スターバックス、北米で約250店を閉店へ シアトル市内は2店
スターバックスは24日、北米の店のうち約250店を今週中に閉店すると発表しました。最高執行責任者のマイク・グラムス氏が従業員にあてた書簡で明らかにしたもので、北米にある1万8,000店あまりの約1%にあたります。
- グラムス氏の書簡によると、利用客と従業員に望む体験を安定して届けられないと判断された店や、十分な収益を上げる道筋が見えない店が選ばれています。
- 同社は閉店する店舗を公表していませんが、地元報道局 KING5は、アプリで店舗の開店時間を確認し、閉店する250店のうち6店舗はワシントン州にある店舗であることがわかったと報じました。KING5は閉店する店舗の一覧を公式サイトに掲載しています。
ダウンタウンでヘイトクライム暴行事件発生 容疑者を逮捕
シアトル市警察は、9月18日午後3時45分頃、ダウンタウンの3rd AvenueとMarion Street付近を歩いていた女性(36歳)が面識のない女から攻撃を受け、額(ひたい)に重傷を負う暴行事件が発生したと発表しました。容疑者の女(36歳)は現場から逃走したものの、警察により逮捕されました。
- 発表によると、被害者が職場近くのコンビニエンスストアへ歩いていたところ、突然、面識のない女にゴミを投げつけられました。理由を尋ねた被害者に対し、容疑者は「お前は劣等民族だ」などの差別的暴言や侮辱を浴びせ、つばを吐きかけて押し倒した上、被害者の額に噛みつき、直径約1インチ(約2.5cm)の肉片を噛み切って重傷を負わせました。被害者は病院へ搬送され、手術が必要な状態です。
- 目撃者が容疑者を追いかけ、近くにいたキング郡保安官補佐に通報したことで逮捕に至りました。
- 本件はヘイトクライムおよび重犯罪暴行罪の容疑で送検されています。
シアトル市警察の支援制度「Safe Place」
シアトル市警察は、ヘイトクライム被害者を保護するため、地域店舗と連携した「SPD Safe Place」プログラムを運用しています。標識のある協力店舗で、警察の到着まで保護を受けることができます。

グランド・イリュージョン・シネマ、ヴァーシティ・シアターへ移転
1970年にユニバーシティ・ディストリクトにオープンした映画館「グランド・イリュージョン・シネマ」が、同じエリアの「ヴァーシティ・シアター」(4329 University Way NE)に移ることを発表しました。
- 同館はボランティアだけで運営する非営利の映画館。2024年には2万人の利用者を記録しましたが、建物の賃貸契約が更新されず、2025年1月に閉館しました。その後は、市内の他の映画館を借りて上映を続けてきました。
- 移転先の「ヴァーシティ・シアター」は2026年1月に閉館した、スクリーン3つの映画館。名前は「ヴァーシティ・シアター」のままとなり、11月下旬から12月上旬の間に再開し、毎日上映が行われる予定です。
マリナーズ、今季のプレーオフ進出がなくなる レンジャースの勝利で決まる
MLB のシアトル・マリナーズは24日、今季のプレーオフに進出できないことが決まりました。同じア・リーグ西地区のテキサス・レンジャースが同日午後、ニューヨーク・メッツに3対1で勝ったためです。
- マリナーズはこの日の試合前の時点で74勝84敗でした。プレーオフに進むには、残り4試合をすべて勝ち、さらにレンジャースとヒューストン・アストロズがともに残りの試合をすべて負ける必要がありました。オールスター戦のあとは26勝35敗と負けが続いていました。
- マリナーズは2025年、24年ぶりに地区優勝を果たし、ア・リーグ優勝決定シリーズで第7戦まで戦いました。今季は地区の優勝を2年続けて果たすことが期待されていました。
- マリナーズの残りの試合は本拠地でのロサンゼルス・エンゼルスとの4試合。最終戦は9月27日(日)です。
- ア・リーグ西地区の優勝は、レンジャースとアストロズのどちらかで、公式戦が終わる9月27日(日)までに決まる見込みです。

