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イチロー氏、シアトル・マリナーズの球団殿堂入り 日本人選手では初

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シアトル・マリナーズ球団会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏のマリナーズの殿堂入り式典が、本拠地 T-Mobile Park で27日、ガーディアンズとの試合前に行われました。

イチロー氏、シアトル・マリナーズの球団殿堂入り

シアトル・シンフォニーの楽員による国歌演奏で幕を開けた式典には、弓子夫人、マリナーズの殿堂入りしているケン・グリフィ・ジュニア氏、エドガー・マルチネス氏、ジェイミー・モイヤー氏、ダン・ウィルソン氏らマリナーズの殿堂入り選手のほか、長年にわたり通訳を務めたアレン・ターナー氏、マイク・キャメロン氏や長谷川滋利氏ら元チームメートも出席。イチロー氏の現役時代から引退までの映像をまとめたトリビュートビデオが上映され、数々の名プレーの映像、出席が叶わなかった他の殿堂入りメンバーのジェイ・ビューナー氏やランディ・ジョンソン氏、そしてエンゼルスのマイク・トラウト選手や大谷翔平選手、引退した松坂大輔氏からのビデオメッセージなどに、大歓声が沸き起こりました。

イチロー氏、シアトル・マリナーズの球団殿堂入り

マリナーズの新人フリオ・ロドリゲス外野手から花束を受け取るイチロー氏

式典の最後に演台に立ったイチロー氏は、"What’s up, Seattle!?" とエネルギッシュな声で呼びかけて会場を沸かせた後、長年にわたり球団の筆頭オーナーだった故・山内溥氏、チームメート、弓子夫人、通訳のターナー氏など、長年にわたりサポートしてくれた人々を挙げ、感謝の気持ちを伝えました。そして、次々とジョークを挟んで他の殿堂入り選手やファンを笑わせながら、「現役を退いても、野球とシアトルが自分の心から離れたことはない。野球は永遠に私の魂であり、私の使命は、選手とファンの両方がこの特別なゲームを楽しむ手助けをし続けること」と述べ、大喝采を浴びました。

また、引退後に球団会長付き特別補佐兼インストラクターを務める機会を作った球団オーナーにも感謝を伝えました。

「今でもほとんどの日はマリナーズのユニフォームを誇りを持って着ています。選手たちには、ベストを尽くして戦う君たちと一緒にいることを知ってほしい。シアトルに来たとき、私は27歳でした。アメリカでのキャリアが19シーズンも続き、今もシアトルにいるなんて想像もできませんでした」。

ダグアウトから式典を見守る現役の選手たちには「君たちの未来は、君たちの想像を超えた可能性を持っている。だから、自分に制限を課さず、ベストを尽くしてください。日本から来た細身で小柄な男がこのユニフォームを着て戦い、そして今夜皆さんの前に立ってこの名誉を受けることができるのなら、皆さんにもできないはずがないのです」と述べ、最大限の努力をするよう鼓舞しました。

そして、「シアトルの素晴らしいファンのみなさん」と呼びかけ、「21年前の初戦、新人だった私を大きな声で応援してくれました。2018年に戻ってきたとき、まるでシアトルにずっといたかのような感覚を覚えました。みなさんが私を迎え入れてくれた情熱が心に響きました。私のキャリアの中でも最高の思い出であり、あの感覚は決して忘れることはないでしょう。シアトル・マリナーとしてみなさんのためにプレーできたことは、私にとって最大の名誉です。今後も皆さんのために、マリナーズのために、ベストを尽くし続けます」と締めくくると、イチロー・コールが沸き起こりました。

イチロー氏、シアトル・マリナーズの球団殿堂入り

最後にイチロー氏は胸にマリナーズのロゴが入った特製ブレザーを着て笑顔を見せ、さらに大きな歓声と拍手に包まれました。

マリナーズの殿堂入りは、イチロー氏が10人目。日本人選手がメジャーリーグの球団で殿堂入りするのは初めて。

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