カナダ発のアジア系スーパーマーケット 『T&T Supermarkets』が、2024年夏、ワシントン州ベルビューに米国1号店を開業すると発表しました。
ニュースリリースによると、T&T Supermarkets が開店するのは、ベルビュー市内のファクトリアにあるモール 『Marketplace at Factoria』。76,000平方フィートの店舗が完成すれば、ワシントン州内最大のアジア系スーパーマーケットとなります。
同社の米国1号店となる新店舗では、寿司カウンター、温かい食事ができるフードバー、ヌードル・ステーションを備え、店内のキッチンとベーカリーでは肉まんや豚バラのバオ、アジア系ペイストリーやケーキなど、出来立てのアジア料理が楽しめるそう。また、ネギチヂミ、韓国風カルビソース、餃子、海苔スナックなど、300点以上もある T&T のプライベートブランド商品も購入できるようになるとのことです。
T&T Supermarkets は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドに本社を置く、カナダ最大のアジア系スーパーマーケットチェーン。台湾から移住したシンディ・リーさんがアジア系の食材を幅広く提供するべく1993年に創業し、現在はカナダのブリティッシュ・コロンビア州、アルバータ州、オンタリオ州、ケベック州で店舗を展開しています。T&T という名称は、シンディさんの二人の娘さんの名前と、同社の創業時に投資してくれた二人の投資家の名前が “T” で始まることに由来しています。2009年、T&T Supermarkets は Loblaw Companies Limited に買収され、現在はシンディ・リーさんの娘ティナ・リーさんが2代目の CEO を務めています。
