Known Traveler Number(KTN) は、TSA PreCheck®やGlobal Entryなどのトラステッド・トラベラー・プログラム会員に割り当てられる番号です。航空券予約時にこの番号を入力しておくことで、空港で自動的にTSA PreCheck®が適用され、混雑の少ない専用レーンを利用できます。
KTNはどこで確認できる?
TSA PreCheck®単独会員の場合
申請時に登録したプロバイダー(IDEMIA・CLEAR・Telos)のアカウントにログインするか、TSAのKTNルックアップツールで確認できます。
KTNは9〜10桁で、登録したプロバイダーによって以下の英字プレフィックスで始まります。
- TTで始まる → IDEMIAで登録
- TEで始まる → Telosで登録
- ACで始まる → CLEARで登録
Global Entry / SENTRI / NEXUS会員の場合
会員カード裏面の左上に記載されている 9桁のPASS ID がKTNとなります。通常、10・13・14・15・16・50・70・80・95・98・99 のいずれかの数字で始まります。TTPアカウント(ttp.cbp.dhs.gov)にログインしても確認できます。
※トラステッド・トラベラー・カード自体は空港の保安検査では使用できません。KTNを予約時に入力することで初めて TSA PreCheck®が有効になります。
航空券予約時の入力方法
航空会社のウェブサイトや、オンラインの予約サービスなどで航空券を予約する際、「Known Traveler Number」欄にKTNを入力します。これにより、搭乗券(ボーディングパス)に TSA PreCheck® の印字がされ、空港で自動的に専用レーンへ案内されます。
マイレージ会員のプロフィールにあらかじめKTNを登録しておくと、予約のたびに入力する手間が省けて便利です。
入力時の注意点
- KTNを正確に入力する
1文字でも間違えるとTSA PreCheck®が適用されません。 - 氏名・生年月日を完全一致させる
トラステッド・トラベラー・プログラムのプロフィールと航空券予約情報が一致していないと無効になります。ミドルネーム、ハイフン、スペルに注意しましょう。 - 予約経路に注意する
オンライン予約・旅行代理店経由・マイレージ会員プロフィールなど、登録情報と異なる経路で予約するとKTNが反映されない場合があります。 - チェックイン後に入力した場合は搭乗券を再発行する
チェックイン後にKTNを追加した場合、新しい搭乗券を発行し直す必要があります。
TSA PreCheck®の申込方法(2026年)
TSA PreCheck®は、TSAが認定した以下の3つのプロバイダから申し込めます。初回申込はオンラインで事前申請(約5分)→ 対面での生体認証登録(約10分)の流れです。
有効期間はいずれも5年間。承認後、KTNは通常3〜5営業日以内に発行されます(最大60日かかる場合あり)。
※ Chase Sapphire ReserveやAmexプラチナカードなど、一部のクレジットカードはTSA PreCheck®またはGlobal Entryの申込料金をリベートしてくれます。お持ちのカードを確認してみましょう。
よくある質問(FAQ)
KTNを入力しないとどうなりますか?
TSA PreCheck®は適用されず、通常の保安検査を通過することになります。せっかくのメリットを活かせないので、必ず入力しておきましょう。
PASS IDとKTNは同じですか?
はい。Global Entry・SENTRI・NEXUSなどトラステッド・トラベラー・プログラムの会員カード裏面左上にある9桁のPASS IDが、そのままKTNとして使用できます。すべてのCBPプログラムで共通の番号です。
KTNを忘れてしまいました。どうすれば確認できますか?
TSA PreCheck®会員はTSAのKTNルックアップツールで確認できます。どのプロバイダーで登録したか不明な場合でもこのツールを使えます。Global Entry・SENTRI・NEXUS会員はそれぞれのプログラムの公式サイトにログインして確認してください。
子どもと一緒に旅行する場合、子どものKTNも必要ですか?
17歳以下の子どもは、同行する大人がTSA PreCheck®を持っていれば、自分のKTNがなくてもTSA PreCheck®専用レーンを利用できます。ただし、以下の条件を満たす必要があります。
- 大人と子どもが同じ予約(同一の航空券)に入っていること
- 大人のボーディングパスにTSA PreCheck®の印字があること
子どもが別の予約になっている場合や、単独で旅行する場合は、子ども自身のKTNが必要です。なお、子ども自身のKTNがない場合は、予約のKTN欄は空白のままにしておきましょう(誤った番号を入れないよう注意)。
Global Entryを更新する際にもKTNは変わりますか?
変わりません。更新後もPASS IDは同じ番号が引き続き使用されます。なお、Global Entry は有効期限の1年前から更新手続きが可能で、更新申請中も既存の特典は有効です。また、条件を満たす更新申請者はビデオ通話によるリモートインタビューを自宅から受けることもできます(初回申請者は対象外)。Global Entry の詳細はこちら。
パスポートを更新した場合はどうすればいいですか?
TTPアカウントにログインしてパスポート情報を更新するだけで、Global EntryやKTNはそのまま有効です。氏名が変わる場合はCBPに別途連絡が必要です
まとめ
- KTNは、TSA PreCheck®利用のために予約時に入力する番号(TSA PreCheck®単独会員は9〜10桁、Global Entry等のPASS IDは9桁)
- TSA PreCheck®のみ会員はIDEMIA・CLEAR・Telosのいずれかで申し込む
- Global Entry / SENTRI / NEXUSはカード裏面左上のPASS IDがKTN
- 氏名・生年月日の不一致や入力ミスがあるとPreCheckが適用されないので要注意
- 17歳以下の子どもは同行する大人のPreCheckに便乗できる(同一予約の場合)
- KTNを忘れた場合はTSAのルックアップツールまたはTTPサイトで確認可能