シアトルのワールドカップ経済効果は8億8900万ドル 雇用は約2万人分

Visit Seattleは、FIFAワールドカップ26™がシアトルとキング郡にもたらした経済効果が、大会期間中の合計で8億8900万ドルだったと発表しました。
- このうち1億900万ドルは州税と地方税の税収で、住宅、社会サービス、芸術といった行政プログラムの財源になります。大会が創出した雇用は約2万人分です。
- Visit Seattle によると、試合を見に来た海外のファンが想定より多かったこと、ウォッチパーティーに参加して泊まった人が想定より多かったこと、そして米国男子代表チームの2試合目が加わったことがこの結果につながりました。
- ホスピタリティ業界では、事業者によって結果が分かれました。過去最高の1日や1週間を記録したところもあれば、売上が前の年より減ったところもありました。
- ホテルでは、この大会の影響でクルーズ船の乗客やコンベンションの参加者といった旅行客が減ったため、客室が埋まる割合(稼働率)が前の年の同じ時期を下回りました。ただ、客室料金が上がった分、ホテル全体の収入は前の年より増えています。
- 数字は、Visit Seattle が調査会社に委託して算出した推計値です。
- 開催期間は22日間で、最後の試合とウォッチパーティーが終わってから1カ月以上が過ぎたタイミングでの発表となりました。
ロングビューの製紙工場での爆発事故を受け、州議員が規制案を発表
2026年5月26日にワシントン州ロングビューにある日本製紙グループの米子会社、ニッポン・ダイナウェーブ・パッケージング(Nippon Dynawave Packaging)の工場で、約90万ガロンの白液を貯蔵するタンクが破裂し、11人が亡くなった事故を受け、地元選出のウィルソン州議員が、事故を受けた州初の立法対応として規制案を発表しました。
- OPBによると、地上式の化学タンクは州の規制対象ではなく、点検は企業の自主管理によるものとなっています。
- 8月28日、米国化学安全・有害性調査委員会(CSB)は「2025年7月の点検でタンクが「継続使用に適さない」とされたのに、10月と2月の点検でも肉厚不足が続いたまま使われていた」と発表しました。原因は調査中です。
- AP通信は、州環境局が2016年以降に同工場へ54件の違反通知を出し、4万1500ドルの罰金を科していたと報じています。
シアトルのウィルソン市長、就任後初の予算案を発表 新税なしで警察官を増員を計画
シアトルのケイティ・ウィルソン市長は22日、2027〜2028年度の予算案を市議会に提出しました。総額は91億ドルです。
- 2027年の1億7500万ドルの赤字に対し、一般会計で約5000万ドルの歳出削減を行い、新たな税収は含まれません。
- 128人分のポジションを削減し(うち113は欠員)、警察予算は5億5600万ドルで6800万ドルの増額となります。
- シェルター1000床の目標は、2027年末までに960床(費用3700万ドル)へ下方修正されました。
- 市議会は修正を加えたうえで、12月上旬までに予算を採択する予定です。詳細は市長室の公式サイトをご覧ください。
シアトル市議会、食料品の「監視型価格設定」を禁じる条例を可決
シアトル市議会は22日、大手食料品店が顧客の個人データで個別に価格を決める監視型価格設定(surveillance pricing)を禁じる条例を、7対2で可決しました。市長の署名を経て施行されます。
- 施行されれば、人種、性別、閲覧履歴、雇用状況、チャットボットとの会話などのデータで価格を変えることが禁じられ、価格を明示し、全員が同じ条件で買えるようにする必要があります。
- 対象は世界で20店舗を超える食料品店です。
- 従来のクーポンや、高齢者・退役軍人向けの明示された割引は認められます。
- Consumer Reportsは、署名されれば全米の市で初の規制になると説明しています。
- 一方、セーフウェイは、可決されればポイント制の割引を提供できなくなると述べています。
マイクロソフト、Xbox 部門で268人の追加解雇を発表
マイクロソフト(本社:レドモンド)は22日、Xbox部門で268人を解雇すると発表しました。
- 同社によると、今回の削減は2026年7月に発表された3,200人規模の人員削減計画の一環。対象となるのは、Halo Studiosをはじめとする自社スタジオや管理部門です。
- KUOW によると、この計画は現在約75%まで実行が進んでいるとされています。
- また、「Halo」の新作開発はActivisionの傘下に移管され、Rareや「Age of Empires」を手がけるWorld’s Edgeも同様にActivision傘下で再編されることも発表されています。
- 9月4日付のWARN通知でも605人分の削減(レドモンド本社493人を含む)が確認されており、今回はそれに続く追加措置です。
Tutta Bella、コロンビアシティ店とダウンタウン店を10月2日に閉店

