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発泡ポリスチレンの容器が全面禁止 6月1日から

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6月1日から、ワシントン州では発泡ポリスチレン(expanded polystyrene:EPS)を使ったポータブルクーラー、皿、カップ、テイクアウト用容器などの販売・提供・配布が禁止されます。

対象となるのは、企業だけでなく、個人、団体、政府機関など。例えば、レストランなどで6月1日より前に購入したものであっても、6月1日以降は販売・提供・配布はできません。

発砲ポリスチレンでできているものは、発泡スチロール(styrofoam)だけではないので、注意が必要です。ワシントン州では、2023年6月から発泡ポリスチレンで作られた包装用ピーナッツ(梱包材)が禁止されています。

この規則に違反を繰り返す場合、250ドルの罰金が科される可能性があります。詳細はエコロジー局の公式サイトでご確認ください。

発泡ポリスチレン素材はリサイクルが困難で、コストが高いことで知られています。ワシントン州のほとんどの家庭用リサイクルプログラムでは受け入れられず、汚染物質として扱われます。また、リサイクルが容易ではないため、これらの素材は埋立地や廃棄物エネルギー施設に送られます。また、EPS素材は非常にもろく、細かく砕けやすいため、小さな破片になって風に飛ばされて環境汚染につながりかねません。

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