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2025年5月最新|ワシントン州の家賃動向と家賃規制法の導入、高額家賃エリアランキング

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これから留学就職などをきっかけにワシントン州への引っ越しを予定している方、あるいは具体的な時期は未定でも今後の計画を立てている方にとって、最新の家賃相場家賃規制の動きは非常に重要な情報です。住まい探しの予算設定やエリア選びに役立つよう、最新のデータをもとにワシントン州の家賃事情を詳しくご紹介します。

目次

2025年 ワシントン州の家賃動向

ワシントン州では、住宅価格の上昇とともに家賃相場も依然として高止まりしています。特に都市部では家賃負担が大きく、これから新生活を始める方には事前の情報収集が欠かせません。

2025年5月8日には、州全体の家賃上昇に上限を設ける新法「House Bill 1217(家賃規制法)」が成立。オレゴン州、カリフォルニア州に続き、ワシントン州は全州で家賃規制を導入した全米で3番目の州となりました。

【新法】ワシントン州の家賃規制法(House Bill 1217)のポイント

  • 家賃上昇の上限設定:年間の家賃引き上げは「インフレ率+7%」または「10%」のいずれか低い方に制限。モバイルホームなど一部住宅は5%までに制限。
  • 対象外の住宅:新築住宅は最初の12年間は規制対象外。公共住宅、低所得者向け住宅、小規模な自宅併設物件も除外。
  • 家賃引き上げ通知の強化:通知は従来の60日から90日前に変更。
  • 罰則強化:違反時はテナントが20日前の通知で解約可能。違反1件につき最大7,500ドルの罰金。

この法律は今後15年間適用され、家賃高騰の抑制住宅の安定供給が期待されています。しかし、不動産業界からは「住宅供給の減少」や「新規開発の停滞」などへの懸念も出ています。

ワシントン州の住宅タイプ別 平均家賃(2025年5月現在)

住宅タイプ平均家賃平均面積
スタジオ$1,488432 sq ft
1ベッドルーム$1,821667 sq ft
2ベッドルーム$2,063958 sq ft
3ベッドルーム$2,4461,225 sq ft
※出典:Apartments.com(2025年5月)

Apartments.com によると、ワシントン州の平均家賃は月額$1,821で、前年から1.4%(25ドル)上昇しています。特に、1ベッドルームや2ベッドルームの物件では、月額2,000ドル前後の予算が必要です。

ワシントン州で家賃が高い都市トップ10

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