シアトル教育委員会は25日、シアトル学区と教師組合が3年間に約11%の昇給を含む契約内容で暫定合意に至ったと発表しました。
シアトル教育委員会によると、この暫定合意の内容は27日(火)に行われる同委員会の会合での投票を経て正式に承認される見通しです。
シアトルの教師らは合意に先立ち、給与や待遇の改善、スタッフの補充等を求めてデモを実施していました。KIRO 7 は、1年目に5%、2年目に2.1%、3年目に4%の昇給が実施される結果、同学区の教師の給与は年間63,000ドル~124,000ドルになると伝えています。KING 5 によると、教師らは昇給以外にも、有色人種の教師の採用や、生徒とその家族に対するサポートを提供するスタッフの増員を求めていました。公開されている契約内容には、ファミリー・サポート・ワーカー、カウンセラー、ナース、聴覚士などの増員も含まれています。
