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シアトルの注目ニュース&話題:2026年4月20日(月)〜4月24日(金)

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目次

マイクロソフト、創業51年で初の希望退職プログラムを発表 AI投資加速へ

マイクロソフトが23日、創業51年の歴史で初めてとなる希望退職プログラム(voluntary retirement program)を米国内の従業員向けに発表しました。対象は米国内の約12万5,000人の従業員のうち約7%、最大8,750人と見られています。

  • GeekWire によると、希望退職プログラムはテック業界では極めて異例。「通信や製造業などの伝統的な産業では一般的な手法だが、大手テック企業はこれまで人員削減の手段として、一斉レイオフや厳格な人事評価、出社義務化などを選択してきた」。今回のマイクロソフトの決断は、そうした業界の慣例とは一線を画すものとして注目されています。
  • 応募資格は、シニアディレクター以下の職位で、勤続年数と年齢の合計が「70以上」となる従業員。セールスインセンティブプランに加入している社員は対象外です。対象者には5月7日に詳細が通知される予定です。
  • 退職パッケージには一時金と医療保険の延長が含まれ、対象者は通知から30日以内に応募するかどうかを判断します。
  • 背景にあるのはAIへの大規模投資。マイクロソフトは2025年に15,000人以上のレイオフを実施し、2026年3月にはAI部門を除く採用を凍結。さらにAIインフラに800億ドル以上を投じており、直近の四半期だけで設備投資額は前年比66%増の375億ドルに達しています。
  • シアトル近郊のレドモンド市に本社を置く同社のこの動きは、テック業界全体でAI時代への人員構造の転換が進んでいることを象徴するものとして注目されています。

ワシントン州、予算削減でトレイル・キャンプ場サービスを縮小 今夏のハイキング計画は事前確認を

ハイキング好きにとって、ワシントン州はまさに別天地。シアトル近郊だけでも、スノコルミー・パス周辺の滝や山の湖(Snow Lake)、カスケード山脈のダイナミックな山並み、マウント・サイの雄大な眺望、タイガー・マウンテンの豊かな森など、日帰りから本格的な登山まで多彩なコースが揃っています。ところが今シーズン、その楽しみに影を落とすニュースが入ってきました。

ガスワークスパーク、死亡事故受けラダーとキャットウォークを撤去へ

Rusted industrial plant by a lake with interconnected pipes and cylindrical towers under a blue sky.
Gas Works Park

シアトルを代表するランドマーク、ガスワークス・パークの工業塔「クラッキングタワー」から、ハシゴ、キャットウォーク、階段の撤去工事が始まりました。

  • KING5によると、同施設からの転落死亡事故は3件で、2012年に男性(当時19)、2022年に女性(当時20)、2025年7月に少年(15)が少年が亡くなっています。転落による重傷事故も計22件に上ります。
  • 4月14日、シアトル建設検査局(SDCI)が解体許可証を発行し、5月15日までに工事を完了しなければ1日500ドルの罰金が科される危険是正命令を発令しました。
  • 市のランドマーク保護委員会は本来、指定ランドマークの変更を審査する権限を持ちますが、今回は「緊急の健康・安全リスク」に該当するとして委員会の承認なしに撤去が進められます。
  • しかし、歴史保存を優先すべきとの反対意見も根強く、安全性と文化遺産保護のバランスをめぐる議論が続いています。

シアトル/キング郡クリニック、シアトルセンターで無料医療サービスを提供

11回目を迎えるシアトル/キング郡クリニックが4月23日から26日にかけて、シアトルセンターで開催されています。保険の有無にかかわらず誰でも無料で歯科・眼科・内科サービスを受けられる大規模な地域医療イベントで、毎年多くの市民が利用しています。昨今は、働いていても、「医療保険が十分でない」「自己負担が高額すぎて支払うのが難しい」などの理由で利用する人が増えています。

アラスカ航空とハワイアン航空、予約システムを統合 利用者にとって何が変わる?

アラスカ航空とハワイアン航空は、予約から搭乗まですべてを管理する旅客サービスシステム(PSS:Passenger Service System)の統合を完了しました。アメリカ在住の方やシアトルを訪れる旅行者にとって、この統合は予約・チェックイン・搭乗の流れが大きく変わるタイミングです。何がどう変わるのか、ポイントをまとめました。

ワシントン大学の大学院プログラム、全米トップクラスの評価を獲得――U.S. News & World Report 2026年版

米国の高等教育評価機関「U.S. News & World Report」が今月発表した「2026 Best Graduate Schools(2026年版 全米大学院ランキング)」において、ワシントン大学(UW)の大学院・専門職プログラムが今年も全国トップクラスの評価を受けました。

