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ワシントン州保健局、CDC による新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた人のための新しい指針を採用

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ワシントン州保健局は9日、CDC が8日に発表した新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた人のための新しい指針を採用すると発表しました。

新しい指針では、ワクチン接種を完了した人(fully vaccinated)は、次のことができます。

  • ワクチン接種を完了した人同士で、感染予防対策をせずに屋内で集まることができる。
  • 同居している世帯以外の1世帯に限り、マスクの着用と社会的距離の維持をせずに、低リスクで接種を完了していない人と集まることができる。

なお、ワクチン接種を完了した人も感染する可能性があることから、公共の場ではマスクを着用し、人ごみを避け、重症化のリスクが高い未接種の人たちと集まる場合は、さらに他の感染予防対策をとる必要があります。

ワクチン接種を完了した人が新型コロナウイルス感染症の人の近くにいた場合、症状が出ていない限り、他人と距離を置いたり、検査を受けたりする必要はないとのことです。しかし、ワクチン接種を完了した人が集団生活をしており(矯正施設や拘置所、グループホームなど)、新型コロナウイルス感染症の人の近くにいる場合は、症状が出ていなくても14日間は他の人に近づかないようにし、検査を受ける必要があります。

ファイザー/ビオンテックとモデルナのワクチンによる予防接種は2回の接種で完了し、ジョンソン&ジョンソンのワクチンによる予防接種は1回の接種で完了しますが、完全に接種が完了した後、抗体ができて免疫を獲得した状態(fully vaccinated)になるのは、最後の接種を受けてから2週間後となっています。

さらに、ワクチンの接種を完了した人も新型コロナウイルスに感染する可能性はあることから、新型コロナウイルス感染症の可能性のある症状を発症した場合、すぐに検査を受けることも推奨しています。

CDC によると、これまでにアメリカの人口の9.2%にあたる約3069万人がワクチンの接種を完了しています。少なくとも1回の接種を受けた人は人口の17.7%にあたる約5887万人となっています。アメリカの人口は約3億2820万人。



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