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トルコ風のジェラートが味わえる店『Fainting Goat Gelato』

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ゴート・ミルクのジェラートを持つヤルチンさん

トルコ人夫婦がウォーリングフォードに2009年にオープンしたジェラート専門店。もともとトルコで “ドンドルマ” と呼ばれるトルコ風アイスクリームの専門店を経営していたが、ヘルシーで現代人の好みに合っているという理由からジェラートに目をつけ、夫のヤルチン・アタマンさんがカリフォルニア州の大学でジェラートについて学んだという。「アイスクリームは混ぜるだけですが、ジェラートは作る過程が複雑なので、もっと時間がかかります。でもアイスクリーム作りの経験があったので、覚えるのは早かったですよ」。

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手前の青いジェラートはブルー・エンジェルズをイメージしたそう

店頭には18種類が並ぶが、そのうち数種類は動物性食品の入っていないソルベなので、ビーガンの人でも安心して食べられる。サイズは1スクープ(3ドル)、2スクープ(4.5ドル)、3スクープ(5.50ドル)の3種類(コーンはプラス0.25ドル、手作りのワッフルコーンはプラス1ドル)。乳製品はワシントン州リンデン市にある Fresh Breeze Organic Dairy のものを使用しており、キャラメルなどのソースは自家製だ。果物もなるべくオーガニックのものを地元で仕入れるようにしている。祝日や季節行事などと関連させた遊び心のあるジェラートもあり、子供を中心に人気を集めているという。

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黒板に書かれたメニュー

そんな同店の看板ジェラートは、店名と同じ “フェインティング・ゴート・ジェラート”。ゴート・ミルクを使ったジェラートが味わえるのはシアトルでは同店のみだが、ゴート・ミルク独特の酸味と臭みがあるので、気になる人はオーダーする前にテイスティングさせてもらうのがおすすめ。「トルコやギリシャなど、地中海沿岸の国々ではゴート・ミルクが古代から食事やデザートに使われているので、私たちにとってはとても馴染みのあるもの。トルコ風アイスクリームもゴート・ミルクを使っています」と語るヤルチンさんならではのアイデアだ。ドリンク・メニューにはターキッシュ・コーヒー(3ドル)もあるので、ぜひトルコの雰囲気を楽しんでみよう。

Fainting Goat Gelato
フェインティング・ゴート・ジェラート
エリア ウォーリングフォード
住所 1903 North 45th Street, Seattle (地図
電話 (206) 327-9459
公式サイト faintinggoatseattle.blogspot.com

掲載:2010年8月

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