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シアトル・マリナーズの本拠地 T-Mobile Park はどんなところ?

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古いレンガの建物が立ち並ぶ、シアトル発祥の地パイオニア・スクエア。そのパイオニア・スクエアのすぐ南のソードー地域にシアトル・マリナーズの本拠地、T-Mobile Park(旧・セーフコ・フィールド)があります。

もくじ

シアトル・マリナーズの本拠地の名前は「T-Mobile Park」。(旧称「Safeco Field」)

T-Mobile Park は、総工費1700万ドルをかけて建設され、1999年7月15日にオープンしました。

それまではキングドームというドーム型球場で試合が行われていました。キングドームは、マリナーズの本拠地でありながら、野球もすれば見本市もするという多目的ドームだったため、「これからもマリナーズにシアトルでプレーしてもらおう」と、1996年に専用球場の建設が決定。

「やはり野球は屋外で」という意見と、雨が多いシアトルの気候の双方を考慮して、開閉式の屋根をつけたデザインとなりました。

1999年シーズンから2018シーズンまでは、その命名権(ネーミングライツ)を購入したシアトルの保険会社 Safeco 社の名前をとって、「Safeco Field」(セーフコ・フィールド)という名称でした。同社は20年間にわたり毎年180万ドルを支払っていました。

2018年末、同社が契約を更新しなかったことから、シアトルの東にあるベルビュー市に本社を置く T-Mobile USA が命名権で合意に至り、新しい名称は T-Mobile Park に決定。

T-Mobile は日本ではカタカナで「ティーモバイル」と読まれていますが、アメリカ英語では「ティーモーボー」に近い発音です。

設備

移動式の屋根
T-Mobile Park の屋根は、3枚のパネルが分速約10~18メートルで動き、約78,000平方メートルのフィールド上を、10~20分で移動します。基本的に、雨が降っていない場合は完全に開いた状態で試合を始めますが、試合中に天候が悪化し、一旦閉められてしまうと、試合中に再び開くことはありません。一方、天候が悪く、屋根を閉じた状態で試合を始めた場合、天候回復時に屋根を開くかどうかは、審判が決定します。

座席
T-Mobile Park の観客席数は4万7000席。内野・外野のどの席からでもフィールドがよく見えるように設計されています。1列のシート数は12~16席で、すべての座席にカップホルダーが備え付けられ、センターとレフトの3000席以外はすべて背もたれがあります。また、エレベーターも9台設置されています。ただし、エアコンやヒーターなどはついていません。天気の良い昼間の観戦では屋根が開いているので、日焼け止めやサングラスをお忘れなく。逆に、夜間の観戦は夏でも冷え込むので、必ず上着や毛布を持っていくようにしましょう。毛布などはチームストアでも販売されています。なお、試合中はストローラーは座席の下に置きましょう。折りたためないストーラーは、ゲスト・サービス・センターに預けられます。

スコアボード
センター・フィールド上に設置されているメインのスコアボードは、高画質の LED ビデオモニターを使用しています。その他、試合経過をまとめて掲載するボード、投球カウントや球速を表示するボード、メッセージ用ボード、レフト側にあるマニュアル式ボードなど、合計12個のボードがあります。

トイレ(restrooms)
球場内のトイレはすべて車椅子でも利用でき、赤ちゃんのおむつ交換もできるようになっています。オールジェンダー(性別の区別のないトイレ)はセクション103、120、234、319、327、332にあります。

ファミリー・セクション
アルコール飲料の持ち込みや販売が禁止されている特別セクションです。セクション104にあります。

おむつ交換台&授乳ラウンジ
ほとんどのトイレにおむつ交換台があります。授乳ラウンジはセクション128にあります。

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