協力は匿名で行うことが可能です。

【緊急】レントンの公園で狂犬病のコウモリを発見:接触の可能性がある場合は病院へ

7月28日、ワシントン州レントンにあるジーン・クーロン・パーク(Gene Coulon Park)にて、狂犬病(rabies)を保持したコウモリ1頭が発見されました。発見場所は、同公園の南側末端にある歩道上(遊具エリア、南側シェルター、屋外トイレの周辺)です。詳細はシアトル・キング郡公衆衛生局の公式サイトを参照してください。

このコウモリに直接触れた可能性がある方(噛まれていない場合も含みます)は感染の危険があります。至急、医療機関を受診するか、シアトル・キング郡公衆衛生局(電話:206-296-4774)へ連絡し、狂犬病予防治療が必要かどうかの判断を受けてください。

シアトル・センター発砲事件 容疑者の15歳少年を第1級暴行罪などで正式起訴

シアトル・センターで26日に起きた発砲事件に関与した疑いで逮捕されていた15歳の少年が、キング郡検察局に正式に起訴されました。

  • 少年は、群衆に向けて複数回発砲したことによる銃器加重を伴う第1級暴行罪、および第2級不法銃器所持罪の容疑で起訴されています。(first-degree assault with a firearm enhancement – for firing multiple times into a crowd – and second-degree unlawful possession of a firearm)
  • 18歳未満の場合、合法的に銃を所持することはできません。
  • なお、容疑者が未成年であるため、実名は公表されていません。
  • 詳細はキング郡検察局の公式サイトでご覧ください。
  • シアトル警察のショーン・バーンズ署長が公表した情報によると、少年が所持していた銃器は、個別の部品から組み立てられ追跡が困難な「ゴーストガン(ghost gun)」であったことが判明しています。また、このゴーストガンには拡張マガジン(装弾数を増やした弾倉)が装着されていたこと、残弾数が減っていたことが確認されています。
  • この事件で、3人が死亡し、2歳の幼児を含め7人が負傷しました。

ノース・カスケード国立公園 山火事の影響で一部閉鎖

ワシントン州のノース・カスケード国立公園では、山火事の広がりを受け、複数の区域や登山道、キャンプ地が閉鎖されています。

  • 園内で燃えているルナ・ファイアーは6月24日に発生し、7月27日時点で約125エーカーまで拡大。ルナ・クロスカントリー・ゾーンの一部やマクミラン・クリーク流域は立ち入りが禁止されています。
  • 公園内全域で、たき火や炭を使ったバーベキューも禁止されており、使えるのはガスコンロなど一部の器具に限られます。
  • ワシントン州では、他にもリトル・ジャイアント・ファイアーなど大きな山火事が相次ぎ、州全体で乾燥と高温が続いています。
  • 訪問を計画する際は、国立公園公式サイトの山火事情報ページで、最新の閉鎖状況を必ず確認してください。
  • 公式発表はノース・カスケード国立公演の公式サイトでご確認ください。

シーフェア、ウィークエンド・フェスティバルの警備を強化

7月31日(金)〜8月2日(日)に開かれるシーフェア・ウィークエンド・フェスティバルでは、警備体制が大きく強化されます。

  • 会場は全面的にフェンスで囲まれ、3か所ある入り口すべてに、武器検知システム(weapons detection system)が導入されます。
  • シアトル市警や消防、非常事態管理チームに加え、200人を超える民間警備員も配置される予定です。
  • 主催団体シーフェアは公式サイトで、警察や消防と数か月かけて準備してきた計画だと説明しています。
  • 武器や花火、麻薬やドローンなどの持ち込み禁止品も定められています。
  • 詳細は公式サイトでご確認ください。

