シアトル・サウンダースは、今週7日の本拠地センチュリーリンク・フィールドでの対コロンバス・クルー SC 戦は予定通り開催すると発表しました。
サウンダースは、センチュリーリンク・フィールドのあるキング郡で新型コロナウイルス感染が広がっていることから試合開催について懸念する声が上がっていることを認めつつ、試合ではファンの安全と安心以上に重要なことはないと述べ、「医療専門家のネットワークに加え、地域の公衆衛生当局とメジャーリーグサッカーとの継続的な対話を行っていることから、土曜日の試合は予定通り行う。サウンダース FC は水曜日にシアトル・キング郡公衆衛生局が発表した最新の勧告に従っている」と説明しています。
また、センチュリーリンク・フィールドが5日に発表したパートタイム職員の新型コロナウイルス感染については、「この人物はサウンダースの試合では勤務していない」「シアトル・キング郡公衆衛生局は来場者に対するリスクは低いと判断している」ことから、来場者が土曜日の試合に向けて追加の予防措置を取る必要はないと述べています。しかし、ハイリスクに該当する人や現在病気の人は土曜日の試合に来場しないこと、すでにチケットを購入している場合は顧客サービスに問い合わせれば交換するオプションがあること、現時点でシアトル・キング郡公衆衛生局からは、学校やその他の地域施設と同様に、スポーツイベントの日程調整の勧告は出ていないことを改めて指摘しました。
センチュリーリンク・フィールドによると、新型コロナウイルスに感染したパートタイム職員は、センチュリーリンク・フィールドで最後に勤務した2月22日には症状はなく、その後は出勤していません。地域・連邦の保健局およびプロスポーツリーグの NFL、MLS、XFL とともに、来場者と職員にとって最も安全な環境を確保する勧告とガイドラインを協議していますが、試合の前後に行う場内の消毒を強化し、ハンドサニタイザーの設置個所を増やすと同時に、職員の訓練と教育も含め、衛生対策を行っていると説明しています。
