2月14日は、バレンタインデー(Valentine’s Day)。3世紀に殉教したキリスト教徒の聖バレンタインに由来するとされる日で、5世紀に2月14日がキリスト教の祝日とされ、18世紀にはカードや花、チョコレートを贈る文化が定着したと言われています。
アメリカのバレンタインデー
アメリカではカップルがお互いに贈り物をするのが一般的で、チョコレートだけでなく、花束やジュエリー、カードなどもよく贈られます。手作りのカードやプレゼント、クッキーやケーキも人気です。また、カップルでディナーに行くことも多いです。
プリスクールやキンダーガーテン、小学校低学年では、家族や友だち、クラスメートにカードをあげることもあります。また、カリキュラムの一環として、クラスメートなどにカードを作ったり、小さなプレゼントをあげたり、クラスでパーティーをするなどアクティビティがあったりします。
中学・高校になると恋愛要素が強くなり、バレンタインのダンス・パーティーなどのイベントがあるところもあります。
バレンタインデーの支出事情
アメリカではバレンタインデーにいくらお金を使っているのでしょうか。
キャピタル・ワンによると、2024年のバレンタインデーの消費者支出は258億ドルでした。2023年から0.39%減っています。
また、バレンタインデーの買い物をした人は1億4000万人以上ですが、平均的な消費者の支出は185.81ドルで、2023年から3.63%減っています。
最も支出が多かったのはバレンタインデーのジュエリーで、2024年の予算総額は64億ドルと、2023年の予算総額55億ドルを上回りました。
でも、最も購入者が多かったのはキャンディ(アメリカの場合はチョコレートを含む)で、57%を占めました。
年齢層で比べると、バレンタインデーに最もお金を使うのは35歳から44歳で、2023年にはそれぞれ335.71ドルの予算を組んでいたそうです。
なお、アメリカでは、日本のような義理チョコやホワイトデーの文化はありません。
バレンタインデーに使える英語は?
Valentine’s Day
日本語では「バレンタインデー」と言いますが、英語では Valentine’s Day、または、Saint Valentine’s Day と言います。これはローマ帝国時代の聖ヴァレンティヌスの言い伝えにちなんでいます。
Happy Valentine’s Day!
カップル、親子、祖父母や孫なども、言い合います。朝起きた時、プレゼントを渡す時など、さまざまなシチュエーションで、”Happy Valentine’s Day” と言って、ハグしたり、カードをあげたり、プレゼントをあげたりします。
学校や職場でも挨拶のように言うことがあります。カフェやスーパーマーケットで店員さんに言われることも。そんな場合は、”Thanks. Happy Valentine’s Day to you, too.” や “Thanks. You, too.” と答えれば OK!
好きな人や大切な人に言う場合は、こんなふうに・・・
Will you be my Valentine? または Be my Valentine.
私のバレンタインになってくれますか?
カードの最後に書く場合もあります。
From your Valentine.
あなたのバレンタインより。
カードの最後に書くフレーズです。
バレンタインデーのプレゼントは?
プレゼントは、赤いバラの花束やチョコレートなどが一般的。でも、相手が喜ぶものなら何でもいいですね。

例えば、ワシントン州発の商品をギフトボックスにした『Washington Local Gift Boxes』もありますよ。
Happy Valentine’s Day!