ワシントン州西部 貝毒(麻痺性貝毒)の警告

6月から7月にかけて、ワシントン州保健局(DOH)は、フッドカナルやピュージェット・サウンドの北部・中央部など広い範囲で、二枚貝の採取を禁止しています。

  • 検出された麻痺性貝毒(Paralytic Shellfish Poison:PSP)は、州の安全基準を大きく上回る、命に関わる濃度だったことが確認されています。
  • 貝毒は加熱・冷凍・洗浄でも消滅せず、見た目やにおいで安全かどうかを見分けることもできないため、注意が必要です。
  • 禁止されているのは、あさり・かき・ムール貝・ほたてなどの二枚貝(clams, oysters, mussels, scallops, and other molluscan shellfish species)で、えびやかにの採取は対象外です。
  • 海に出る前には、州保健局の「シェルフィッシュ・セーフティー・マップ」で最新の状況を必ず確認してください。
  • 貝毒の症状は食べてから数分で出る場合があります。唇や舌、手足のしびれなどの症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診するか、911に通報しましょう。
  • 公式発表はワシントン州保健局の公式サイトでご確認ください。

シアトル学区の児童生徒の給食を無料化 シアトル市議会が投票で可決

シアトル市議会とウィルソン市長は28日、シアトル学区の公立学校に通う全児童・生徒に無償で給食を出す計画(universal free school meals)に合意しました。

  • 2026~2027年度は市の一般財源から約300万ドルを充て、早ければこの秋にも始まる見通しです。
  • あわせて、週末や長期休みに食事に困る子どもたちを支える取り組みも、今後6年間続けることが決まりました。
  •  2027〜2028年度の財源となるのは、2025年11月に有権者が承認した「家族・教育・就学前教育・約束(FEPP)税」です。当初はFEPP税の積立金を使う案が出ていましたが、市議会側は一般財源のほうが安定すると主張し、意見が分かれていました。今回、両者が歩み寄る形で決着しています。
  • 公式発表はシアトル市議会の公式サイトでご覧ください。

カナダ産ベーコン約12,036ポンドがリコール 輸入再検査未実施のため

Two bacon packages on the left labeled All Natural with sliced bacon visible inside; plastic wrap. On the right, two Top Valu uncured hardwood smoked bacon packages with blue labels and slices showing.
©︎USDA

米国農務省(USDA)の食品安全検査局(FSIS)は24日、イリノイ州ライルにあるメープルリーフ・フーズ社(Maple Leaf Foods, Inc.)がカナダから輸入した加熱用(Not Ready-To-Eat: NRTE)スモークベーコン製品、約12,036ポンドのリコールを発表しました。当該製品は、米国への輸入時に必要な輸入再検査を受けずに流通したものです。

  • リコールの対象となる商品は、2026年6月9日、6月10日、6月12日、6月13日、および6月15日に製造された冷蔵加熱用スモークベーコンです。パッケージの側面にカナダのエスタブリッシュメント番号「EST. 1」が記載され、マスターケース(外箱)に衛生証明書番号「2026-S732971612」が印字されています。
  • 当該商品は、アイダホ州、オレゴン州、およびワシントン州にある「Grocery Outlet」の配送業者および小売店へ供給されました。
  • 現時点で、これらの製品の消費に起因する体調不良や負傷の確定報告は寄せられていません。健康上の懸念がある方は、医療機関にご相談ください。該当する商品を購入した方は、絶対に消費せず、廃棄するか購入店舗へ返品してください。
  • 詳細は USDA の公式サイトを参照してください。
  • 商品名:Royale Natural Applewood Smoked ALL NATURAL Uncured Bacon Product of Canada(12オンス真空パック)
    • 賞味期限(Sell By): パッケージ側面に「SEP 01 2026」または「SEP 07 2026」と記載
  • 商品名: TOP VALU Uncured Hardwood Smoked Bacon PRODUCT OF CANADA(12オンス真空パック)
    • 賞味期限(Sell By): パッケージ側面に「SEP 01 2026」「SEP 02 2026」「SEP 04 2026」「SEP 05 2026」「SEP 07 2026」のいずれかが記載

