ハイキング好きにとって、ワシントン州はまさに別天地。シアトル近郊だけでも、スノコルミー・パス周辺の滝や山の湖(Snow Lake)、カスケード山脈のダイナミックな山並み、マウント・サイの雄大な眺望、タイガー・マウンテンの豊かな森など、日帰りから本格的な登山まで多彩なコースが揃っています。ところが今シーズン、その楽しみに影を落とすニュースが入ってきました。
州天然資源省(DNR)が予算削減を理由に、複数のキャンプ場の閉鎖とレクリエーションサービスの大幅な縮小を発表しました。2025〜2027年の2年間で合計800万ドル以上の予算が削減された結果、DNRが管理するトレイル約1,300マイル(約2,000km)を約60人でカバーしなければならない状態となっています。
今シーズンの主な閉鎖対象には、Anderson Lake Campground(Elbe近郊)、Rock Lakes Campground(Conconully近郊)、Upper Clearwater Campground(Forks)などが含まれます。開放されるサイトでも、倒木の未処理やトイレの未清掃、ゴミの放置など維持管理の質低下は避けられない見通しです。

ただし、シアトルから日帰りで楽しめる人気コースの多くは国有林・州立公園などのため、今回の予算削減の影響を直接受けないものも多くあります。たとえば、スノー・レイク、ラトルスネーク・レッジ、マウント・サイ、ツイン・フォールズ、タイガー・マウンテンのトレイル群などは引き続き楽しめる見込みです。また、州立公園は、ディスカバー・パスなしで無料で楽しめる日もあります。
出発前には、DNR 公式サイトやワシントン・トレイルズ・アソシエーション(wta.org)で最新のトレイル情報や閉鎖状況を必ず確認することをおすすめします。ハイキングをする際の注意点については、下記の記事をご参照ください。


