ワシントン州保健局は12日、新型コロナウイルスのワクチン配布計画をアップデートしました。
同局は、安全で効果的なワクチンが年内に入手可能になることを期待しており、今週はある製造会社から明るいニュースがあったものの、「アメリカではまだワクチンが承認されていないことを忘れてはならない。多くのワクチン候補は臨床試験段階にあり、米国食品医薬品局から緊急使用許可を申請する必要がある。そうなるまでは、ワクチンの詳細はあまりわからない」と伝えています。
また、配布されるワクチンの推定量はさまざまで、ワクチンの割り当てや接種時期について、連邦政府からの新しい情報はないとのことです。追加投与を継続する頻度についての情報も提供されていません。
今回のプレスリリースの要点をまとめました。
- ワクチンの配布時期にかかわらず、マスクを着用し、身体的距離を保つ必要がある。
- 最初はワクチンの供給量が少なく、ワクチンからの予防効果がどのくらい持続するかわかっていない。
- ワクチン以外の予防策をやめられる日は来るが、まだそこに達していない。
- 安全がワシントン州民にとって大きな優先事項であることをわかっている。
- ワクチンの安全基準は非常に高く、COVID-19のワクチンも例外ではない。緊急使用の承認前に実施される安全性についての検査に加え、予防効果がどのぐらい持続するかを把握するため、承認後もその安全性は引き続きモニターされる。
ワシントン州保健局による新型コロナウイルスのワクチン配布計画についての詳細は、同局の公式サイトで確認できます。