  • 今年のランキングでは、UWは公共政策・バイオ統計・看護・コンピューターサイエンス・教育・心理学・言語聴覚・統計・地球科学の9分野で全米トップ10入りを果たしました。
  • 法科大学院(School of Law)と医学部(School of Medicine)を除いた形で、29プログラムが全米トップ10、合計81プログラムがトップ35にランクインしています。
  • 法科大学院と医学部については、ランキングの評価手法が公共サービスの使命と相反するとして、それぞれ2022年・2023年にU.S. Newsのランキングから自主的に撤退しています。

スターバックス、本社機能の一部をテネシー州ナッシュビルに移転

スターバックスは21日、「Back to Starbucks」戦略の一環として、テネシー州ナッシュビルに新たなサポートオフィスを開設し、1億ドルを投資すると発表しました。

  • 社内向けに発表した内容によると、同社は今後5年間でナッシュビルに2,000人の雇用を見込んでいます。
  • ナッシュビルへの移転対象はサプライチェーン(調達チームはすでに移転済み)および一部のテクノロジー部門で、新規採用や業務の内製化も含まれます。
  • 今年5月にザ・ガルチ地区の仮オフィスへ入居後、2027年にダウンタウンのピーボディ・ユニオン内の専用ビルへ移転予定です。
  • シアトルはグローバル本社であり、多数のチームがシアトルに留まると発表されています。
  • 同社は「シアトルは引き続き北米・グローバル本社」と述べていますが、現在シアトル本社には約3,000人が勤務しており、ナッシュビルの規模はその半数を上回ることになります。

レントン市のゴミ捨て場付近で、未配達の選挙投票用紙約400通を発見

レントン市のゴミ捨て場付近で発見された未開封・未投票の選挙投票用紙約400通が連邦郵便検察局に引き渡され、レントン警察と共同で捜査が進められています。

  • KING 5 によると、この投票用紙は主にキング郡の有権者宛で、2022〜2025年の選挙のものでした。
  • King County Electionsは、署名照合など既存の不正防止システムにより選挙の安全性は担保されていると説明しています。
  • ワシントン州は郵便投票制度を採用しています。

シアトル市長、大規模データセンター建設に保留検討

ケイティ・ウィルソン市長は、AI需要を背景に4社が計画する5棟の大規模データセンター構想に対し、電力コスト上昇や環境への影響を懸念し、市内での新規建設の一時停止を検討することを表明しました。

  • GeekWire によると、シアトルにはすでに30のデータセンターがありますが、いずれも小規模です。
  • 5施設の合計最大電力需要はシアトルの1日平均使用量の約3分の1に相当する369MWに上るとされています。

司法省、ワシントン大学の反ユダヤ主義対応を調査

司法省(DOJ)の公民権局が20日、ワシントン大学における反ユダヤ主義(antisemitism)への対応についてコンプライアンス審査を開始したと発表しました。

  • 司法省の公民権担当次官補ハーミート・ダヒュロン氏が20日に X への投稿で明らかにしました。
  • 背景にあるのは、学内登録を既に抹消されたパレスチナ支持団体「SUPER UW」が、キャンパス外でレバノン支援のための募金活動を計画していたこと。ワシントン大学は「大学は審査に全面的に協力する。反ユダヤ主義を断固として認めない」という内容の声明を発表しています(UW News 参照)。
  • しかし、同団体の大学登録は2024年6月に停止、2025年5月に完全抹消されています。
  • KUOW によると、トランプ政権の司法省は、第2期政権発足後すでに60以上の米国大学を調査しており、一部を提訴。多くの大学が和解や政策変更を求められています。ワシントン大学はすでに昨年1月、教育省との合意に基づきキャンパス全体での公民権研修を義務付けています。

ダウンタウンで77歳男性が無差別暴行の被害に 容疑者の一人を逮捕

4月19日午後9時50分ごろ、シアトルのダウンタウンの 3rd Avenue と Pine Street の交差点付近で、77歳の男性が見知らぬ2人組に突然殴りかかられ、路上に押し倒される事件が発生しました。

  • シアトル警察によると、男性は頭部から出血し、腕を骨折した可能性のある状態で、シアトル消防の応急処置を受け、病院に搬送されました。
  • 近くにいたビルの警備員の証言をもとに警察が周辺を捜索し、29歳の容疑者を逮捕、重暴行罪でキング郡拘置所に収監しました。もう1人の容疑者は逃走中で、捜索が続いています。
  • シアトル警察の「リアルタイム犯罪センター」の監視カメラ映像には、被害者が歩道を歩いていたところを2人組が突然攻撃し、倒れた男性を放置して立ち去る様子が記録されていました。
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