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山火事の煙によるシアトルの大気汚染が改善の方向へ

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2年ぶりに山火事の煙による大気汚染に見舞われたシアトル。11日は世界ワースト1位のレベルまで AQI が悪化したものの(参考:IQAir)、観測史上最悪の大気汚染を経験した2020年9月ほどにはならず、12日には改善の兆しが見えるようになりました。

12日正午の時点で、ワシントン州の大部分、主にカスケード山脈東部に大気質に関する警報(air quality alert)が出されていますが、AQI は許容範囲(moderate)の77まで改善しています。

NWS の12日の発表によると、12日から9月19日まで、海からの低気圧の影響でワシントン州西部全域で大気の状態がおおむね改善し、当面の間、過去数ヶ月よりおおむね気温が低くなり雨が増える、季節的な状況が予想されています。気温は9月中旬としては平年並みで、毎日少なくとも10~20%の確率で小雨が降り、週末には降水確率が上がるとのことです。

一方、ワシントン州東部では大気質が有害な状態が続いています。14日午後1時まで複数の郡に大気質に関する警報(air quality alert)が出されており、引き続き警戒が必要です。

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