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【NBA】ラスベガスとシアトルへの拡張を「公式検討事項」として承認、調査プロセスを開始

©︎Visit Seattle
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NBA理事会は25日、ラスベガスとシアトルにおける将来的な拡張(エクスパンション)の可能性を、リーグとして正式に調査・検討することを承認しました。これは拡張が最終決定したことを意味するものではありませんが、リーグが具体的な進出候補地を特定し、公式な評価フェーズに移行したことを示す重要な一歩です。

目次

拡張プロセスの正式始動

NBA 理事会はソーシャルメディアに下記の発表文を投稿しています。

  • 戦略的アドバイザーの起用: 投資銀行のPJTパートナーズを戦略的アドバイザーに迎え、候補地の市場性、オーナーグループの資産背景、アリーナのインフラ、および経済的影響を厳密に評価します。
  • NBA コミッショナー、アダム・シルバー氏のコメント: 「本日の投票は、これら2つの市場への拡張を検討することに対する理事会の関心を反映したもの。次のステップとして、関心を持つ関係者(入札希望者)との対話を楽しみにしている」

今回の決議により、NBAは「もし拡張するかどうか」という議論から、「特定の市場(ラスベガス・シアトル)で実現可能かどうか」を精査する実務段階へと進みます。

巨額の入札予想と今後のスケジュール(ESPN報道)

ESPNの報道によると、この調査プロセスを経て実際に拡張が決定した場合、入札額は1チームあたり70億ドルから100億ドルという記録的な規模になると予想されています。

  • 今後のステップ: 数ヶ月かけて調査を行い、年内にも拡張を最終決定するかどうかの投票が行われる見通しです。
  • ターゲット: もし承認されれば、2028-29シーズンからの参戦を目指して調整が進められます。

ワシントン州知事「ソニックス復活は最優先事項」

この決定を受け、ワシントン州のボブ・ファーガソン知事は即座に声明を発表。2008年にオクラホマシティへ移転した「スーパーソニックス」の復活へ向け、強い決意を表明しました。

「この20年間、ワシントン州民はソニックスを失った悲しみを抱き続けてきました。本日の決議は、NBAバスケットボールをホームへと連れ戻す取り組みにおける大きな節目となります。ソニックスの復活は最優先事項であり、州政府は強力なパートナーとなります」

知事は、すでにWNBAのストームやNHLのクラーケンが本拠地とするクライメット・プレッジ・アリーナの成功を挙げ、「私たちはNBAで最高のファンであることを自負している。ソニックスが戻り、再びティップオフを迎えるその場に、何千人ものファンと共に立ちたい」と付け加えました。

候補地の背景:シアトルの準備とラスベガスの勢い

シアトルのクライメット・プレッジ・アリーナ

検討対象がこの2都市に限定された背景には、既存のプロスポーツの成功があります。

  • シアトル: 2008年のソニックス移転以来、NBAチームが不在ですが、改修済みのクライメート・プレッジ・アリーナという即戦力の施設があります(NHL シアトル・クラーケン、WNBA シアトル・ストームの本拠地)。ソニックスの復活を悲願とするファンの熱気が現在も続いています。
  • ラスベガス: WNBAのエーシズが直近4年で3度の優勝を飾るなど、バスケットボール市場としての成熟が証明されており、スポーツ・エンターテインメントの聖地として有力視されています。

ファンが待ち望んだ「2028年」への一歩

現時点ではあくまで「検討の承認」であり、最終的な決定には30名のオーナー中23名以上の賛成が必要です。しかし、アダム・シルバー・コミッショナーが「次のステップとして関係者との対話を楽しみにしている」と語る通り、シアトルに NBA チームが復活する日は、かつてないほど近づいています。

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