AP通信は3日夜、民主党が連邦議会の上院と下院の両方で過半数を獲得したと発表しました。選挙前は、上下両院とも共和党が多数派でした。今回の中間選挙では、民主党が議席を大きく伸ばす「ブルーウェーブ」が起きるかどうかが注目されていました。
上院:6州で共和党から議席を獲得
上院(定数100)は、選挙前が民主47議席(民主党と会派を組む無所属2人を含む)、共和53議席でした。開票が始まると、民主党はテキサス、オハイオ、ノースカロライナ、サウスカロライナ、カンザス、アイオワの6州で共和党から議席を獲得し、過半数の51に達しました。
中でも大きく注目されたのがテキサス州です。ジェームズ・タラリコ氏(民主)が、州司法長官のケン・パクストン氏(共和)を破りました。AP通信によると、テキサス州で民主党が州全域の選挙に勝つのは30年以上ぶりです。
下院:民主党が過半数の218に到達
下院(定数435)は、選挙前が民主214、共和218でした。民主党は過半数の218に到達し、午後10時53分時点の議席数は民主221、共和129です。上下両院とも、残りの議席は集計中です。
ワシントン州選出の議員は
ワシントン州選出の連邦下院議員は全部で10人です。選挙前は民主8、共和2で、今回は全10議席が改選されました。初回集計で注目の3つの選挙区は、次のとおりです。
第3区:現職のマリー・グルーセンキャンプ・ペレス氏(民主)が55.0%を得て、州上院議員のジョン・ブラウン氏(共和、44.1%)をリードしています。
第4区:共和党の現職ダン・ニューハウス氏が引退して空席になりました。アマンダ・マッキニー氏(共和)とジョン・デュレスキー氏(民主)が争っています。
第5区:現職のマイケル・バウムガートナー氏(共和)が50.3%、カーメラ・コンロイ氏(民主)が49.3%で、その差はわずか1ポイントほど。
シアトル周辺では、第7区のプラミラ・ジャヤパル氏(民主)、第9区のアダム・スミス氏(民主)の両現職が大きくリードしています。
上院のパティ・マレー氏とマリア・キャントウェル氏(ともに民主)は、今回は改選されません。
ワシントン州は郵便投票を採用しているため、集計は数日続きます。キング郡の次の発表は、11月4日午後4時半以降の予定です。
2027年からの議会は
2027年1月に始まる新しい議会では、大統領は共和党、上下両院は民主党が多数派となります。トランプ政権の政策運営にどんな影響が出るのかに注目が集まります。
※全米の結果はAP通信の発表に基づいています(時刻は太平洋時間)。ワシントン州の数字は、州・郡の選挙管理当局による初回集計(非公式)で、AP通信の当確はまだ出ていません。