シアトル発のナポリピザ専門店「Tutta Bella Neapolitan Pizzeria」は22日、コロンビアシティ店とダウンタウン・シアトル店(併設のロビーバーを含む)を10月2日をもって閉店すると、公式Facebookで発表しました。
- コロンビアシティ店は、創業者ジョー・フュジェール氏がナポリ滞在から帰郷した2004年に1号店として開業した、同社創業の地です。
- ユニバーシティ・ビレッジおよびカークランド・アーバンのQFC店内キオスクも、すでに閉店済みです。
- なお、同社のピザ・サラダ・パスタは、地元スーパーや会員制倉庫店、ルーメン・フィールドでは引き続き購入可能です。閉店後は、ウォーリングフォード、ベルビュー、イサクアの3店舗が営業を継続します。
Expedia、シアトル本社で58人を解雇へ ワシントン州にWARN通知
旅行予約大手Expedia, Inc.は、ワシントン州雇用保障局(ESD)に対し、シアトル本社(1111 Expedia Group Way West)の従業員58人を対象とする解雇を通知しました。通知は9月22日付でESDに受理されています。
- 解雇は2026年11月21日から12月1日の間に実施される予定で、恒久的なものとされています。
- 対象職種は、データサイエンティスト、ファイナンスマネージャー、ソフトウェア開発エンジニア、税務ディレクター、SVP(Book-to-Trip)、VP(Operations & Services)など多岐にわたります。
- 通知には「一部の解雇は、業務や職務の移転または外部委託の結果である、またはその結果につながる」と記載されています。
- 同社は今年1月にも162人を対象とする恒久解雇を行っています。対象となったのは、ソフトウェア開発、インフラ、データエンジニアリング、機械学習関連など製品・技術部門のシニア職種が中心でした。
- ワシントン州では、従業員50人以上の企業は50人以上の解雇であれば州政府に通達することが義務付けられています。
有権者情報訴訟で連邦政府が敗訴
ワシントン州西部地区連邦地方裁判所は22日、司法省がワシントン州に有権者全員の未編集個人情報(生年月日、運転免許番号、社会保障番号下4桁等)の提出を求めていた訴訟を却下しました。
- 司法省は2025年9月、ほぼ全50州にこの提出を要求しましたが、ワシントン州は州法・連邦法違反にあたるとして拒否し、編集済みリストの提供を提案していました。
- 有権者登録手続きへの影響はなく、個人情報が開示されることはなくなりました。
- 詳細は州司法長官室の発表でご覧ください。

パラマウント/ワーナー合併、12州司法長官と和解成立
12州の司法長官連合(ワシントン州含む)は21日、パラマウント・スカイダンス社とワーナー・ブラザース・ディスカバリー社の合併を巡る反トラスト訴訟で和解に達したと発表しました。
- 裁判所の承認を条件に、5年間で年間映画製作本数の最低保証(初年度から30本以上)、米国内制作投資に最低15億ドルの追加、独立系映画基金への年間500万ドル拠出、労働者保護基金4,750万ドル、ケーブル契約の分離交渉義務などが課されます。
- これが達成されなかった場合は、Miramax Studiosの売却や罰金支払いも定められています。
- 同連合は2026年7月に合併差止めを求めて提訴し、約2か月での和解となりました。
- 詳細は州司法長官室の発表でご覧ください。
SNAPの罰金を恒久的に差し止める判決
オレゴン連邦地裁は、農務省が州に低所得世帯向けの食料支援制度SNAPの運営をめぐる罰金を科すことを恒久的に差し止めました。ワシントン州を含む22州の司法長官が2025年11月に提訴し、同12月の仮差止めが恒久化された形です。
- 元難民や庇護認定者の永住権保持者に5年の待機期間は適用されないとも判断されています。
- 在住者の場合、州は罰金を科されず、永住権保持者の受給資格も維持されます。
- 詳細はワシントン州司法長官室の発表をご覧ください。

