夏の夜空を彩るペルセウス座流星群(Perseid meteor shower)が、8月12日夜から13日未明にかけて活動のピークを迎えます。
NASA によると、ペルセウス座流星群は7月上旬から8月下旬まで見られますが、2026年のピーク時期は「新月」と重なるため、夜空を照らす月明かりの影響がありません。暗い場所では1時間に50個から100個の流れ星を肉眼で確認できる可能性があります。NASA は東部時間午後11時(太平洋時間午後8時)から YouTube でライブストリーミングを予定しています。
ペルセウス座流星群とは
ペルセウス座流星群は、約133年周期で太陽の周りを回るスウィフト・タトル彗星(Comet Swift-Tuttle)が残した氷や岩石のちりの帯を地球が通過する際に発生します。毎年7月中旬から8月下旬にかけて見られ、数ある流星群の中でも特に人気が高く、多くの天体観測ファンが注目しています。スウィフト=タトル彗星が最後に観測されたのは1992年が最後で、次に観測されるのは2125年です。
シアトルおよびワシントン州西部のおすすめ観測スポット
観測に最適な時間帯は、午後10時ごろから明け方前まで。できるだけ街明かりの少ない場所で、目が暗さに慣れるまでゆったり空を見上げるのがポイントです。正確な時間帯は Timeanddate.com などでご確認ください。
全米各地の天体観測クラブや観測イベントに参加してみるのもよさそうです。
なお、マウント・レーニア国立公園は山火事の影響を受けている可能性があるので(サンライズは立ち入り禁止となっています)、今年のリストから除外しています。また、ワシントン州東部も、残念ながら、山火事の煙で空が霞んでしまっている地域が多くなっています。
その他の天文イベント
- 明け方の惑星直列
8月12日の日の出前の空で、木星(Jupiter)、水星(Mercury)、火星(Mars)、天王星(Uranus)、土星(Saturn)、海王星(Neptune)の6つの惑星が同じ方角の空に集まります。ただし、火星と土星は肉眼でも見つけやすい一方、天王星や海王星の観察には双眼鏡や天体望遠鏡が必要です。 - 皆既日食について
同日に話題となっている皆既日食(total solar eclipse)はグリーンランド、アイスランド、ロシア北部、スペインなどで見られる現象です。東海岸の一部では部分日食が見られますが、シアトルを含むワシントン州西部では見ることができません。詳細は NASA の公式サイトなどでご覧ください。皆既日食の中継はこちら。
夜間観測における準備と注意点
街の光が届かないところで、目が慣れるのには15〜30分ほどかかるそうなので、気長に待ちましょう。夜中の気温は60°F(15℃)前後。星空観察の際は防寒対策が必要です。また、足元などを照らせるよう、懐中電灯(flashlight)を持参するか、スマートフォンの懐中電灯を利用しましょう。

