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ワシントン州の経済活動再開『セーフ・スタート』 次のフェーズへの移行を無期限で延期

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マスク

ワシントン州全域のビジネスは7月7日からマスクやフェイスカバーを
していない利用者を拒否することができます。

ワシントン州で3月23日から出されていた自宅待機命令『Stay Home, Stay Healthy』は、5月31日に終了しました。

6月1日以降、州内39郡は感染対策を継続し、その状況に応じてワシントン州保健局の承認を得て4つのフェーズでの経済活動再開計画『Safe Start(セーフ・スタート)』に基づいた経済活動の再開を進めてきましたが、6月半ばから感染者の増加が続いていることから、各郡の次のフェーズへの移行が無期限で延期されることが、7月28日に発表されました。

現時点でフェーズ3にある郡は17郡。シアトルのあるキング郡、隣接するピアス郡とスノホミッシュ郡はフェーズ2となっています。

各郡のフェーズはワシントン州保健局の公式サイトで確認できます

また、インスリー知事は、23日に行った記者会見で、感染が広がる可能性が高い状況での活動をさらに制限するため、次の変更を発表しました。

結婚式・葬式(8月10日から適用):

  • 非宗教的なサービスと宗教的なサービスの両方に適用
  • レセプションは禁止
  • 儀式は許可されますが、屋内での最大収容人数は20%または30人のいずれか少ない方
  • 同居していない人同士は6フィート(約2m)の身体的距離を維持
    ※向こう2週間の間に予定されている結婚式と葬式には猶予期間があります。

レストラン(7月30日から適用):

  • 屋内での飲食は同居している人とだけに限定
  • 同居していない人との飲食は屋外に限定
  • ゲームや社交エリアはフェーズ4まで禁止(プールテーブル、ダーツ、ビデオゲームなど)
  • フェーズ3では1グループにつき5人までで、屋内の稼働率は75%以下ではなく50%以下に制限
  • レストランでのアルコールの提供は午後10時まで
  • 屋内のバーは食事の有無に限らず全面禁止(ターバーン、ブルワリー、ワイナリー、ディスティラリーを含む)※屋外のバーは営業可

フィットネス・センター(7月30日から適用):

  • フェーズ2では、スタッフ以外は5人まで利用可(ジム、フィットネススタジオ、屋内プール、アイスリンク、バレーボールコート、テニス施設など)
  • フェーズ3では、稼働率は25%以下で、グループでのフィットネスクラスはインストラクター以外は10人まで
  • 屋内の家族向けエンターテイメントとレクリエーションセンターはフェーズ4まで禁止(ミニゴルフ、ボウリング、アーケードなど)
  • 屋内のカードルームはフェーズ4まで禁止
  • 屋内の映画館はフェーズ3は稼働率25%以下

マスクについても変更があります。ワシントン州保健局は、7月25日(土)から、公共の場(public places)だけでなく、共有エリア(common areas)すべてでマスクの着用を義務付けると発表しました。これには、エレベーター、廊下、アパートの建物内、ホテル、モーテル、大学、長期介護施設、老人ホームも含みます。

詳細は知事の公式サイトで確認できます。

修正版フェーズ1(フェーズ1.5):
Benton、Chelan、Douglas、Franklin、Yakima

フェーズ2:
Adams、Clallam、Clark、Cowlitz、Grant、Jefferson、King、Kitsap、Klickitat、Okanogan、Pierce、San Juan、Skagit、Snohomish、Spokane、Walla Walla、Whatcom

フェーズ3:
Asotin、Columbia、Ferry、Garfield、Grays Harbor、Island、Kittitas、Lewis、Lincoln、Mason、Pacific、Pend Orielle、Skamania、Stevens、Thurston、Wahkiakum、Whitman

フェーズ4:
なし

フェーズ1からフェーズ2に移行するために郡が満たす必要がある新たな基準:

  • 過去14日間の患者数が10万人あたり25人未満であること(これまでは10万人あたり10人未満)
  • ウイルスの感染拡大が起きた場合に郡の収容能力を確保するため、今後は郡内の入院率が横ばいか減少傾向にあること
  • 管轄区域内の病床数が80%未満であること
  • 検査の拡充
  • 接触追跡システムの設置

各フェーズで許可されている主な事柄は、郡の状況によって細かく調整され始めています。住んでいる郡や訪問する郡の公式サイトで、詳細を確認する必要があります。なお、すべてのフェーズで6フィート(約2m)の身体的な距離の維持、フェイスカバーの着用、遠出しないことが求められています。また、最も安全な対策は自宅待機となっています。

