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サマミッシュ市の民家から12,000錠以上のフェンタニルなどを押収

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シアトル市内のオーロラ地域とレイクシティ地域周辺で実施されていた合成オピオイド「フェンタニル」(fentanyl)密売に関する捜査で、サマミッシュ市の民家(SE 37th Streetの22000ブロック)から12,000錠以上のフェンタニルなどが押収されました。

シアトル警察によると、押収されたフェンタニル12,000錠の推定末端価格は300,000ドル。また、MDMA(エクスタシーとも呼ばれる合成幻覚剤)5000錠、アンフェタミン数千錠、拳銃2丁、現金75,000ドルも押収されています。警察は民家の所有主を逮捕し、捜査を続けています。

アメリカではフェンタニルの過剰摂取が2013年から2016年にかけて約113%増加し、2016年の死者は全米で18,335人となったことが、CDC(疾病管理予防センター)の発表でわかりました。

ワシントン州保健省によると、ワシントン州では、米国東部や中東部の一部の州ほど急激ではないものの、フェンタニルの過剰摂取死は2015年から2016年にかけて増加しています。2016年にワシントン州毒物学研究所は低濃度のフェンタニル類似体を検出するために検査プロトコルを変更しましたが、変更前の検査プロトコルでも大きな増加が見られ、新しいプロトコルでは32%の増加となりました。米国東部では白い粉のヘロインにフェンタニルを混ぜることが多い一方で、ワシントン州のフェンタニル過剰摂取死ではヘロインは関係していません。



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