MENU

シアトルの注目ニュース:2024年11月18日(月)〜11月22日(金)  

  • URLをコピーしました!
もくじ

ボーイング、シアトル地域で2000人以上の解雇を発表

ボーイングがワシントン州の雇用保障局に提出した通知によると、州内で2,199人の従業員を解雇しました。このうち7人は2024年12月20日から、2,192人は2025年1月17日から解雇が開始されます。シアトル・タイムズによると、この解雇は、全体の10%、約17,000人を削減する計画の一環。エンジニア、人事、IT、事務管理、健康・安全部門など多岐にわたる職種が対象で、最も多かったのはエベレットで1,160人、次いでレントン、シアトル、タクウィラ、オーバーン、ケントとなっています。

シアトル市民のコンピュータ・数学関連の職業 収入の中央値は約15万ドル以上に

2023年の新しい国勢調査データで、コンピュータおよび数学関連の職業に従事するシアトル市民の収入の中央値は約15万7,200ドルとなったことがわかりました。シアトル・タイムズによると、2022年の推定値から約1万4000ドル増加したことになり、シアトルの職業カテゴリで中央値が15万ドルを超えたのは初めて。一方、16歳以上のシアトル市民全体の収入の中央値は約8万1100ドルで、技術職の中央値の半分強にとどまります。

2024年版 U.S.ニュースの「全米公立高校ランキング」 ワシントン州から9校が上位500校に

教育関係のランキングで知られる U.S. News & World Report が、2024年の公立高校ランキングを発表しました。ワシントン州からはレドモンド氏にある Tesla STEM High School が全米3位にランク入りしています。ワシントン州のトップ10以内の9校は全米トップ500位内にランク入りしており、そのうち8校がレドモンド、ベルビュー、マーサー・アイランド、イサクアのイーストサイドの学校となっています。

ベルビュー市が地域緊急事態を宣言 暴風被害への対応をさらに拡大

ベルビュー市のリン・ロビンソン市長は21日、11月19日から20日にかけて発生した強風による広範な被害を受け、地域緊急事態(local emergency)を宣言しました。同市のニュースリリースによると、市の作業班は、コミュニティの重要なニーズをサポートするため、重要なインフラやシステムの機能を最大限に維持するべく、24時間体制で活動しています。この緊急宣言により、市は暴風への対応を支援するための追加物資、装備、サービスを活用することが可能になります。また、道路の清掃やコミュニティ支援、設備やインフラの適切な機能の確保など、復旧活動を迅速に行うため、外部サービスプロバイダーとの契約も迅速に行えるようになります。

クリスタル・マウンテン・スキー場、11月22日(金)オープン

ワシントン州最大のスキー場、クリスタル・マウンテンが、シーズンパス保持者には11月22日(金)からオープンし、一般のチケット購入者には11月23日(土)からオープンします。

シアトル公立学区、4校閉鎖提案を撤回する可能性

KUOW によると、シアトル公立学校のブレント・ジョーンズ学区長は19日、学校の閉鎖を推奨しない可能性があると発表し、大きな方向転換を示しました。昨年9月、ジョーンズ学区長は最大21校を閉鎖する計画を公表しましたが、市民が抗議活動を続け、その後、閉鎖の対象が4校に絞られていました。現時点では、この提案を再提出するか、あるいは新しい提案を作成するかについて検討することになっています。

ワシントン州西部で60万戸以上が停電 爆弾低気圧で

ワシントン州西部は19日から爆弾低気圧(bomb cyclone)と呼ばれる強い低気圧による強風で、20日午前7時時点で60万戸以上で停電が発生しています。

シアトル大都市圏では、Seattle City Light で5万6810戸、Puget Sound Energy で39万6382戸、Snohomish PUD で7万3274戸、Tacoma PUD で123戸が影響を受けています。

アムトラック、ワシントン州での運行予定を変更 悪天候に備え

アムトラックは、ワシントン州の悪天候に備え、19日から21日の3日間にわたり、コースト・スターライトとエンパイア・ビルダーの運行予定を変更すると発表しました(詳細はこちら)。予約している人には変更が通知されていますが、電話で問い合わせることも可能です(予約センター:1-800-USA-RAIL)。最新の運行状況は、Amtrak.com/DelayAlerts と公式アプリでご覧ください。

マウント・ベーカーのスキー場、早くも今シーズンの営業をスタート

ワシントン州北部に位置するマウント・ベーカー・スキー場が、早くも今シーズンの営業開始を発表しました。シーズンパス保持者には11月20日(水)からオープンし、一般のチケット購入者には11月21日(木)からオープンします。詳細は公式サイトでご覧ください。

ボーイング、航空宇宙労働組合の約430人に解雇を通知

シアトル・タイムズによると、ボーイングは今週、同社の航空宇宙労働組合(The Society of Professional Engineering Employees in Aerospace:SPEEA)の約430人の組合員に解雇を通知しました。同社は10月に今後数ヶ月で全体の10%の労働力に当たる約17,000人を解雇する計画を発表しており、これには商業部門、防衛部門、グローバルサービス部門が含まれます。

シアトルの動物園で、鳥インフルエンザに感染したガンが死亡

ウッドランドパーク動物園で飼育されていた red-breasted goose(アカハラガン)が死亡し、同園で初めての高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の疑い例として報告されました。14日付けの発表によると、このアカハラガンは11月11日の週に死亡し、11月14日にHPAIの陽性反応を示す初期検査結果が動物園に届いたとのことです。同園では、州内および地域全体でHPAIの症例が増加していることを受け、鳥類へのアクセスは指定された飼育係や獣医スタッフを含む飼育担当者に厳しく制限されるほか、すべてのボランティア活動、プライベートツアー、およびペンギンの餌やり体験などの特別体験は中止、また、すべてのアウトドアのウォークスルーの鳥舎は閉鎖されます。これには Savanna Aviary、Temperate Wetlands(marsh)、Conservation Aviary が含まれます。The Tropical Rainforest は現時点では開放されています。鳥類に関わる重要なケア担当者は、引き続き個人防護具(PPE)の強化版を着用します。

シアトル大都市圏の広範囲に強風警報

ナショナル・ウェザー・サービス(国立気象局:NWS)が、シアトル大都市圏の広範囲に強風警報(High Wind Warning)や強風注意報(Wind Advisory)、太平洋沿岸とファン・デ・フカ沿岸地域に暴風警報(Storm Warning)、カスケード山脈北部の西側の斜面や峠などに大吹雪警報(Blizzard Warning)を出しています。最新状況はNWS の公式サイトやソーシャルメディアでご確認ください。道路状況はワシントン州運輸局の公式サイトやソーシャルメディアでご確認ください。

大腸菌感染(E. coli O121)の疑いでニンジンをリコール 対象ブランドは?

グリムウェイ・ファームズ(Grimmway Farms)は、複数のブランドのオーガニックのニンジンを大腸菌(E. coli O121)感染の疑いでリコールすると発表しました。CDC(疾病予防管理センター)によると、現在店頭に並んでいるニンジンは影響を受けていない可能性が高いですが、自宅にリコール対象の商品がある場合は、廃棄するか購入先の店舗に返品する必要があります

  • URLをコピーしました!

この記事が気に入ったら
フォローをお願いします!

もくじ