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シアトルの注目ニュース&話題:2026年7月20日(月)〜7月24日(金)

Sailboat on calm water with Seattle skyline and Space Needle in the distance under a cloudy sky.
Image by Andrea Spallanzani from Pixabay
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目次

キング郡の求人動向、テックから現場仕事へ AI需要は増加

公共ラジオNPR系列のKUOWが、シアトル・キング郡ワークフォース開発協議会(WDC)がまとめたキング郡限定のデータから、「テック業界に代わって医療や現場のサービス業が雇用の伸びを支えている」と報じています。

WDCが5月時点でまとめたデータは、以下の通りです。

・労働力人口:132万3,333人
・就業者数:129万7,914人
・失業者数:6万4,419人
・失業率:4.7%
・求人数:6万8,932件(4月〜5月)
・求人が多い上位20の職種のうち、12件がバリスタや医療助手、トラック運転手といった現場の仕事
・求人で伸びが最も大きいスキル:人工知能(前年比204%増)
・2026年に入ってからの人員削減:7,453人(うち情報産業が5,481人、約4分の3を占める)

求人の件数では現場の仕事が中心である一方、求人票に記載される要求スキルとしては、人工知能への需要が前年比204%増と最も伸びています。

6月のワシントン州の失業率は5.2% 前月から横ばい、昨年同月から0.7%増

ワシントン州雇用保障局(ESD)が発表した6月の統計によると、6月の失業率は5.2%で、前月の5月から横ばいですが、前年同月から0.7%上昇しています。非農業部門の雇用者数は、前月から5,400人増加しました。

ワシントン州雇用保障局(ESD)が発表した6月の統計は、以下の通りです。

・失業率:5.2%(前月の5月から横ばい)
・非農業部門の雇用者数:前月から5,400人増
・政府部門:4,000人増
・レジャー・接客業:3,200人増
・医療・教育分野:1,600人増
・テック業界を含む情報産業:増加した業種には含まれず

ワシントン州スーシア島付近で水上飛行機が緊急着水 全員無事救出

米国沿岸警備隊は24日、米海軍、カナダおよび地元の関係機関とともに、23日にスーシア島のシャロー・ベイで発生した水上飛行機の緊急着水に対応したと発表しました。公式発表の要点をまとめました。

  • 沿岸警備隊ピュージェット・サウンド管区は午後5時25分に第一報を受け、直ちに捜索救助部隊を出動。同機には乗客10人、パイロット1人が搭乗しており、合計11人全員が無事であることが確認されています。
  • 負傷した乗客数名は、フライデー・ハーバー、スカジット郡、ベリンハムの各病院へ搬送されました。
  • 同機は緊急着水後に出火し、現在スーシア島の岩場に乗り上げた状態にあります。沿岸警備隊の環境対応担当者に連絡が行われ、関係機関と連携して環境への影響を評価しています。
  • 国家運輸安全委員会(NTSB)と連邦航空局(FAA)が、緊急着水と出火の原因について調査を行っています。
  • が進められています。
  • 詳細は公式発表をご確認ください。

シアトル・シーホークス、トレーニング・キャンプを一般公開

7月25日から8月13日まで、NFL の前年王者シアトル・シーホークスの夏季トレーニングキャンプが一般公開されています。毎年恒例のイベントですが、今年は “Team Period” と呼ばれる時間帯は写真や動画の撮影はできないなどの規則の変更があります。

  • 誰でも見学できますが、事前に有料でチケットを購入する必要があります。
  • 会場はレントンのトレーニング施設。駐車場はなく、The Landing in Renton から無料シャトルでのみアクセスできます。
  • 詳細・チケット購入は公式サイト参照。

Clarify社、サンフランシスコのSeam AIを買収

シアトルを拠点とするAIスタートアップのClarify社が、サンフランシスコを拠点とするSeam AI社を買収したと発表しました

  • Clarify社はセールスフォースをはじめとするCRM大手に対抗するAI企業で、これまでに2,200万ドル以上を調達しています。
  • Seam AI社は、資金調達や採用動向、企業のウェブサイトの動き、幹部の異動など、営業活動に役立つ情報をウェブ上から検知する技術を持っています。
  • GeekWire によると、Clarify社は今回の買収で得た技術を「Clarify Signals」という新製品に組み込み、年内の提供開始を目指すとしています。今回の買収はClarify社にとって初めての企業買収となりました。

ワシントン州西部の広範囲に高温注意報(Heat Advisory)

ワシントン州西部に、7月21日から7月22日まで高温注意報が出ています。アメリカ国立気象局が発表する「Heat Advisory」にあたるもので、命に関わるおそれのある暑さの際に出される「高温警報」よりは一段階低い、注意を呼びかける段階です。

