ワシントン州で麻疹(はしか)への懸念が拡大 2026年の全米感染者は1,100人を突破
ワシントン州保健局(DOH)は、今年に入ってから州内4つの郡で計26人の麻疹感染者を確認したと発表しました。ニュースリリースによると、1月16日時点で1つの郡から報告されていた3人の症例から大幅な増加となります。
- 2026年最初の2ヶ月間で報告された26件の症例は、2025年1年間の全州報告数(12件)のすでに2倍以上です。今年の症例の半数以上は、3人以上の関連性がある「アウトブレイク(集団感染)」に関連しています。詳細はワシントン州保健局の公式サイト参照。
- 対照的に、2025年には麻疹のアウトブレイクは報告されていませんでした。
- CDCによると、今年の全米の麻疹感染者数は1,100人以上。この増加は、2000年に米国で麻疹の排除(eliminated)が宣言された疾患の再流行を反映しています。
- ワシントン州で今年報告された症例の約80%は子どもで、その内訳は5〜17歳が16人、5歳未満が4人。確認された症例の地域別内訳は、スノホミッシュ郡(14件)、クラーク郡(8件)、スティーブンス郡(3件)、キティタス郡(1件)となっています。全ての感染者は、ワクチン未接種(24件)、または接種歴不明(2件)。
- ワシントン州保健局は MMR ワクチンを受けて感染予防するよう呼びかけています。
スターバックス、本社機能の一部をテネシー州ナッシュビルへ移転
スターバックスは4日、北米事業の拡大に向けて本社機能の一部をテネシー州ナッシュビルに移転すると発表しました。
- Wall Street Journal によると、新オフィスは2026年中に開設され、主に北米のサプライチェーン関連部門が配置される予定。
- シアトル本社は引き続き同社のグローバルおよび北米の本拠地として維持されますが、シアトル勤務の一部社員にはナッシュビルへの移転が提示されます。
- ナッシュビル拠点は調達や物流などの業務を集約し、米国南部での事業拡大や店舗増加に対応する体制強化が狙いとされています。

ライトレール「2 Line」、電気系統の障害で一時運行停止に
サウンドトランジットが運行するライトレールの「2 Line」で3日早朝に電気系統の障害が発生。サウス・ベルビューとスプリングヒル・ディストリクト間の運行が停止しました。
- 4日午前5時台には「2 Line」が復旧したとの発表がありました。
- この影響で、運休した区間ではシャトルが運行されました。
- 「2 Line」の運行が長時間にわたって完全に中断された場合、サウンド・トランジットは影響を受ける区間にシャトルバスを配備します。詳細はこちら。
- なお、「2 Line」がリンウッドシティセンター駅とインターナショナル・ディストリクト駅間で行っていた試験運転も3日から中止されていましたが、4日午後2時に再開しました。
- シアトル・タコマ国際空港を結ぶ路線は「1 Line」なので、今回の影響は受けていません。

ワシントン州東部で「マンモスの骨」発掘現場ツアー チケット販売開始
ワシントン州東部のケネウィック近郊にある「コヨーテ・キャニオン・マンモス・サイト(Coyote Canyon Mammoth Site)」で、2026年シーズンの見学ツアー予約が開始されています。
- ワシントン州ケネウィックの南西に位置するホース・ヘブン・ヒルズで、約17,500年前の氷河期時代のコロンビアマンモスの骨が実際に発掘されている現場を間近で見学できます。
- ボランティア団体「MCBONES」が運営しており、ラボ(研究室)での標本見学と、実際の発掘エリアのガイドツアーがセットになっています。
- ツアー日程は例年4月から10月。月に数回開催されます。
- 3月1日から一般予約の受付が始まっており、非常に人気が高いため、早めの予約が推奨されています。
- 詳細・チケット購入は公式サイトで。
ワシントン州フェリー限定のオリジナルIPAが登場
ワシントン州フェリーが、就航75周年と、今夏シアトルで開催されるFIFAワールドカップを記念して、初の公式クラフトビールを販売開始しました。
- このビールの名称は 「From Farms to Ferries IPA」。
- 製造しているのはヤキマの人気ブルワリー「Bale Breaker Brewing」。現在、州内の各航路の船内で16オンス(約473ml)缶が販売されています。1缶 8.75ドル。
- 5月下旬から6月上旬にかけて、フェリー船内およびブルワリーのタップルーム限定で、第2弾となる「ドラフト(生ビール)」も登場する予定です。
- 販売ライセンスの関係上、船内での飲酒のみに限られており、持ち帰ることはできません。

