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シアトルの注目ニュース&話題:2025年9月8日(月)〜9月12日(金)

Photo by Felipe Galvan on Unsplash
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目次

シアトル〜タコマ〜ベルビュー地域の消費者物価指数、前年比2.8%上昇

シアトル・タコマ・ベルビュー地域の消費者物価指数(CPI)は、2025年8月までの12か月で2.8%上昇したことが、米国労働統計局 BLS の発表でわかりました。全米のCPIは2.9%上昇していることから、シアトル・タコマ・ベルビュー地域のインフレは全国平均とほぼ同水準といえますが、特にエネルギー価格は7.3%上昇と全国(0.2%)よりも大きく、外食・衣料・家具・中古車も値上がりが目立ちます。ワシントン州予算局(OFM)は、2025年の連邦関税措置が州民・企業・州予算に与える影響を独立して分析した非党派レポートを発表。トランプ政権が提案する関税が完全実施された場合、日常生活費が上昇し(特に食料品は短期的に上昇し、2年間で累計16%の価格上昇の見込み)、2029年までに約31,900件の雇用が失われ(特に農業、食品加工、航空宇宙産業が深刻)、州歳入は数十億ドル減少する見込みです。

ワシントン州、9月11日から14日まで半旗掲揚を指示 パトリオット・デー(愛国者の日)と政治的暴力の犠牲者を追悼

Photo by Miles Smith on Unsplash

ワシントン州のボブ・ファーガソン知事は、2001年9月11日の同時多発テロ犠牲者を追悼するパトリオット・デー(Patriot Day:愛国者の日)に合わせ、9月11日(木)に州内すべての公的施設で国旗と州旗を半旗とするよう指示しました。さらに、大統領の宣言に従い、この措置を9月14日(日)の日没まで延長し、昨10日にユタ州の大学で講演中に射殺された保守派政治活動家チャールズ・カーク氏、6月に暗殺されたミネソタ州下院議長メリッサ・ホートマン氏とその夫マーク氏、暗殺未遂で重傷を負った州上院議員ジョン・ホフマン氏夫妻など、政治的暴力(political violence)の犠牲者を追悼する意義も加えました。知事は州機関だけでなく、自治体、企業、市民にも半旗掲揚への参加を呼びかけています。

シアトル・ストーム、逆転勝利でプレーオフ進出

プロ女子バスケのシアトル・ストームは9日、本拠地クライメット・プレッジ・アリーナで行われたゴールデンステート・ヴァルキリーズ戦に74対73で勝利し、2年連続となるプレーオフ進出を決めました。8位のストームと9位のロサンゼルス・スパークスが最後の出場枠を争う中、勝利すれば自力でプレーオフ出場を確定できる状況だったストームが接戦を制し、スパークスは5年連続でポストシーズンを逃しました。シーズン前半は4位につけ、オールスターに3選手が選出されるなど好調だったストームは、後半に9敗を喫する失速で危機に直面。しかし終盤に6勝3敗と盛り返し、最後の大一番でプレーオフ進出を決めました。

Darigold、牛乳の自主回収を発表

シアトルに本社を置く乳製品メーカー『Darigold』(ダリゴールド)は、異物混入の可能性(potential presence of a foreign object)があるとして「Darigold Mini Half-Pint Milk」の特定ロットを自主回収すると発表しました。対象は「Best by 09/15」と印字されたハーフパイント紙パックで、商品番号は6種類。すでに流通済みですが健康被害の報告はなく、返金や交換に応じるとしています。同社は規制当局と調査を進めており、今後の再発防止に取り組む方針です。詳細は同社の公式サイトでご確認ください。

マイクロソフト、新しい出社方針を発表|週3日オフィス勤務を段階的に導入

マイクロソフトは9日、新しい出社方針(RTO)を発表しました。公式ブログによると、2026年2月末からレドモンド本社から50マイル(約80km)圏内に住む従業員に週3日のオフィス勤務を義務付け、その後全米・海外拠点へ段階的に拡大します。対象となる従業員は9月19日までに例外申請が可能で、チームによっては週4〜5日出社を求められる場合もあります。マイクロソフトは「人員削減ではなく、AI開発を含む事業成長のため対面協働を重視する」姿勢を強調。GoogleやMetaの週3日出社方針と同様で、Amazonの週5日義務より柔軟なハイブリッド勤務モデルと位置付けられています。詳細は9月11日の全社タウンホールで共有される予定です。

ワシントン州ピアス郡で13歳の少年を逮捕 23丁の銃や弾薬を押収 襲撃をほのめかす投稿を繰り返す

6日午前1時過ぎ、ワシントン州ピアス郡で13歳の少年が逮捕されました。ピアス郡保安局の公式サイトによると、少年はSNSに「もうすぐ俺の番だ」「21歳になったら人を殺す」などと投稿し、銃を持つ姿も公開。SWAT部隊を伴って家宅捜査にあたったピアス郡保安局は自宅からライフルや拳銃など23丁の銃器と弾薬を押収しました。弾倉には過去の銃乱射事件を想起させる文字が刻まれ、ノートには襲撃を模した落書きも発見。少年は学校襲撃者への執着を示していたとされ、「銃の不法所持」「殺害の脅迫」など4件の重罪を含む5件で起訴され、無罪を主張しています。現在、少年の保護者に対する捜査も進められています

イーロン・マスクの xAI、シアトルにエンジニアリング拠点を設立

イーロン・マスク氏が率いるAIスタートアップ xAI は、シアトル地域に新たなエンジニアリングハブを設立すると発表しました。クラウドパートナーシップを組んでいるマイクロソフト本社に近い立地を選び、画像・映像生成やGPUカーネル開発を担う技術チームの拠点とする方針であると、Business InsiderGeekWire などが報じています。求人情報によると、少なくとも4つのエンジニア職の求人があり、年収は約18万〜44万ドル。一方で、拠点の所在地や規模、開設時期といった詳細は現時点で公表されていません。

シーホークス、開幕戦で49ersに惜敗 ─ オフェンスの強化が課題に

シアトル・シーホークスは7日、同じディビジョンのライバルであるサンフランシスコ・49ersとのシーズン開幕戦で17-13と惜敗しました。第4Qに49ersのタイトエンド、ジェイク・トンジーズがQBブロック・パーディからの4ヤードTDパスをキャッチし逆転。シーホークスは新QBサム・ダーノルドが150ヤードを投げ、ジャクソン・スミス=ンジグバへのロングパスで見せ場を作ったものの、終盤にニック・ボサにターンオーバーを許し勝機を逃しました。オフェンスは1TDにとどまり、シーホークス公式サイトは “That Wasn’t Our Standard”(これは我々の基準ではない)というダーノルドのコメントを掲載しています。

シアトル・マリナーズの捕手カル・ラレー、今季53号本塁打を記録

シアトル・マリナーズのカル・ラレー捕手が、7日のアトランタ・ブレーブスとの試合で今季53本目となる本塁打を放ち、メジャーリーグ全体で本塁打数首位を維持しています。マリナーズはアメリカン・リーグのワイルドカード争いで最後の1枠を守り続けています。

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