アメリカで登下校の時間帯に運転していると、スクールバスに遭遇することがあります。子どもたちの安全のために、ワシントン州のドライバーが従う必要のある規則をまとめました。
ワシントン州では、停車しなくてはならない場合に停車しなかったら、事故にならなかったとしても、ドライバーに430ドルの罰金が科される可能性があります。
もくじ
スクールバスと同じ方向に向かっている場合
- スクールバスが、赤いライトを点滅すると同時に、運転席の窓際に取り付けられている「STOP」と書かれた折畳式の標識が、同一車線そして反対車線にいるドライバーからもよく見えるように表示されます。
- 必ず停車します。
- スクールバスの赤いライトの点滅が止まり、「STOP」と書かれた折畳式の標識が折りたたまれたら、子どもたちが完全に道路から離れたのを確認して発車します。
スクールバスと逆方向に向かっている場合
- 片側1車線しかない場合、必ず停車します。
- 3車線以上ある道路、または中央に分離帯や柵があって物理的に分離されている場合、停車の必要はありません。
その他の注意点
- 子どもはスクールバスの右側から乗り降りします。絶対にスクールバスを右側から追い越してはなりません。
- 停車する場合、スクールバスが赤いライトの点滅をやめても、子どもが完全に道路から離れたことを確認するまで、停車したまま待ちましょう。
- ワシントン州では、停車しなくてはならない場合に停車しなかったドライバーには、430ドルの罰金が科される可能性があります。
- どのような種類の輸送車両(バス)であっても、方向指示器を出して道路に戻ろうとしている場合は、優先する必要があります。