カナダ・ブリティッシュコロンビア州、2026年から通年でデイライト・セービング・タイムに
カナダのブリティッシュ・コロンビア州政府は2日、春と秋に行ってきた時間の変更をやめ、1年中デイライト・セービング・タイム(サマータイム/夏時間)を続けると発表しました。州首相によると、今月8日(日)に時間を1時間進めるのが最後の変更となり、その後は年間を通してデイライト・セービング・タイム(UTC−7)のままになります。
- ニュースリリースによると、この制度は2019年に法律が整えられ、住民アンケートでは約93%が時計変更の廃止に賛成していました。
- 州政府は、時間が変わらなくなることで生活リズムが安定し、家族や企業への負担が減ること、交通事故の減少なども期待できると説明しています。
- これにより、アメリカのワシントン州・オレゴン州・カリフォルニア州は、デイライト・セービング・タイム期間中(11月第1日曜日から3月第2日曜日)の時刻は、標準時の期間はカナダのブリティッシュ・コロンビア州より1時間遅くなります。
- ブリティッシュ・コロンビア州政府は周辺地域と連携しながら移行を進めるとしています。

ワシントン州フェリー、3月1日からカード決済に3%手数料導入 オンライン・窓口支払いが対象
ワシントン州フェリーは、3月1日、すべてのカード決済取引に対して3%の手数料を導入しました。対象となるのは、オンラインおよび各ターミナルでのカード支払いで、乗船予約の無断キャンセル料金も含まれます。詳細は公式サイト参照。
- この手数料は、オンラインおよび窓口でカード決済を処理する際に州が負担してきた費用を回収することが目的です。
- 州によると、クレジットカードやデビットカード決済には決済処理に伴うコストが発生しており、その費用を利用者負担とすることで財政的負担の軽減を図るとしています。
- 3月1日以降、対象となるカード支払いには自動的に3%が加算されます。フェリーを利用予定の方は、支払い方法によって総額が変わる点に注意が必要です。

シアトル市内最大の雇用主はワシントン大学 Amazonは2位に後退
シアトル・タイムズによると、シアトル市内最大の雇用主はワシントン大学(50,316人)であることがわかりました。これまで最大の雇用主だったアマゾンは、シアトル一極集中からベルビューやレドモンドといった近隣都市での成長にシフトしており、シアトル市内では2020年のピーク時の約6万人から、レイオフやオフィスの縮小により1万人以上減少しています。

3月の満月は皆既月食:赤く染まる「ワーム・ムーン」
3月3日は月が地球の影に完全に隠れる「皆既月食」(Total Lunar Eclipse)。月が赤銅色に染まる神秘的な満月は、英語で “Blood Moon” とも呼ばれます。これは太陽光が地球の大気を通り、赤い光だけが月を照らすことで起こる現象です。
シアトルは2日午後から雲が広がる予報が出ています。次に皆既月食が見られるのは2029年6月26日。
| 段階 | 時間(PST) | 内容 |
| 半影食の開始 | 0:44 | 月が地球の薄い影(半影)に入り始めます。 |
| 部分食の開始 | 1:50 | 月が地球の濃い影(本影)に欠け始めます。 |
| 皆既食(最大) | 3:04 | 月が完全に影に入り、赤銅色(ブラッドムーン)の満月となります。 |
| 部分食の終了 | 4:02 | 月が本影から抜け始め、再び満月の形に戻っていきます。 |
| 半影食の終了 | 5:17 – 6:23 | 完全に影から抜け、通常の満月に戻ります。 |

カスケード山脈 積雪量の少なさは記録的【3月1日NWAC発表】

3月1日時点のワシントン州主要パスの積雪データが、Northwest Avalanche Center から発表されました。今シーズンの雪の少なさが、あらためて数字で浮き彫りになっています。
- スティーブンズ・パスの積雪は39インチ(約99cm)。30年平均に対して40%という水準です。過去の3月1日の最小記録は、2005年の30インチ(約76cm)。今年はその記録まであと9インチ(約23cm)と、記録的少雪に近い状況となっています。
- スノコルミー・パスとスタンピード・パスも、いずれも平年比34〜36%と低水準。カスケード山脈の主要パスで雪不足が目立っています。
- 一方、マウント・ベーカーは平年比70%と比較的多いものの、それでも平年には届いていません。


