シアトルから少し南や西に足をのばすと、それぞれ個性を持ったカレッジがいくつもあります。都市部からは離れますが、その分、生活費が抑えられることや、英語漬けの環境で学びやすいといった利点もあります。ここではワシントン州西部・南部の主なカレッジをご紹介します。
ワシントン州南部
サウス・ピュージェット・サウンド・コミュニティ・カレッジ(SPSCC)
シアトルから車で南へ約1時間、ワシントン州の州都オリンピアにあります。2025年のAspen Prize(コミュニティ・カレッジ部門)でFinalst with Distinctionに選ばれた実力校です。30以上の専門コースがあり、少人数制のクラスで丁寧な指導を受けられます。国際留学課には日本人スタッフもいます。
グリーン・リバー・カレッジ(Green River College)
シアトル・タコマ国際空港に近いオーバーンにあります。世界30か国以上からの留学生が850名以上在籍しており、国際的な雰囲気があります。集中英語プログラムが充実しており、多くの学生がワシントン大学やシアトル大学へ編入しています。
ピアース・カレッジ(Pierce College)
シアトルから車で約1時間のレイクウッドにある2年制大学です。留学生も在籍しており、英語に不安がある方にも心強い環境です。コンピュータ・エンジニア・医療など、少人数制のクラスで専門知識をしっかり身につけられます。
セントラリア・カレッジ(Centralia College)
シアトルとポートランドのほぼ中間に位置するコミュニティ・カレッジ。少人数制の個別指導が特徴で、人類学・コンピュータ・サイエンス・教育学など55のコースが揃っています。治安がよく、落ち着いた環境でまなべます。
クラーク・カレッジ(Clark College)
1931年に設立されたワシントン州内でも歴史の長いカレッジです。オレゴン州との州境にあるバンクーバー市にあり(カナダのバンクーバーではありません)、125以上のプログラムを提供しています。英語の集中コースは平均6名以下と少人数で、短期間での英語力アップが期待できます。
オリンピック半島
オリンピック・カレッジ(Olympic College)
シアトルからワシントン州フェリーで渡ったキットサップ半島のブレマートンにあります。1946年の設立で、16歳から65歳まで幅広い年齢層が学んでいます。海洋化学や海洋学といった珍しいコースがあるほか、社会人向けの夜間・週末コースも充実しています。
ペニンシュラ・カレッジ(Peninsula College)
オリンピック半島のポート・エンジェルスにある2年制大学です。一般教養・ビジネス・IT・パフォーマンス・アートなど約50のコースがあり、ITトレーニング・センターやシアターなど施設も整っています。
ワシントン州南部
グレース・ハーバー・カレッジ(Grays Harbor College)
シアトルから車で約3時間の海岸沿い、アバディーンにあるカレッジです。医療・IT・ビジネス・サイエンスなど70のコースが揃っています。少人数制のクラスと充実した図書館が特徴。ネイティブ・アメリカンの文化を学ぶ機会も多い地域です。
ローワー・コロンビア・カレッジ(Lower Columbia College)
1934年に創立された歴史あるカレッジです。ITやエンジニアリングに強く、100ものコースがあります。留学生が少ない環境なので、英語力を早く伸ばしたい方に向いています。
ワシントン州北部
スカジット・バレー・カレッジ(Skagit Valley College)
シアトルから北へ約1時間、海と山に囲まれたマウント・バーノンにあります。IT関連のコースが豊富で、25のテクニカル・コースを含む85以上のコースがあります。日本人先輩留学生との交流や会話パートナー制度など、英語力を高める仕組みが整っています。
ノースウェスト・インディアン・カレッジ(Northwest Indian College)
カナダ国境に近いベリンハムにある小規模な2年制大学です。先住民のネイティブ・アメリカンの文化・歴史・行政・自然資源管理に関する学科が充実しており、他では学べないユニークなプログラムが特徴です。
ワトコム・コミュニティ・カレッジ(Whatcom Community College)
シアトルから車で約2時間、カナダ国境に近いベリンハムにあります。世界30か国以上から留学生が集まり、4年制大学への編入・コンピュータ・ビジネス・医療系など幅広いコースが揃っています。担当アドバイザーによるビザ手続きやキャリア相談のサポートが充実。毎年5月には「Japan Week」が開催され、地域とのつながりを感じられます。
シアトル市内近郊とは雰囲気の違う環境でまなびたい方にとって、西部・南部のカレッジは魅力的な選択肢です。各校の公式サイトで最新のプログラムや費用を確認し、自分に合った場所を見つけてみてください。