  • 国立気象局によると、シアトルやベルビュー周辺では最高気温がおよそ90°F台前半(32〜34℃)まで上がり、オリンピアやチェハリス・バレーではおよそ90°F台半ば(34〜36℃)に達する見込みです。
  • 夜間も気温が60°F前後(16〜18℃)までしか下がらず、この地域の基準では寝苦しい夜が続くとみられています。この夏いちばんの暑さになるとの予測もあります。
  • もともとシアトルは太平洋からの涼風にめぐまれ、真夏日は年に数回ほどしかありません。だからこそ、暑さに慣れていない住民は体調を崩しやすいので注意が必要です。
  • 日本の気象庁の基準では、最高気温が25℃(77°F)以上になる日を「夏日」、30℃(86°F)以上になる日を「真夏日」、35℃(95°F)以上になる日を「猛暑日」と呼びますが、今回のシアトルの気温は「真夏日」「猛暑日」にあたります。

元連邦検事ロジャー・ロゴフ氏、連邦政府を提訴

ワシントン州西部地区の元連邦検事ロジャー・ロゴフ氏が、自らの解任を不服とし、連邦政府を提訴しました。ロゴフ氏は地区の連邦判事団から満場一致で選ばれ、7月15日に就任しました。ところが宣誓からおよそ1時間後、大統領の命令により解任されたことが発表されました。

  • ロゴフ氏はもともと州の裁判官や連邦検事の職を長く務めてきた法律家で、地元でも信頼が厚い人物でした。宣誓のあと、前任者への引き継ぎを待つ間に解任の知らせを受けたと KOMOCNN が報じています。
  • 連邦検事は本来、大統領の指名と上院の承認を経て就く役職ですが、空席が長引いた場合は、司法長官による暫定任命を経て判事団が後任を選べる仕組みがあります。ロゴフ氏の任命はこの規定に沿ったものでした。
  • 同様に判事団が任命した検事の解任は各地で相次いでいますが、裁判で争うのはロゴフ氏が初めてとみられます。今後の司法省の人事にも関わるだけに、裁判所の判断が注目されます。
  • 政権側は判事団が事前に協議しなかったことを理由に解任を進めたとされています。

マウント・レーニア国立公園 山火事の煙で大気の状態が悪化する可能性

マウント・レーニア国立公園は20日、「山火事による煙の影響で、今後数日間、公園内でかすみ(haze)が見られる可能性がある。気温が上昇が加わることで、煙による大気の危険性や不快感がさらに強まることがある」と注意を呼びかけています。

シアトル消防、ドローン導入を提案 意見受付は813日まで

シアトル消防局は、火災や救助の現場で使う小型ドローンを最大3機まで新たに導入する案を発表しました。名称はERAT(The Emergency Response Aerial Technology)で、建物火災や山火事、水難救助、大規模な事故現場など、上空からの視点が安全確保や救助の成功率向上につながる場面での活用を想定しています。

  • 映像は現場の消防隊員だけが見る仕組みで、記録も残しません。
  • この計画は市の監視技術に関する条例に基づき、住民の意見を聞く手続きが必要です。意見の受付は8月13日まで、説明会は7月22日(水)を含め計4回開かれます。
  • 詳しくは市の公式サイトをご確認ください。

学区の3分の1が携帯電話ルールなし 州は終日禁止を検討

ワシントン州の260の公立学校区のうち、およそ3分の1にあたる学区が携帯電話の使用を制限するルールを導入していないことが、州のアンケートでわかりました。州教育長のクリス・レイクダル氏は、すべての学区で終日使用を禁じるルールの導入を訴えています。

  • すでにルールがある学区でも、授業中だけ制限するなど内容にばらつきがあり、効果を十分に発揮できていないとみられます。
  • 今年の州議会では全面禁止までは至らず、教育局に実態調査と対応策の検討を求める法律の成立にとどまりました。
  • ファーガソン州知事も携帯電話の終日禁止を優先課題に掲げており、9月15日をめどに具体案を示す予定です。実施は2027年9月からとなる見通しです。

カイザー・キャニオン・ファイヤー、62千エーカー超 鎮火率0パーセント

ワシントン州東部のオカノガン郡で16日朝に落雷によって発生したカイザー・キャニオン・ファイヤー(Kaiser Canyon Fire)は、乾燥と強風によって数日で急拡大。6万2千エーカーを超えて燃え広がり、鎮火のめどは立っていません。

  • 19日夜の時点で焼失面積は62,872エーカーに達し、鎮火率は0パーセントのままです。
  • オカノガン郡のコルヴィル・インディアン・リザベーションにある町ネスぺレム(Nespelem)には即時避難命令(レベル3:Go Now)が出され、およそ500人の人員が消火にあたっています。
  • 赤十字は複数の避難所を開設し、家を失った住民への支援も始めました。
  • 被災者を支援したい場合は、赤十字への寄付が呼びかけられています。最新の避難情報はコルビル部族の公式サイトオカノガン郡の公式サイトで確認できます。
  • ワシントン州では現在、複数の山火事が続いています。AirNow.com などで現在の状況が確認できます。
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