ワシントン州西部各地で停電被害
10月1日から23日までのシアトルの降水量は1.06インチ(約27ミリ)だったのに対し、24日は15時間で1.04インチ(約26ミリ)の降水量が観測されました。1日で1インチを超える降雨は2023年12月5日の2.39インチ(約61ミリ)以来。グレイズ・ハーバー郡では強風が観測され、太平洋岸のウェストポートでは午後7時30分に最大瞬間風速71マイル(約114km/h)、ホキアムでは77マイル(約124km/h)を記録。各地で停電も発生しており、PSEでは数百戸、シアトルシティライトではショアラインで約3170戸が停電しましたが、午後4時すぎに復旧しました。強風はピュージェット・サウンド周辺にも広がる見込みで、25日9時から午前3時ごろにかけて35〜55マイル(約56〜88km/h)の突風が予想されています。強風による倒木や停電に引き続き注意が必要です。

ファーガソン州知事、違法関税阻止の訴訟を支持する法廷助言書を提出
ワシントン州のボブ・ファーガソン州知事は、トランプ政権による違法な関税を阻止するための訴訟を支持する法廷助言書(アミカス・ブリーフ)を米連邦最高裁に提出しました。詳細はワシントン州の公式サイトでご覧ください。
- ファーガソン知事は、トランプ大統領による「違法な関税と権力分立の軽視」による影響を受けているとする27の公的・民間パートナーによる連合を率いています。
- 消費者負担の増加、サプライチェーンの混乱、産業界の収益減少などが明記されています。
- また、世界・国内貿易の中心地であるワシントン州が不均衡な影響を受けていると主張しています。特に、関税がこのまま維持された場合、2029年までにワシントン州は3万2000人の雇用を失い、81億ドルの売上損失を被ると予測されています。
- ファーガソン州知事は今年5月にも、トランプ前大統領の4つの大統領令に対する多州共同訴訟を支持するブリーフを提出しました。
- 連邦国際貿易裁判所と連邦巡回区控訴裁判所はいずれも、トランプ関税を違法と判断していますが、最高裁の判断が下るまで関税は有効なままです。
クレエラム付近のI-90西行きが再開 大型車両による高架橋衝突事故で損傷
10月21日に Cle Elum(クレエラム)の I-90西行きの出口80(Exit 80)付近で大型車両が高架橋に衝突して通行止めとなっていた件で、ワシントン州運輸局が不眠不休で撤去作業を行い、24日に再開しました。事故原因についてはワシントン州警備隊(WSP)が調査中。
ワシントン州西部の広い範囲に強風注意報
10月25日から26日にかけて、ワシントン州西部の広い範囲に強風注意報(wind advisory)が出されています。停電に備えておくに越したことはなさそうです。また、カスケード山脈には25日から26日にかけて冬季天候注意報(winter weather advisory)が出されています。カスケード山脈の峠を通る場合は、雪が激しく降る可能性があるので注意してください。

アラスカ航空でIT障害が発生 フライト再開も400便以上が欠航
10月23日午後にシアトル・タコマ国際空港をハブ空港とするアラスカ航空でIT障害が発生した影響で、24日午後1時までに400便以上が欠航したことが、同航空の発表でわかりました。同航空は今回のIT障害に伴い、対象期間内の予約について追加料金なしで変更できるフレキシブル・トラベルポリシーを適用しています。なお、25日には平常通りに戻ったと発表されています。詳細は同航空の公式サイト参照。
対象期間は以下のとおりです:
- 購入日:2025年10月23日(木)以前
- 当初の旅行日:2025年10月23日(木)〜10月24日(金)
- 振替可能な新しい旅行日:2025年10月23日(木)〜10月27日(月)
マウント・レーニア国立公園で嵐接近 10月24日から夜間ゲート閉鎖開始 SR410・SR123も今季閉鎖へ
10月24日から26日にかけて、標高3,000フィート(約914メートル)付近まで最大3フィート(約90センチ)の降雪をもたらす嵐が予想されています。これを受けて、マウント・レーニア国立公園ではロングマイヤー(Longmire)での夜間ゲート閉鎖を10月24日午後4時に開始します。

キング郡で mpox(エムポックス)の感染が増加
キング郡を含むピュージェット湾地域で、mpox(エムポックス)の感染が増加しています。公衆衛生当局は、対象となる人々に2回接種の mpox ワクチン投与を受けるよう呼びかけています。2025年9月、キング郡では45件の新規感染が報告されました。これは、2022年の最初のmpox流行以来、1か月あたりで最も多い件数です。シカゴ、サンフランシスコ、ニューヨークなどでも感染者数の増加が報告されています。2022年当時は1か月に200件近い感染が報告されていたため、現在の件数はそれより少ないものの、この増加傾向はリスクのある人がワクチンを接種する必要性を示しています。
同局によると、mpox vaccine(製品名:JYNNEOS)を2回接種することで、多くの感染を防ぐことができ、感染した場合でも重症化を防ぐ効果があります。最大限の効果が出るまでには、2回目の接種から約2週間かかります。詳細はキング郡公式サイトでご確認ください。
「ダブス対ジャクソン」判決後、遠隔医療による中絶申請が倍増 UW Medicineの研究でアクセス格差が明確に
UW Medicine の研究で、「ダブス対ジャクソン」(Dobbs v. Jackson Women’s Health Organization)判決後、遠隔医療を利用した薬による中絶(medication abortion)の申請が倍増したことが明らかになりました。ニュースリリースによると、10月20日付で JAMA Network Open に発表されたこの研究では2021年11月〜2023年2月に遠隔治療(telehealth)での薬による中絶申請約1万6,000件の申請を分析し、クリニックから最も遠い地域の人が判決前後とも申請率が高く、100マイル(160km)離れると申請率が判決前は13%高く、判決後も8%高くなっていることがわかりました。
ダブス判決は1973年の「ロウ対ウェイド判決」を覆し、中絶の可否を州ごとの判断に委ねたもので、全米で中絶や女性の医療へのアクセス格差が拡大しています。中絶を全面的または大幅に禁止している州では、多くの人が中絶が合法な州へ移動して医療を受けていることがわかっています。例として、テキサス州やアイダホ州の人たちが、中絶が合法のワシントン州やオレゴン州などへ移動するケースが増加していますが、経済的負担・移動時間・育児や仕事の都合といった障壁が大きいのが現実です。そのため、遠隔医療(telehealth)で薬による中絶を受けるケースが多くなっています。

