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Q&A:アメリカでの日本人夫婦の離婚 離婚後の配偶者ビザ
Q:日本人の夫と子供と共にアメリカで暮らしている日本国籍保持者です。子供も含め、全員ビザ保持者で、永住権は持っていませんが、夫がワシントン州の裁判所に離婚申請書を提出しました。私は米国で就業ビザを持つ夫の配偶者なので、もし離婚したらビザが... -
Q&A:離婚後、片親と子供だけで国外で休暇を過ごすのに必要な手続き
アメリカ人の配偶者と離婚し、子供は日本国籍保持者の私と一緒に生活しています。子供を連れてアメリカ国外でのバケーションに行く場合、どのような手続きが必要でしょうか。 回答:18歳未満の子供と一緒に米国を出国する場合は、Letter of Consent for Tr... -
Q&A:子供の養育費
私は日本国籍保持者です。アメリカ人の配偶者から離婚を切り出され、離婚が成立しました。子供の親権は元配偶者と共有していますが、元配偶者が私の月収を上回る養育費の支払いを請求してきました。このようなことは可能なのでしょうか。 回答:養育費の算... -
Q&A:ハーグ条約と、離婚後の親権・訪問権の遵守
アメリカ人の配偶者と離婚し、子供を交代で養育しています。ある日、休暇で2週間ほど私の母国である日本に子供と一緒に行きたいと元配偶者に伝えたところ、子供のパスポートを取り上げられ、出国できなくなりました。私はグリーンカード保持者で日本に移住... -
第96回 弁護士料の見積もりが取りづらい理由
第50回のコラムでは、弁護士は弁護士協会の職業倫理規定(Rules of Professional Conduct)に沿ってクライアントと業務契約を交わし、弁護士料の支払方法を決定し、通常、1)時間単位、2)均一(定額)料金、3)成功報酬、のいずれかで業務を行うというこ... -
第85回 夫婦で合同会社(LLC) を経営する場合に気をつけること
ワシントン州は Community Property State(共同財産制の州)といい、結婚している間に得た収入は、夫または妻のどちらかのみに支払われたものでも、夫婦の共同財産と法的に認められています。したがって、夫婦が離婚をする際、一方のみが働いて得た収入は... -
第74回 ワシントン州における離婚手続きについて
日本では離婚届に夫婦が署名をすれば離婚が成立しますが、ワシントン州(米国)の離婚手続きはそれとは異なります。仮に日本で結婚していても、ワシントン州で子育てをし、家などの共同財産を所有している場合は、ワシントン州でも離婚の手続きをしなけれ... -
最終回 別離の心の痛みが癒される過程
前回のコラムでは別離の心の痛みのメカニズムについてお話しました。では自分にとって大切な人を失うことによる心の痛みは、どのような過程を経て解消するのでしょうか。 大切な人を失う経験から立ち直るためには、次のような課題を段階的にこなしていく作... -
第10回 別離の心の痛みのメカニズム
夫婦とは、家族関係を形成することにより、互いを支え、責任を取り合うことを誓った間柄です。そのため、婚姻関係の根底には互いへの強い愛着と安心感があるものです。一方、離婚とは、家族関係の解消で、家族であった人との別れはお互いの心に大きな損失... -
第9回 離婚の前触れ
結婚が人生を大きく変えるように、離婚も人生を大きく変えます。多くの人にとって結婚を継続するかしないかの決断は非常に難しいもので、夫婦関係が破綻していると感じていても離婚を決断するまでに何年もかかることは珍しくありません。 離婚を決断できな... -
第8回 離婚する夫婦の特徴
夫婦の離婚予測が90%以上の確率で的中する方法を打ち出したことで知られる The Gottman Institute の研究者は、「結婚の質は夫婦間のコミュニケーション力で計ることができる」と主張します。 議論する際に相手の言い分を聴き、相手の見解と気持ちを認めて... -
第7回 離婚を真剣に考え始めたら
自分たちの夫婦間係が破綻していると感じながらも離婚に踏み切ることができない状態では、不安感や無力さなどさまざまな負の感情が押し寄せ、心身へのストレスも相当なものになります。結婚関係の修復のために自分にできることはし尽くした、という感覚が... -
第6回 離婚の際に必要な交渉技術(2)
離婚には悲しみ、怒り、困惑、不安など、さまざまな感情が交差し、つきまとうものです。そして、皮肉にもこのようにストレスの多い状況でこれからの生活を大きく左右する大切な事柄を決断することを強いられるのが離婚のプロセスです。しかし、感情に流さ... -
第5回 離婚の際に必要な交渉技術(1)
離婚のプロセスとは、簡単に言えば財産を分けることです。子どもがいる場合は、親権について決める作業が加わります。どちらも法的な取り決めですからビジネス上の取引のようなものと考えて論理的に取り扱うのに適した事柄です。 こうした取引には交渉が絡... -
第4回 子どもに離婚をどう伝えるか
子どものある夫婦が離婚する際、別居・離婚の事実を子どもにどう伝えるかは大切な問題です。うやむやにせず、子どもの年齢や家族関係の状況を考慮に入れ、シンプルにわかりやすく、適切かつ的確に伝えましょう。 最近の研究では、両親の不仲をまったく知ら...