シアトル・センター発砲事件 シアトル警察とシアトル市長が記者会見

シアトル警察のバーンズ署長とウィルソン市長は28日、事件についての初期情報を発表する合同記者会見を行いました。バーンズ署長の発表の要点を箇条書きでまとめました。

  • この事件はギャングに関連している可能性がある。事件に関与した容疑で15歳の少年が逮捕された。
  • 現場で死亡が確認された Junior Cee Niko Semo(19)は、逮捕された15歳の容疑者の仲間だったとされる。
  • 少なくとももう一人が事件に関与していると見られ、シアトル警察は行方を追っている。
  • リアルタイムのクライムセンターのカメラは事件現場付近にはないが、周辺の建物からの防犯カメラ映像などの証拠が回収されている。
  • 本件は無差別発砲事件ではなく、特定の個人・グループを標的とした事件と見られる。本捜査においては、連邦機関および州の協力機関がシアトル市警察と連携して対応している。
  • 事件現場から3丁の銃器と、2つの異なる口径の薬莢が計14発回収された。
  • 15歳の少年から回収されたとされる「ゴーストガン」は、ポリマー80(Polymer80)9mmで、33発容量の拡張マガジンが装着されており、回収時には19発が残っていた。また、標準マガジンが装着された9mm拳銃(※使用されていないと見られている)も押収されたほか、27日のフードトラック(屋台)撤去作業の際にグロック(Glock)モデル45 9mmを回収しました。このグロックには、フルオート(全自動)に改造するスイッチが取り付けられていました。
  • 弾道検査の結果はまだ出ていないが、捜査当局はグロックとゴーストガンの2丁が発砲に使用されたとみている。
  • ゴーストガンは、ライセンスを持つ製造業者以外の人物によって組み立てられたもので、通常は刻印されているシリアルナンバーが存在しない。
  • 警察が防犯カメラ映像や目撃者の証言を含む「証拠の精査を徹底的に進めている」と述べた。警察の提供情報窓口(チップライン)には、本件に関して80件を超える情報が寄せられている。
  • 現場周辺には市が所有するCCTV(防犯カメラ)はないが、捜査当局は利用可能な民間等の防犯カメラ映像の確認を進めている。
  • 捜査は現在も継続中。シアトル警察は、夏の間を通じて大規模イベント等の警備を増員して安全を強化する。
  • 事件当日にハーバービュー医療センターで銃創の治療を受けた男性が事件に関与しているかどうかは不明。シアトル警察は法的にこの男性の身元を入手することができないとし、男性に情報提供を呼びかけている。
  • ウィルソン市長は記者会見で「この事件の発生から48時間が経過する間に、CCTV(防犯カメラ)に対する見方に変化はあったか」という質問を受け、市長は
  • 市長の記者会見のリンクはこちら。バーンズ市長の記者会見のリンクはこちら

シアトル・センター発砲事件 被害者の身元が判明

シアトル・センターで26日に起きた発砲事件で亡くなった3人の被害者の身元を King County medical examiner’s office が発表しました。詳細は公式サイトでご覧ください。

  • Ashley Whitehead(56)
  • Carlos Israel Sanchez Villalba(44)
  • Junior Cee Niko Semo(19)

シアトル・センター発砲事件 センター内の複数施設は27日に休館

シアトル・センターは、26日に起きた発砲事件を受け、センター内のアーモリー(Armory)は同日から休館し、27日も閉鎖したうえで、28日に再開する予定と発表しました。

  • シアトル・センターのキャンパス自体は一部制限を設けたうえで開いていますが、29日の「ワークアウト・ウェンズデー」フィットネスクラスと、A/NTギャラリーで開催予定だった展示は中止となりました。
  • 同じ敷地内にあるパシフィック・サイエンス・センターシアトル・チルドレンズ・ミュージアムも、27日は休館としています。
  • シアトル・センターを訪れる予定がある人は、施設ごとの最新情報を事前に確認しておくと安心です。

