ワシントン州の太平洋に面した美しい海岸では、さまざまな種類の貝の潮干狩りが楽しめます。その一つが、日本のミル貝に似た「レーザー・クラム」。ソテーやフライにしても美味しいこの貝を掘りに、太平洋岸まで出かけてみてはいかがでしょうか。
解禁期間
ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)は、今シーズンの7回目のレーザークラム掘りの解禁期間は1月26日(日)から2月1日(土)までと発表しました。

他の貝類とは異なり、レーザークラム掘りの解禁期間は、数日単位で決定されます。
レーザークラム掘りが許可されているビーチ
レーザークラム掘りは、太平洋岸の Long Beach、Twin Harbors、Copalis、Mocrocks の4つのビーチで許可されていますが、掘ることができる時間帯やビーチは日によって異なります。ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)公式サイトで必ず確認してから、お出かけください
各ビーチの詳細は、下記のリンクからご覧ください。
解禁日と干潮の時刻
干潮の時刻:午前0時から正午まで
• Jan. 26, Sunday, 4:34 p.m.; 0.1 feet; Long Beach, Twin Harbors, Mocrocks
• Jan. 27, Monday, 5:15 p.m.; -0.4 feet; Long Beach, Twin Harbors, Mocrocks
• Jan. 28, Tuesday, 5:54 p.m.; -0.8 feet; Long Beach, Twin Harbors, Copalis
• Jan. 29, Wednesday, 6:31 p.m.; -1.0 feet; Long Beach, Twin Harbors, Copalis
• Jan. 30, Thursday, 7:07 p.m.; -1.0 feet; Long Beach, Twin Harbors, Mocrocks
• Jan. 31, Friday, 7:44 p.m.; -0.7 feet; Long Beach, Twin Harbors, Mocrocks
• Feb. 1, Saturday, 8:21 p.m.; -0.1 feet; Long Beach, Twin Harbors, Copalis
掘るのに最適な時間は、干潮時刻の1時間から2時間前とされています。ビーチの制限時速は25マイル(40km)で、レーザークラムを掘るエリアの走行は避ける必要があります。2024年12月31日午後6時から2025年1月1日午前1時まで花火の使用が許可されていますが、燃えやすい dune grass(砂浜に生えている草)から最低100フィート離れる必要があります。
レーザークラムを掘るのに必要な道具

© Izumi
- レーザークラムを掘る clam gun と呼ばれる道具(Amazon.comのアフィリエイトのリンクが開きます)
- ヘッドランプや懐中電灯:掘ることのできる時間帯が暗い場合に必須です。
- バケツ:掘ったクラムを保存するのに必須です。
- フィッシング・ライセンス:15歳以上の場合、ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)の公式サイトや参加小売店でフィッシング・ライセンスを購入する必要があります。
規則を守りましょう!
- 1日に掘ってよい数は一人当たり15個まで。掘ったレーザークラムは、一人ずつ別々の容器に入れる必要があります。
- ワシントン州魚類野生生物局によると、最も成功率が高い時間帯は干潮時刻の1時間から2時間前。干潮が午後または夕方に起こる場合は、正午前にレーザークラムを掘ることは禁止されています。