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シアトルの注目ニュース&話題:2025年11月24日(月)〜11月28日(金)

Photo by Felipe Galvan on Unsplash
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目次

CBD製品の使用・使用意向の割合ランキング 1位はホノルル、2位はシアトル

ニールセンの最新調査によると、全米75の大都市圏でシアトルはCBD製品の使用・使用意向の割合で全米2位となりました。

  • 1位は ホノルル(約21%)。続いてロサンゼルス、ミネアポリス、ポートランドが上位に入り、いずれも約19%がCBD利用層とされています。
  • シアトル都市圏では 約19%(推計62万5,000人) がCBDを使用している、または使用する予定があると回答。
  • CDCによると、CBDとはカンナビジオール(Cannabidiol)という大麻に含まれる成分です。詳細はCDCの公式サイトなどでご覧ください。

オリンピック・パイプライン、約2週間の停止を経て一部が再稼働 空港への燃料供給にも影響

ワシントン州とオレゴン州に広く燃料を供給するオリンピック・パイプライン(Olympic Pipeline)の漏洩箇所が確認できたことから、一部が再稼働されました。全面的な復旧には今後の修理作業と安全確認が必要です。

  • ワシントン州とオレゴン州に広く燃料を供給するオリンピック・パイプラインは、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料などの精製石油製品を太平洋北西部に輸送する全長400マイルのパイプラインシステムです。
  • 11月11日にエベレット近郊で燃料漏れが発見されたため約2週間にわたって供給が停止しました。
  • シアトル・タコマ国際空港(SEA)のジェット燃料にも影響が出たことから、州知事が非常事態を宣言する事態となっていました。
  • ワシントン州エコロジー局(Department of Ecology)は24日、2023年12月にコンウェイ付近の小川に2万1000ガロンのガソリンが流出した事故に関して、BP Pipelines と Olympic Pipeline Company に380万ドルの制裁金を科したと発表しました。また州は、対応にかかった費用として 80万ドル超の追加補償 を両社に求めています。詳細はこちら。

キング郡選挙管理局、2025年11月の総選挙結果を正式に認定

キング郡選挙管理局は25日、2025年11月の総選挙結果を正式に認定しました。これにより今回の選挙は公式に終了となり、最終結果はオンラインで公開されています

  • 投票率は 45.7% に達し、同局が予測していた45%をわずかに上回りました。
  • シアトル市内の投票率はさらに高く、約56% に近い水準となっています。
  • 次回の選挙は 2026年2月10日実施の特別選挙 で、2026年の選挙サイクルがここからスタートします。
  • 特別選挙の投票用紙は 2026年1月21日に郵送される予定です。

冬季気象注意報(Winter Weather Advisory) カスケード山脈の移動に注意

ワシントン州のカスケード山脈では、冬の気配が一気に深まっています。ナショナル・ウェザー・サービス(国立気象局)によると、11月25日の午前から雪が降り始め、26日の未明にかけて冬型の天候が続く見込みです。

  • 標高2000フィート(約610メートル)以上のエリアではまとまった降雪が予想されています。
  • 地域によっては雨氷(freezing rain)による路面の氷結も懸念されています。
  • スノコルミー・パスやスティーブンス・パスなど、カスケード山脈の峠を通行予定の方は、路面状況をよく確認し、スピードを控えめに、安全第一で移動してください。

ワシントン州で約38万人が健康保険を失う可能性:連邦制度変更で広がる医療アクセスの不安

ワシントン州では、連邦政府による医療制度の変更により、約38万人の住民が健康保険を失う見込みです。今回影響を受けるのは、メディケイド(Medicaid)の基準見直しと、いわゆる『オバマケア』として知られる医療保険マーケットプレイスの保険に対する連邦補助金の廃止です。これらの変更は、低所得者や慢性疾患を抱える人々を中心に負担を大きくし、結果として保険料の支払いが難しくなる家庭が増えると指摘されています。

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