ワシントン州は日本の約半分近い面積があります。そのほぼ中央部を南北に走るカスケード山脈の東側のワシントン州東部(Eastern Washington と呼ばれる)は、シアトルとは環境が大きく異なります。農業が盛んで乾燥し、夏も冬も厳しい気候ですが、広い空と自然に恵まれ、日本人が少ない分、英語を使わざるを得ない環境に身を置けるのが大きな魅力でもあります。ここではワシントン州東部の主なカレッジをご紹介します。
スポケーン市
スポケーン・フォールズ・コミュニティ・カレッジ(SFCC)
1967年に設立されたスポケーンの西側にあるカレッジです。卒業生の57%以上が4年制大学へ編入しており、編入プログラムに定評があります。サイバーセキュリティ・グラフィックデザイン・音楽など多彩なコースがあり、キャンパスにはアパート形式の学生寮もあります。スポケーンはネイティブ・アメリカンの言葉で「太陽の子」を意味し、年間約260日が晴天という恵まれた気候の町です。
スポケーン・コミュニティ・カレッジ(SCC)
1963年に設立され、SFCCとともに「Spokane Colleges」を構成する2つのカレッジの一つです。自動車整備・航空・調理・医療・美容など職業訓練コースに強みを持ちます。ワシントン州のコミュニティ・カレッジの中で最大規模の医療系学科を誇っています。キャリアチェンジやキャリアアップを目的にした留学にも向いています。
その他の市にあるカレッジ
ビッグ・ベンド・コミュニティ・カレッジ(Big Bend Community College)
シアトルから車で3時間ほどの農業地帯、モーゼス・レイクにある1962年設立のカレッジです。航空関連のコースが特に充実しており、23の編入コースと19の職業・技術系コースがあります。日本の国際農業者交流協会(JAEC)と提携した農業研修プログラムもあります。
ワラワラ・コミュニティ・カレッジ(Walla Walla Community College)
シアトルから車で4時間ほど東、オレゴン州に近いワラワラにある小規模カレッジです。周囲にはワイナリーが広がる農業地帯で、ワインのマーケティングや経営を学べる珍しいコースがあります。日本人がほとんどいない環境なので、英語力を本気で伸ばしたい方に向いています。
ヤキマ・バレー・カレッジ(Yakima Valley College)
シアトルから車で東へ約2時間半のヤキマにある2年制大学です。一般教養・ビジネス・コンピュータ・医療系のコースに加え、ワイン製造のクラスもあります。学生寮では現地の学生と交流できるため、英語の上達が見込めます。フィットネスセンターや映画・コンサート会場など、学内施設も充実しています。
ウェナチー・バレー・カレッジ(Wenatchee Valley College)
シアトルから車で東へ約3時間のウェナチーにあるカレッジです。農業や果樹・土地資源に関するコースが充実しており、キャンパス内にも果樹園があります。メキシコやネイティブ・アメリカンの文化を学ぶイベントも多く、多様な文化に触れながらまなべる環境です。
コロンビア・ベイスン・カレッジ(Columbia Basin College)
シアトルから東へ約4時間のパスコに1955年に設立されたカレッジです。ワインの生産地としても知られる地域で、看護・歯科系の学科が特に人気です。留学生が少ない環境のため、英語を実践的に使い続けたい方に向いています。ワシントン州立大学のカウンセラーも常駐しており、4年制大学への編入サポートも受けられます。
東部のカレッジは、シアトルの都市部とは異なるゆったりした生活環境が魅力です。英語力を短期間で高めたい方、自然の中でじっくりまなびたい方に特に向いています。各校の公式サイトで最新情報を確認してみてください。

