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アメリカ留学が回復傾向に|2022-2023年、大学への留学生数が100万人を突破

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国際教育研究所(Institute of International Education)が最近発表したデータで、2022-2023年に米国の大学に在籍した外国人留学生の総数(全在籍者数とOPTの合計)が、2021-2022年から12%増え、2019-2020年以来初めて105万人を超えたことがわかりました。

国別の留学生数ランキングで、最も多いのは中国(27%)、次に多いのはインド(25%)で、中国とインドを合わせると過半数を上回ります。日本は台湾・ベトナム・サウジアラビア・ナイジェリア・ブラジルと同じ2%です。

  1. 中国 289,526人
  2. インド 268,923人
  3. 韓国 43,847人
  4. カナダ 27,876人
  5. ベトナム 21900人
  6. 台湾 21834人
  7. ナイジェリア 17640人
  8. ブラジル 16025人
  9. 日本 16054人
  10. サウジアラビア 15989人
目次

中国からの留学生数の変遷

外国人留学生で最多を占める中国人留学生は、1980年代後半に増加し始め、2000年代から2010年代前半にかけて大幅に増加した後、2010年代後半から増加速度が減速。2019-2020年度に過去最多の37万2532人を記録した後、減少に転じています。

日本からの留学生

日本からの留学生は、戦後の高度経済成長期に増えましたが、1999-2000年に46,872人のピークに達した後、減少が続いていました。しかし、2020-2021年度にパンデミックの影響で11,785人まで落ち込み、2021-2022年度に13449人、2022-2023年に16054人と増えていますが、まだパンデミックの前の水準には戻っていません。

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