シアトル・センターで発砲事件 3人死亡、4人負傷

7月26日午後6時ごろ、フェスティバル「バイト・オブ・シアトル」の会場となっていたシアトル・センターで発砲事件が発生しました。

  • シアトル警察によると、フェスティバルの警備のためシアトル・センター内にいた警察官が発砲音を聞き、現場に急行、少年(15)を容疑者として逮捕しました。男はシアトル市警察本部に移送され、事情聴取を受けています。
  • KUOW などの報道によると、容疑者として逮捕された少年と、現場で死亡した1人が、「少なくとも他に1人の身元不明の容疑者」との間で銃撃戦になったとみられています。
  • 死亡したのは、19歳の男性、44歳の男性、56歳の女性の3人で、うち2人は現場で死亡が確認され、3人目は搬送先のハーバービュー医療センターで死亡しました。
  • また、幼児1人を含む、さらに4人が病院に搬送されましたが、27日早朝の時点で、全員が容体は安定しています。
  • 警察は、市民に対する危険が続いているとは考えていないとしています。捜査当局は、事件に関与した別の人物の行方を追っています。
  • 殺人課および銃器犯罪削減課の刑事が捜査中です。情報提供は、シアトル市警察の情報提供窓口(206-233-5000)まで。
  • このイベントは長年にわたり開催されている恒例のフェスティバルで、シアトル・センターによると参加者は約28万人にのぼります。
  • 最新情報はシアトル警察シアトル・タイムズの情報などを参考にしてください。

8月4日はワシントン州予備選挙 郵便投票の要点まとめ

ワシントン州の予備選挙(Primary Election)は、8月4日が投開票日です。全政党の候補者が予備選挙の投票用紙に掲載され、最多得票の2名が政党に関係なく11月の本選挙に進む「Top-Two Primary」という方式が採られています。ワシントン州は2004年に、州全体および州議会選挙でこの方式を採用した初めての州です。詳細は下記の記事でご覧ください。

シアトルの住宅市場、在庫増加も価格は横ばい 需給バランス改善へ

シアトル都市圏を含むワシントン州西部の住宅市場で、在庫の増加と価格の横ばいが同時に進んでいます。

  • 北西部複数物件登録サービス(NWMLS)が発表した2026年6月のデータは、以下の通りです。
    • 住宅とコンドミニアムの成約価格の中央値:65万ドル(5月から横ばい、前年同月比3.0%減)
    • 売り出し中の物件数:2万3,088件(前年同月比16.4%増、前月比約8.0%増)
    • 成約件数:6,847件(前年同月比2.3%増、前月比10.2%増)
    • 新規登録件数:1万1,617件(前年同月比約6.0%増)
    • キング郡の成約価格の中央値:88万9,000ドル(前月比1.6%増、前年同月比2.7%減)
  • 物件数が16.4%増える一方、価格は横ばいから微減にとどまっています。NWMLSはこの状況を「より均衡のとれた市場」と説明しており、これまでの物件不足で価格が上がり続ける状況から、選択肢が増え、価格が落ち着く方向へ市場が変化しつつあると見られます。成約件数も前年同月比2.3%増と伸びており、物件が増える中でも取引自体は活発に続いていると言えそうです。
  • キング郡の成約価格の中央値は88万9,000ドルで、NWMLS圏域全体の65万ドルより高い水準です。前月比では1.6%上昇していますが、前年同月比では2.7%下落しており、シアトル市内は周辺郡より高い価格水準を維持しつつも、下落の兆しも見られます。
  • 移住や住み替えを検討している人にとっては、物件を比較・検討する時間的な余裕が生まれつつある時期と言えそうです。
  • 詳細は北西部複数物件登録サービス(NWMLS)の公式サイト参照。
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