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【FIFAワールドカップ2026】ルーメン・フィールド、29年越しの目標達成。W杯開催を見据えて建てられたスタジアム

SEATTLE, WASHINGTON - JULY 28: FIFA World Cup Trophy is displayed at Lumen Field on July 28, 2024 in Seattle, Washington.
(Photo by Alika Jenner - FIFA/ FIFA via Getty Images)
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6月19日、ルーメン・フィールド(W杯期間中の公式名称は「シアトル・スタジアム」)に67,154人の観衆が集まり、FIFAワールドカップ・グループステージの米国対オーストラリアの試合が行われました。結果は2-0で米国が勝利。米国代表はここシアトルでラウンド32への進出を確定させ、グループDを首位で通過しました。

晴天に恵まれたスタジアムは試合開始前から熱気に包まれ、試合後にはマウリシオ・ポチェッティーノ監督への歓声が沸き起こり、選手と観客が 『Country Roads』を合唱しました。

目次

1997年の住民投票に記されていた「約束」

Aerial view of a large modern stadium with white arches, a tall clock-tower displaying colored discs, and a green field below under a clear blue sky.
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シアトルでの FIFA ワールドカップ開催の持つ意味は、29年前の計画にまで遡ります。 1997年6月、ワシントン州の有権者はスタジアム建設のための住民投票(Referendum 48)を賛成50.8%の僅差で承認しました。この公的資金の使用と公有化を定めた法令には、将来的なFIFAワールドカップ開催の可能性が明記されていました。つまり、ルーメン・フィールドは建設当初からW杯開催を明確な目標として設計されていたのです。

ルーメン・フィールドの公式サイトにも、当時の経緯が以下のように記されています。

“From the time Washington state voters first approved the referendum to build Lumen Field in 1997, hosting world-class events like this was the goal.”(1997年にワシントン州の有権者がスタジアム建設の住民投票を承認した日から、こうした世界的なイベントの開催が目標でした)(lumenfield.com

2000年3月に前身のキングドームが爆破解体された後、その跡地で新スタジアムの建設がスタート。2002年7月20日に開場し、最初のイベントとして7月28日にシアトル・サウンダーズ対バンクーバー・ホワイトキャップスのサッカー試合が行われました。W杯を見据えて建てられたスタジアムの歴史は、サッカーとともに始まっています。

W杯基準に合わせたスタジアムの改修

スタジアムの設計はもともと、NFL(アメリカンフットボール)、MLS(メジャーリーグサッカー)、そしてFIFA(国際サッカー連盟)のフィールド要件を満たすよう作られていました。しかし、この24年間でFIFAの基準が更新されたため、今大会に向けて天然芝の設置、大型ビジョンの刷新、Wi-Fi環境の強化などの改修工事が行われました。

特に天然芝に関しては、ワシントン州東部のモーゼズレイクで専用に育成された芝を、既存の人工芝の上に重ねる大がかりな工法が採用されています。

シアトルでのW杯は6月15日のベルギー対エジプト戦で開幕し、19日の米国対オーストラリア戦で大きな盛り上がりを見せました。2022年6月にFIFAから開催都市として正式に選出されてから4年、シアトルは世界最大のスポーツイベントの舞台としての役割を果たしています。

シアトル・スタジアム(ルーメン・フィールド)今後の試合日程

シアトルでの開催試合は今後も続きます。

  • 6月24日:カタール 対 ボスニア・ヘルツェゴビナ
  • 6月26日:エジプト 対 イラン
  • 7月1日:ラウンド32
  • 7月6日:ラウンド16

試合のチケット情報、スタジアムへのアクセス(公共交通機関のリンク・ライトレール「スタジアム駅」などの利用推奨)、交通規制などの詳細は、以下の記事やルーメン・フィールドの特設ページなどをご確認ください。

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