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シアトルの注目ニュース&話題:2025年8月25日(月)〜8月29日(金)

Photo by Felipe Galvan on Unsplash
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新型 COVID-19ワクチン、FDAが承認も対象は制限付き

米食品医薬品局(FDA)は27日、ファイザー、モデルナ、ノババックス各社が共同開発した改定版COVID‑19ワクチンを承認しましたが、接種対象は大幅に制限されています。AP などによると、ファイザー製は5歳未満での使用承認が取り消され、65歳以上や基礎疾患を持つ人に限定されます。一方、競合のモデルナ製「スパイクバックス(Spikevax)」は生後6ヶ月以上の小児に対して引き続き承認されていますが、重度の健康問題を少なくとも一つ抱える子どものみが対象です。保護者は条件を満たせばモデルナ製を選択できますが、いずれも「高リスク層に重点を置く」方針に沿ったものです。対象縮小は医療現場や家庭に混乱をもたらす恐れもあり、今後の対応が注目されています。

シンガポール航空、シアトル〜シンガポール直行便を週5日に増便

シンガポール航空が、シアトル・タコマ国際空港(SEA)とシンガポール・チャンギ国際空港(SIN)を結ぶ直行便(SQ27)の運航を週5便に増便します。運航日は火・木・金・土・日曜で、午前10時15分にシアトルを出発し、翌日午後5時35分にシンガポールへ到着。飛行時間は約16時間20分で、世界最長級の商業路線の一つです。使用機材は最新鋭のエアバスA350。今回の拡充により、パンデミック前と同等の運航水準が復活し、太平洋岸北西部から東南アジアへの利便性がさらに高まると期待されています。

カークランドで外来種のアリゲーター・スナッピングタートル捕獲、当局が安全を呼びかけ

カークランドの Juanita Beach Park にて、ワシントン州では外来種(invasive specy)で危険性のある巨大な Alligator snapping turtle がライフガードにより捕獲されました。US Fish and Wildlife によると、ドックの下で見つかったこのアリゲーター・スナッピング・タートルは、本来、米国の中西部・南東部・一部の南西部の水域にのみ生息するアメリカ最大の淡水ガメ。成体のオスは最大29インチ(74センチ)、体重は249ポンド(113キロ)に達することがあります。メスは最大22インチ(56センチ)、最大62ポンド(28キロ)程度まで成長します。当局は、発見した場合は安全な距離を保ち、ライフガードや公園スタッフに通報するよう呼びかけています。

レイク・ワシントンとレイク・サマミッシュで複数のビーチが遊泳禁止に

キング郡保健局が行った水質検査の結果に基づき、シアトル地域で下記のビーチが遊泳禁止になっています。詳細は公式サイトでご覧ください。

レイク・ワシントン

  • Houghton Beach
  • Madison Park Beach
  • Mount Baker Beach
  • Gene Coulon Beach
  • Enatai Beach

レイク・サマミッシュ

  • Idylwood Beach

シアトル・マリナーズの捕手カル・ラレー、「捕手としてのシーズン最多本塁打」記録を更新

シアトル・マリナーズの主力捕手、カル・ラレーの快進撃が続いています。8月24日のオークランド・アスレチックス戦で、今季第48号・49号本塁打を放ち、サルバドール・ペレス選手が2021年に樹立した「捕手としてのシーズン最多本塁打」48本のメジャーリーグ記録を更新。さらに捕手として自身16回目となる1試合複数本塁打を記録し、MLB史上スイッチヒッターとしての最多記録保持者であるホルヘ・ポサダ、トッド・ハンドリーに肩を並べました。

勢いは止まらず、翌25日のサンディエゴ・パドレス戦では今季50号本塁打を放ち、マリナーズ史上、ケン・グリフィ・ジュニアに続く2人目の快挙を成し遂げました。

チームも現在、アメリカン・リーグ西地区で2位につけ、ワイルドカードによるプレーオフ進出圏内を僅差で維持。1勝の重みが一層増すシーズン終盤で、ラレーの一打はマリナーズのポストシーズン進出を左右する大きな原動力となっています。

シアトル・タコマ国際空港、レイバー・デー連休に利用者数100万人超を予想

シアトル・タコマ国際空港(SEA)では、レイバー・デーの連休を前に、記録づくめの夏が最終週末を迎えています。同空港の発表によると、この夏、SEAでは「1日あたりの利用者数」が過去最多をすでに3度更新。空港史上、利用者数が最も多かった上位10日のうち8日が、この夏に記録されました。さらに、国際線到着客数に関しては、トップ10のすべてが6月以降に集中しています。

9月1日(月)のレイバー・デーを挟んだ8月28日(木)から9月2日(火)までの連休期間中に、昨年を約7%上回る推定100万人超がシアトル・タコマ国際空港を利用すると見込まれています。特に混雑が予想される日は以下の通りです。

  • 8月29日(金):約19万7,000人(出発・到着・乗り継ぎを含む総旅客数)
  • 9月1日(月):約19万1,000人
  • 8月28日(木):約18万9,000人

連休中は道路の混雑も悪化するため、通常よりも余裕を持った到着と事前の計画が必要です。

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