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CBD製品の使用・使用意向の割合ランキング 1位はホノルル、2位はシアトル
ニールセンの最新調査によると、全米75の大都市圏でシアトルはCBD製品の使用・使用意向の割合で全米2位となりました。
- 1位は ホノルル(約21%)。続いてロサンゼルス、ミネアポリス、ポートランドが上位に入り、いずれも約19%がCBD利用層とされています。
- シアトル都市圏では 約19%(推計62万5,000人) がCBDを使用している、または使用する予定があると回答。
- CDCによると、CBDとはカンナビジオール(Cannabidiol)という大麻に含まれる成分です。詳細はCDCの公式サイトなどでご覧ください。
オリンピック・パイプライン、約2週間の停止を経て一部が再稼働 空港への燃料供給にも影響
ワシントン州とオレゴン州に広く燃料を供給するオリンピック・パイプライン(Olympic Pipeline)の漏洩箇所が確認できたことから、一部が再稼働されました。全面的な復旧には今後の修理作業と安全確認が必要です。
- ワシントン州とオレゴン州に広く燃料を供給するオリンピック・パイプラインは、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料などの精製石油製品を太平洋北西部に輸送する全長400マイルのパイプラインシステムです。
- 11月11日にエベレット近郊で燃料漏れが発見されたため約2週間にわたって供給が停止しました。
- シアトル・タコマ国際空港(SEA)のジェット燃料にも影響が出たことから、州知事が非常事態を宣言する事態となっていました。
- ワシントン州エコロジー局(Department of Ecology)は24日、2023年12月にコンウェイ付近の小川に2万1000ガロンのガソリンが流出した事故に関して、BP Pipelines と Olympic Pipeline Company に380万ドルの制裁金を科したと発表しました。また州は、対応にかかった費用として 80万ドル超の追加補償 を両社に求めています。詳細はこちら。
キング郡選挙管理局、2025年11月の総選挙結果を正式に認定
キング郡選挙管理局は25日、2025年11月の総選挙結果を正式に認定しました。これにより今回の選挙は公式に終了となり、最終結果はオンラインで公開されています。
- 投票率は 45.7% に達し、同局が予測していた45%をわずかに上回りました。
- シアトル市内の投票率はさらに高く、約56% に近い水準となっています。
- 次回の選挙は 2026年2月10日実施の特別選挙 で、2026年の選挙サイクルがここからスタートします。
- 特別選挙の投票用紙は 2026年1月21日に郵送される予定です。
冬季気象注意報(Winter Weather Advisory) カスケード山脈の移動に注意
ワシントン州のカスケード山脈では、冬の気配が一気に深まっています。ナショナル・ウェザー・サービス(国立気象局)によると、11月25日の午前から雪が降り始め、26日の未明にかけて冬型の天候が続く見込みです。
- 標高2000フィート(約610メートル)以上のエリアではまとまった降雪が予想されています。
- 地域によっては雨氷(freezing rain)による路面の氷結も懸念されています。
- スノコルミー・パスやスティーブンス・パスなど、カスケード山脈の峠を通行予定の方は、路面状況をよく確認し、スピードを控えめに、安全第一で移動してください。
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