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一時帰国者・旅行者向け!2024年の日本での免税買い物ルール

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日本への一時帰国での楽しみの一つは、やはり買い物ではないでしょうか。特に、アメリカなど物価の高い国から行くと、円安の影響も加わって、一段とお得に感じられます!

そこで、この記事では、海外から一時帰国する日本人や外国人旅行者が日本で買い物するなら知っておきたい、免税制度や必要な書類、免税での買い物の流れや注意点などを解説します。

きちんと理解して、日本滞在中に免税で買い物を楽しみましょう!

もくじ

免税(タックスフリー)とは

免税(tax free)とは、消費税(sales tax)を免税されることです。

免税で買い物できるデパートやドラッグストア、その他の小売店などには、このロゴが表示されています。

免税の対象になる商品

大きく分けて、一般物品(家電、カバン、靴、洋服、着物、時計、宝飾品、民芸品)、消耗品(食品、化粧品、飲料、医薬品)が免税の対象になります。

日本で住んでいない人が個人で利用するもので、6ヶ月以内に国外へ持ち出すことが条件です。食品や化粧品、医薬品などの「消耗品」は同じ店舗での1日の購入合計額が5000円~50万円以下の範囲であることと、日本国内で消費されないように包装されていることが条件です。

免税を受けられる人(2023年4月改正)

■ 日本に居住していない、外国籍の旅行者

  • 「短期滞在」、「外交」、「公用」の在留資格を有する者
  • 出入国管理及び難民認定法第十四条から第十八条までに規定する上陸の許可を受けて在留する者等

■ 外国に2年以上居住している日本国籍を持つ人

  • 外国に2年以上にわたり居住していることを在留証明または戸籍の附票の写しにより確認された者

つまり、日本人の場合、海外に2年以上滞在していて、一時帰国の日本滞在期間が6カ月未満の人が対象です。

参照:国土交通省観光庁 公式サイト

免税店での買い物に必要なもの 一つでも抜けていると免税になりません

  1. 在留証明、または戸籍の附票の写し(2年以上引き続き国内以外の地域に居住していることを確認できること)
  2. 日本入国時に空港で上陸許可の証印(入国スタンプ)を受けること
  3. パスポート(上陸許可の証印を受けたもの)、もしくは下記の許可書を持参していること
    ・乗員上陸許可書
    ・緊急上陸許可書
    ・遭難による上陸許可書
    ・船舶観光上陸許可書
  4. 一店舗での購入金額が税抜5000円以上であること
  5. 日本での滞在期間が6ヶ月未満であること

在留証明: 日本帰国前に居住国の大使館や領事館で取得
在留証明とは、外国のどこに住所(生活の本拠地)を持っているかを証明するものです。日本国籍者で、在外公館の管轄地に3カ月以上滞在し、かつ、日本国内に住民登録されていない人が対象。日本に一時帰国する前に、居住地の在外公館(大使館や領事館)で発行してもらう必要があります。免税販売手続などの本籍地の市区郡以下の記入が必要な場合には、戸籍謄(抄)本(写しでも可)を持参して下さい。手数料がかかります。なお、発行日付は日本に入国した日から起算して6カ月前の日以後に作成されたものである必要があります。在シアトル日本国総領事館の公式サイトを参考にしてください。

戸籍の附票: 帰国後に本籍地の自治体区役所などで取得
戸籍の附票(こせきのふひょう)とは、戸籍を編製してからの住所の変更履歴(住民票の異動履歴)を記載したものです。戸籍の附票の写しは、帰国後、自治体の区役所市民課などの窓口、郵送や電子申請、証明書コンビニ交付サービスも利用できます。なお、どの自治体でもよいわけではなく、本籍地の自治体に対して請求する必要があります。また、発行日付は一時帰国した日からさかのぼって6カ月以内ある必要があります。日本在住の家族が代理として発行してもらうこともできるので、在留証明が間に合わない場合は、家族の方に確認してみましょう。

免税での買い物の流れ

免税での買い物の流れは、基本的に次のとおりです。

  • 日本入国時に、パスポートに上陸許可の証印(入国スタンプ)をもらいます。
  • 免税店で買い物をする。一店舗での購入金額が5000円になるようにします。
  • 会計で「免税手続きをお願いします」と伝えて、持参したパスポートを提示します。会計で免税手続きをするところもあれば、デパートやショッピングモールなどは「免税手続き一括カウンター」や「免税手続き専用会計」など、複数の店の買い物をまとめて免税することができる場合もあります。
  • 消費税を抜いた代金を支払います。
  • 購入した商品と免税手続きに必要な書類を受け取ります。この書類は出国時に必要になるので、保管しておきましょう。
  • 日本を出国する前に、空港の税関で上記5の書類を提出します。問題がなければ、これで免税での買い物の手続きが終了します。

パスポートを持ち歩きたくない場合は、Visit Japan Webサービスにパスポートを登録しておきましょう。スマホで Visit Japan Web のウェブサイトにアクセスし、画面を操作して二次元コードを表示し、免税店で読み込むと、パスポートの情報を確認してもらえます。免税店では、これがパスポートの代わりになります。

最新情報は、観光庁の公式サイト「消費税免税制度改正のお知らせ」をご覧ください。

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