もうすぐクリスマスですね!「サンタは今どこにいるの?」「どこでプレゼントを配ってるの?」と子どもたちが聞いてきたら、NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)の「サンタ・トラッカー」がおすすめです!
NORAD 北米航空宇宙防衛司令部
サンタ・トラッカーの誕生は1955年に遡ります。
当時、ある通販会社が「サンタ直通電話」として広告に掲載した電話番号が誤っており、コロラド州コロラドスプリングスにある大陸航空防衛司令部(Continental Air Defense Command:CONAD)作戦センターに繋がる電話番号になってしまっていました。
サンタに直接話したいと多くの子どもたちが電話をかけてくる中、当直士官だったハリー・ショープ大佐は彼らをがっかりさせたくないと考え、「サンタクロースは今、〇〇にいるよ」と優しく答えました。
その後、NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)に受け継がれ、毎年恒例の『NORAD Tracks Santa』の伝統へと発展しました。アメリカらしいおおらかさを感じさせるエピソードですね。
「NORAD Tracks Santa」ウェブサイトは12月1日公開
12月1日に、『NORAD Tracks Santa』のウェブサイト(www.noradsanta.org)が公開されました。
ウェブサイトは、英語だけでなく、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポルトガル語、中国語、韓国語の9カ国語に対応し、サンタクロースが住む北極の村を見学できるほか、クリスマスまでのカウントダウンを見たり、ゲーム、映画、ホリデーミュージックの演奏、オンラインストアなどが揃っています。
また、公式アプリ『NORAD Tracks Santa』(Apple App StoreとGoogle Play Storeでダウンロード可)や、さまざまなソーシャルメディアのプラットフォームでも『NORAD Tracks Santa』を利用できます。
クリスマスイブの12月24日に追跡スタート
今は、NORAD(North American Aerospace Defense Command:北米航空宇宙防衛司令部)がクリスマスイブの24日から「業務」としてサンタクロースの追跡をしっかり遂行しています!
- 英語版:www.noradsanta.org
- 日本語版:www.noradsanta.org/ja/
スマートフォンの無料アプリを使うと、サンタクロースをトラッキングできます。
クリスマスイブになると、画面にはトナカイが引っ張るそりに乗ったサンタクロースが地球の上を飛んでいる様子が表示されます。インタラクティブなプログラムなので、地球のあちこちをクリックして、その場所の写真を見たり、歴史などの説明を読んだりでき、いろいろ勉強になりますよ。
北米航空宇宙防衛司令部に電話で聞いてみよう
北米航空宇宙防衛司令部にサンタクロースの現在地を聞いてみたい場合は、クリスマスイブの午前6時から深夜0時(MST)までの間に、1-877-HI-NORAD への電話をかけてみましょう!
電話をかけてみると、本当に人が出てきて答えてくれますよ!例えばこんな感じで・・・
NORAD: Hello! NORAD!
子ども: Hello! Can you tell me where Santa is?
NORAD: You want to know where Santa is? Let me see on the radar…
Happy Holidays!