レモン風味のアルフレッドパスタをリコール リステリア菌汚染の恐れ

米食品医薬品局(FDA)は15日、Gias Foods社(ニューヨーク州)による自主回収を公表しました。対象は「bettergoods(ベターグッズ)オーセンティック・イタリアン・レモン・アルフレッド・フェットチーネ」の冷凍パスタ2ロットです。
- Gias Foods社の発表によると、今回の回収は、ワシントン州農業局とフロリダ州農業・消費者サービス局が実施した通常のサンプル検査で、リステリア菌(Listeria monocytogenes)汚染の可能性が判明したことによるものです。
- 対象商品は、22オンス(約624グラム)入りの黄色いパッケージで、UPC番号は194346442706、ロット番号はL6079CまたはL6080C、賞味期限は2027年9月19日または20日と表示されています。全米のウォルマート店舗で販売されました。
- 同社は原因調査の間、製品の出荷を停止しています。
- 現時点で健康被害の報告はありません。
- FDA によると、リステリア菌は、幼児、高齢者、免疫力が低下している人などに、重篤で時に致命的な感染症を引き起こす可能性があります。対象商品を購入した方は、食べずに購入店へ返品し、返金を受けてください。
- FDA の発表の詳細はこちら。
CDC、サイクロスポーラ症の件数集計を週次から不定期に変更
米疾病対策センター(CDC)は21日、2026年のサイクロスポーラ症(寄生虫感染症)に関する集計発表を、週次から不定期に切り替えたと発表しました。
- CDCの集計によると、2026年5月1日から8月31日までの期間に、米国内で感染したことが検査で確定した症例は1万9,883件、入院は1,064件、死者は2人(いずれもミシガン州)で、49州とワシントンDCで確認されています。前年同期の1,180件と比べ、大幅な増加となっています。
- このうち、メキシコ産アイスバーグレタス(Taylor Farms de México社)が原因とされた集団感染については、CDCが9月11日に終息を宣言しています。最終的な集計は21州で1万2,883件、入院は少なくとも570件、死者2人でした。同社は2026年7月17日に、同レタスをリコール(自主回収)しています。米食品医薬品局(FDA)は、リコール対象のレタスは市場から撤去済みとしています。
- CDCは今後、不定期に更新を行うとしています。感染件数の最終確定までには、さらに時間がかかる見込みです。
- 詳細は CDC の公式サイトでご覧ください。

シーホークス、開幕2連勝 31対7でカージナルスに快勝
シアトル・シーホークスは20日、アリゾナ・カージナルスとのアウェー戦に31対7で勝利し、開幕から2連勝としました。
- シーホークス公式サイトによると、QB ドリュー・ロック選手が2023年以来となる先発出場で好投し、ジャクソン・スミス・ンジグバ選手が3タッチダウンを記録しました。
- 次戦は9月27日(日)午前10時(PST)、ワシントン・コマンダーズ戦(アウェー)です。

サウス・シアトルで発砲 2人が死亡
9月19日 午前2時42分ごろ、シアトル市南部のレーニア・バレー地区、Martin Luther King Jr. Way South と South Graham Street の交差点で衝突事故の通報がありました。
- シアトル市警察(SPD)によると、縁石を乗り越えて停止した車両の中で銃で撃たれた男女が発見されました。消防局の救急隊が処置を行いましたが、女性は現場で死亡が確認されました。男性はハーバービュー・メディカル・センターに搬送され、当初は重体でしたが、その後死亡しました。
- シアトル市警察(SPD)の殺人課が捜査を行なっていますが、9月20日時点で容疑者は拘束されておらず、現時点で特定の容疑者の追跡は行われていません。
- 情報提供はSPD暴力犯罪情報提供ダイヤル(206-233-5000)まで。事件番号は2026-279493です。
- 発表全文はこちら。