フェーズ1の概要

  • ハイリスクの人は自宅待機を継続
  • レストランのテイクアウト・宅配・ドライブスルーでの営業は可
  • 自動車・RV・Boat・ORV の販売
  • カーウォッシュ
  • 小売業の店外での商品の受け渡し(curbside pickup)
  • ランドスケーピング
  • 釣りやゴルフ、州立公園の利用(日帰りのみ)
  • 緊急でない手術や歯科治療
  • 信仰的な集まりは屋外で100人未満まで(合唱は不可)
  • 不要不急の移動とアクティビティのための移動は可
  • 屋内の家族向けエンターテイメントとレクリエーションセンターはフェーズ4まで禁止(ミニゴルフ、ボウリング、アーケードなど)
  • 屋内のカードルームはフェーズ4まで禁止

フェーズ2の概要

  • ハイリスクの人は自宅待機を継続
  • レストランは稼働率50%、店内での飲食は同居している人とだけに限定し、1グループにつき5人以下
  • レストランでの同居していない人との飲食は屋外に限定し、1グループにつき5人以下
  • ゲームや社交エリアはフェーズ4まで禁止(プールテーブル、ダーツ、ビデオゲームなど)
  • レストランでのアルコールの提供は午後10時まで
  • 屋内のバーは食事の有無に限らず全面禁止(ターバーン、ブルワリー、ワイナリー、ディスティラリーを含む)※屋外のバーは営業可
  • 屋内・屋外のライブエンターテイメントは禁止(ライブイン式のコンサート、コメディクラブ、レストランでのライブミュージックを含む)
  • 同居していない人との集まりは1週間あたり5人まで
  • キャンプを含むすべてのアウトドアのレクリエーションは可
  • ジムやプールなどの屋内レクリエーション施設は稼働率50%
  • 信仰的な集まりは屋内で通常の25%以下、または200人未満(合唱は不可)
  • 住宅内での信仰的な集まりは屋内で通常の25%以下、または200人未満で開催(合唱は不可)
  • 不要不急の移動とアクティビティのための移動は可
  • 製造、建設、不動産、写真、ペットのグルーミング、民家でのナニーやクリーニングなどのサービスは可
  • 小売営業は稼働率30%で店内での営業は可
  • ヘアサロン、ネイルサロン、理髪店の営業
  • フィットネス・センターはスタッフ以外は5人まで可(ジム、フィットネススタジオ、屋内プール、アイスリンク、バレーボールコート、テニス施設)
  • ドライブインの映画上映は可
  • 図書館(屋外での受け渡し・返却)は可
  • 企業のオフィス勤務 ※テレワークを引き続き強く奨励
  • 屋内の家族向けエンターテイメントとレクリエーションセンターはフェーズ4まで禁止(ミニゴルフ、ボウリング、アーケードなど)
  • 屋内のカードルームはフェーズ4まで禁止

フェーズ3の概要

  • ハイリスクの人は自宅待機を継続
  • レストランは稼働率50%以下、店内での飲食は1グループにつき5人以下
  • レストランでの同居していない人との飲食は屋外に限定し、1グループにつき5人以下
  • ゲームや社交エリアはフェーズ4まで禁止(プールテーブル、ダーツ、ビデオゲームなど)
  • レストランでのアルコールの提供は午後10時まで
  • 屋内のバーは食事の有無に限らず全面禁止(ターバーン、ブルワリー、ワイナリー、ディスティラリーを含む)※屋外のバーは営業可
  • 屋内・屋外のライブエンターテイメントは禁止(ライブイン式のコンサート、コメディクラブ、レストランでのライブミュージックを含む)
  • 屋外でのレクリエーション目的のスポーツ活動は50人まで
  • ジムやプールなどの屋内レクリエーション施設は稼働率25%以下で、グループでのフィットネスクラスはインストラクター以外10人まで
  • 屋内の家族向けエンターテイメントとレクリエーションセンターはフェーズ4まで禁止(ミニゴルフ、ボウリング、アーケードなど)
  • 同居していない人との集まりは1週間あたり10人まで
  • 信仰的な集まりは屋内で通常の50%以下、または400人未満(合唱は不可)
  • 不要不急の旅行は可
  • 劇場は稼働率50%以下
  • 対面式の政府サービス ※テレワークを引き続き強く奨励
  • 図書館、博物館・美術館の再開
  • その他のビジネス活動(ナイトクラブとイベント以外)は50人まで
  • 屋内のカードルームはフェーズ4まで禁止
  • 屋内の映画館は稼働率25%以下

フェーズ4の概要

  • ハイリスクの人の公共の場への外出
  • すべてのレクリエーション
  • 50人以上の集まり
  • バー、レストラン、スポーツ試合、ナイトクラブやコンサート会場など娯楽施設は通常営業
  • 屋内の家族向けエンターテイメントとレクリエーションセンターの営業は可(ミニゴルフ、ボウリング、アーケードなど)
  • オフィス勤務
  • 不要不急の旅行



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