カナダのBC州ビクトリアの北でM2.9の地震を観測
10月21日午前5時30分08秒(PDT)にカナダのブリティッシュ・コロンビア州ビクトリアの北37.3km(バンクーバーの南西46.3km)でM2.9の地震が観測されたと PNSN が発表しました。震源の位置は北緯 48.761度、西経 123.352度、震源の深さは12.41km。津波の心配はありません。
PRELIM Earthquake: M3.1, 37.5 km N from Victoria, BC at 2025/10/21 05:30 PDT https://t.co/jWK8l0YFOm
— PNSN (@PNSN1) October 21, 2025
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ワシントン州で一般選挙の投票が始まる
2025年11月4日の一般選挙に向け、ワシントン州の有権者全員に投票用紙が郵送されました。今回の選挙では州憲法改正案や地域の公職・住民投票案件が対象です。詳細はワシントン州の公式サイトでご覧ください。
- ワシントン州民による投票は郵送、公設の回収箱、郡の投票センターで可能です。
- 締切は11月4日(火)午後8時。
- 郵送は当日の消印が必要で、10月28日以降は郵送以外の方法が推奨されています。
- 有権者登録は10月27日までオンライン・郵送で、当日午後8時まで対面で受け付け。
- 投票状況の確認やSMS通知登録はVoteWA.govで可能です。

SR 167の新しい有料車線ルールが10月20日から施行|カープールはFlex Passが必須に
シアトル近郊のレントンからオーバーン、サムナー方面を南北に結ぶ交通の大動脈 SR167で、10月20日から新しい有料車線ルールが施行されました。SR167は通勤や物流で利用者が多く、渋滞が頻発する州道として知られています。詳細はワシントン州運輸局の公式サイト参照。
- カープール(2人以上)で無料通行するには Good To Go! アカウントと Flex Pass(HOVモード)設定が必須に。モーターサイクル(オートバイ)も Motorcycle pass が必要です。
- Flex Passがない場合は人数に関係なく料金が発生。無料配布キャンペーンあり(GoodToGo167.com)。
- 新たに「Pay By Mail」に対応し、パスがなくても走行可能。ナンバープレートを撮影し、後日請求。
- 料金表示が3ゾーン制に変更。入口で確認した出口ゾーンの料金を固定で支払い。
- 料金は1〜15ドルで、移動距離に応じて課金。
- 一部区間では有料車線(HOTレーン/Express Toll Lanes)が導入されており、料金を支払うことでよりスムーズに走行できる仕組み。

マリナーズ、運命の第7戦で無念の惜敗 悲願のワールドシリーズ初出場ならず
10月20日にトロントで行われたア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦で、トロント・ブルージェイズがシアトル・マリナーズを4-3で下し、32年ぶりのア・リーグ優勝を果たしました。ブルージェイズは10月24日からのワールドシリーズでロサンゼルス・ドジャースと対戦します
一方のシアトル・マリナーズは、1977年の球団創設から48年目となる今シーズン、悲願のワールドシリーズ初出場にあと一歩届きませんでした。

AWSで大規模障害が発生 多数の主要サイトやサービスがダウン
10月20日未明、Amazon Web Services(AWS)のバージニア北部(US-EAST-1)で発生した内部システム障害により、多数の主要サイトやサービスがダウンしました。AWSの発表によると、原因はネットワークロードバランサーの健全性を監視する内部サブシステムの不具合で、米国太平洋時間 午前0時過ぎ(PT)に発生。午前8時43分(PT)には原因が特定されました。この影響で、多くのサービスが一時停止・不安定になりました。DownDetector でも確認された障害の一例は次のとおりです。
🔸障害例
・ChatGPT
・Facebook、Snapchat、Coinbase、Amazon 本体でアクセス障害
・Venmo や Robinhood などの金融アプリで接続エラー
・Roblox、Fortnite などのゲームでサーバー接続不可
・Signal や Slack、Canva でも不具合
・ラガーディア空港のチェックイン端末がダウンし、長蛇の列が発生
シアトル・サウンダーズの第5シード確定 MLSプレーオフ初戦はミネソタとのアウェー戦に
シアトル・サウンダーズ FCは10月18日にニューヨークシティ FC に勝利し、すでに決定していた2025年のMLS Cup プレーオフ出場に加えて、ウエスタン・カンファレンス第5シードが確定しました。これにより、サウンダーズは10月27日の1回戦で第4シードのミネソタ・ユナイテッド FCと対戦します。プレーオフ1回戦は3試合制(Best-of-3)で、2勝したチームが次のラウンドへ進出します。第1戦と第3戦(11月8日)はミネソタでのアウェー戦、第2戦は11月3日に本拠地のルーメン・フィールドで開催されます。詳細は公式サイト参照。


