トランスジェンダーの女子の女子スポーツ参加を禁じる案、11月に投票
11月の一般選挙で、トランスジェンダーの女子が学校の女子スポーツチームでプレーすることを禁じる住民発議638号への投票が行われます。可決されると、女子チームに入りたい生徒は性器・染色体・ホルモンのいずれかの検査で性別の確認を受けることになります。KUOWが10月5日に報じました。
- KUOW によると、州の学校スポーツを管轄するワシントン州高校体育協会(WIAA)の推計では、州内の学校スポーツに参加しているトランスジェンダーの選手は10人に満たず、全米では半数を超える州がすでにトランスジェンダーの女子の女子チーム参加を禁じる法律を施行しています。
- トランプ政権もこの問題を重視しており、性別にとらわれないスポーツ方針をとる州や学区への調査を命じ、ワシントン州でも少なくとも4つの学区が対象になっています。
- 全米では、ピュー・リサーチ・センターが昨年発表した調査で、アメリカ人の66%がトランスジェンダーの選手を出生時の性別に合うチームでプレーさせる方針を支持していました。
- 一般選挙の投票日は11月3日です。
シアトル市の税収、12年で172%増 人口の伸びの5倍以上と経済団体の報告
10月5日、ダウンタウン・シアトル協会とシアトル・メトロ商工会議所が依頼した分析で、シアトル市の税収が過去10年あまりの間に、人口や雇用、物価の伸びを大きく上回って増えていることがわかりました。
- 2013年から2025年までに市の税収は172%増え、同じ期間の人口の伸び31%、雇用の伸び23%、物価の伸び50%を大きく上回りました。2026年の税収は28億ドルに達する見込みです。
- 企業の税金の負担が増加しています。企業税の割合は、2016年の約55%から2026年には68%に増加しました。20社に満たない企業が市の歳入のうち年間約3億5,600万ドルを負担しているとしています。ただし、雇用の数字には大手テック企業の最近の人員削減がまだ反映されておらず、報告書は税が雇用減の原因だとは示していません。
- 詳細はシアトル商工会の公式サイトでご覧ください。

ワシントン州フェリー、機関室の職員23人が病欠で18隻中13隻が運休 シアトル~ベインブリッジなど4航路が止まる
ワシントン州運輸局(WSDOT)のフェリー部門であるワシントン州フェリー(WSF)で、10月5日、大規模な運休が出ています。WSFの発表によると、この朝、機関室で働く職員23人が病欠を取り、代行できる資格を持つ職員も全員が拒否しました。
- 病欠した職員と代行を断った職員は、いずれも機関室の職員が入る労働組合「マリン・エンジニアーズ・ベネフィシャル・アソシエーション(MEBA)」の組合員です。
- この職務を行う職員が不在ではフェリーを運航することはできないため、5日午前の時点で運航中の18隻のうち13隻が止まっています。13隻は、全体の72%にあたります。
- シアトル~ベインブリッジ・アイランド、エドモンズ~キングストン、フォントルロイ~バション・アイランド~サウスワースの三角航路、ポート・タウンゼント~クーペビルの各航路は、5日はすべて運休。そのほかの航路も減便して運航し、待ち時間が長くなっています。
- ワシントン州フェリーは5日分の新規予約と変更は受け付けておらず、キャンセル手続きなしに乗船した場合の罰金(no show fee)は免除されます。
- MEBAは甲板の航海士との20%の賃金差や残業頼みを訴えており、約400人分の労働協約は期限が切れたまま交渉が続いています。州法ではワシントン州フェリー職員のストライキは禁止されていますが、ワシントン州フェリーは欠勤が組織的なものとは認めておらず、調査を行なっています。
- ファーガソン州知事は、解決策の詳細を追って発表するとしています。
- ワシントン州フェリーで通勤している場合や、旅行で利用する予定の場合は、運航情報を確認しましょう。

スノホミッシュ・リバー、全面禁漁に
ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)は、遡上するコーホー・サーモン(ギンザケ)の数が予想を下回っていることから、スノホミッシュ・リバーを11月3日まで全面禁漁とすると発表しました。対象は河口からスカイコミッシュ・リバーとの合流点までの全域で、すべての魚種が対象です。
- 原因の一つは天候とみられています。例年にない乾燥が遡上の遅れにつながっている可能性があり、最近の降雨で一部のサーモンは川に到達したものの、低水位が続いて回遊行動に影響しているとのことです。
- 詳細はワシントン州魚類野生生物局の公式サイトでご確認ください。
ワシントン州内各地でデータセンター建設反対の行動日
ワシントン州内の各地で、新たなデータセンター建設のモラトリアム(一時停止)を求める市民団体のイベントが開かれました。主催した Washington AI Resistance などによると、州全体の「行動の日」として20か所以上でイベントが計画されました。主催者は、住民や地域社会、環境への負担に対応するルールが整うまで、新規建設を止めるよう州に求めています。
タコマの中心部で発砲事件、2人死亡(10月4日)
4日未明、タコマ市内のバーやブルワリー、レストランが立ち並ぶ商業地区で発砲事件が起き、男性2人が死亡しました。タコマ警察は容疑者の特定に向けて市民に情報提供を呼びかけています。現場は 800 Pacific Avenue 付近です。KIRO 7 によると、その後、銃で撃たれた女性1人が自力で病院を訪れ、3人目の被害者と確認されました。容体は安定しているとのことです。この事件で、タコマ市の今年の殺人事件は17件目と18件目となりました。
シアトルで台湾政府関係者の親族を監視した疑い、中国の工作員とされる女性を逮捕
連邦当局は4日、カリフォルニア州アーバイン在住の中国系アメリカ人をロサンゼルス国際空港で逮捕したと発表しました。女性は中国行きの便に搭乗しようとしていたところでした。逮捕されたのはWanying Zhang(ワンイン・チャン)容疑者(34)で、中華人民共和国の未登録エージェントとして活動した罪で訴追されています。カリフォルニア州中央地区第一副連邦検事による公式 SNS への投稿によると、容疑者は2025年、中国当局の指示を受けてシアトルを訪れ、台湾政府関係者の近親者を監視したとされています。監視の際には写真や動画、車のナンバー情報を集め、中国当局に送っていた疑いが持たれています。
日本食スーパー「ハシ・マーケット」、シアトル1号店をオーロラ・アベニューに開店準備中
ニューヨークを中心に店を増やしている日本食スーパー「ハシ・マーケット(Hashi Market)」が、シアトルに初めての店を出すことがわかりました。なお、開店時期についてはまだ発表されていません。
- 場所はシアトル北部のオーロラ・アベニュー沿い、以前アマゾン・フレッシュ(Amazon Fresh)が入っていた建物です。この建物は13025 Aurora Avenue North にある商業施設の一画で、広さは3万5,715平方フィート(約3,300平方メートル)になると、ピュージェット・サウンド・ビジネス・ジャーナルが報じました。
- ハシ・マーケットは2024年にニューヨークで米国1号店をオープンした後、9店舗まで拡大しています。さらにカリフォルニア州、コロラド州、マサチューセッツ州で6店舗を出す計画があると伝えられています。
- アマゾンは自社ブランドのスーパーマーケットを閉店しています。2026年1月27日の公式発表で、同社はアマゾン・ゴーとアマゾン・フレッシュの実店舗を閉じ、一部の店をホールフーズ・マーケットに切り替えると明らかにしました。

