デルタ航空、2025年5月にシアトル・タコマ国際空港で『デルタ・ワン ラウンジ』をオープン

デルタ航空は14日、シアトル・タコマ国際空港に『デルタ・ワン ラウンジ』をオープンすると発表しました。このラウンジはデルタ・ワン搭乗者専用のラウンジで、コンコースAの11番ゲート近くにオープン予定の二つ目のデルタ スカイクラブ(約14,000平方フィート)の上層階に位置し、総面積は約11,000平方フィート。オープン予定は2025年5月で、屋外テラスからはマウント・レーニアの眺めも楽しめます。同航空は2024年にもニューヨークのJFK空港、ロサンゼルス国際空港、ボストン国際空港に『デルタ・ワン ラウンジ』をオープンしています。詳細は同航空の公式サイトでご覧ください。

キング郡公衆衛生局、レドモンド市の『Kobuta & Ookami Katsu & Sake』に関連する胃腸疾患を調査
キング郡公衆衛生局は、レドモンド市の飲食店『Kobuta & Ookami Katsu & Sake』に関連する2件の胃腸疾患が発生したことについて調査しています。2024年12月26日以降、2024年12月22日に同店で食事をした後に体調を崩したという報告が2名から寄せられました。今年1月10日に行われた現場調査では、以下のような食品安全上の問題が確認されたため、今後14日以内に再訪問し、指摘した問題がすべて解決されているかどうかの確認が行われる予定です。
- 従業員が適切に手を洗っておらず、異なる食品を取り扱う際にも同じ手袋を使用していた。
- 生の食品を扱う方法が、食べる準備ができた食品(Ready-to-Eat Food)を汚染する可能性があった。
- 食品の保管方法が、生肉同士の交差汚染を引き起こす可能性があった。
- 従業員の体調管理記録(疾患記録)が保持されていなかった。
その他の詳細は、同局の公式サイトで公開されている報告で確認できます。
はしか感染の人物が1月10日にシアトル・タコマ国際空港を通過
シアトル・キング郡公衆衛生局は16日、麻疹(はしか:measles)に感染した人物が、1月10日にシアトル・タコマ国際空港を通過したことがわかったと発表しました。この人物はアラスカ州在住で、海外旅行中に感染した可能性があります。1月10日午後2時30分から午後8時までの間に、空港のSコンコース(ゲートS8)から国際到着施設、税関、手荷物受取所(カルーセル21)、Dコンコース(ゲートD7)にいた方は、麻疹に曝露した可能性があります。
麻疹は非常に感染力が強く、免疫がない場合、感染者がいた場所にいるだけで感染する可能性があります。予防接種歴を確認し、未接種の場合は接種を検討してください。症状が出た場合は、事前に医療機関に連絡し、指示を受けてから受診してください。曝露から7~21日後に症状が現れることがあり、1月17日から1月31日までの間に発症する可能性があります。麻疹は発熱、発疹、咳、鼻水、目の充血などの症状を引き起こし、合併症として中耳炎、下痢、肺炎、まれに脳炎を引き起こすことがあります。特に5歳未満の子供、20歳以上の成人、妊娠中の方、免疫力が低下している方は注意が必要です。
シアトルで車を所有またはリースしていない世帯が20%に増加
新しい国勢調査のデータによると、2023年にシアトルで車を1台も所有/リースしていない世帯の割合が20%に達しました。この件を報じたシアトルタイムズによると、これは、国勢調査局が車両所有に関するデータを収集し始めて以来、初めてのことです。2023年のシアトルの世帯数は約36万5,000世帯で、そのうち20.3%にあたる約7万4,000世帯が車を所有していませんでした。わずか2年前の2021年には、この「車を所有していない世帯」の割合は約17%でした。
国勢調査の American Community Survey のデータを見てみると、1台と回答した世帯が最多で161,150世帯、2台と回答した世帯は98636世帯、3台と回答した世帯は30720世帯でした。
車を所有/リースしていない世帯は、徒歩・バス・ライトレール・ライドシェアで移動できるダウンタウンやベルタウン、サウスレイクユニオンやキャピトル・ヒル、そしてワシントン大学周辺のユニバーシティ・ディストリクトに集中しています。
FDA、食品、飲料、経口薬における着色料FD&C Red No.3(赤色3号)の使用を禁止すると発表
アメリカの FDA(食品医薬品局)は今日、食品、飲料、経口薬における着色料FD&C Red No.3(赤色3号)の使用を禁止すると発表しました。 動物実験で癌との関連性が発見されたのは30年以上前で、化粧品および外用薬における使用はすでに1990年に禁止されています。 食品と飲料は2027年1月15日まで、経口薬は2028年1月18日までにこれに従う必要あり。 外国が米国に輸出するものもこれに従う必要があります。
ボブ・ファーガソン氏がワシントン州の第24代知事に就任
ワシントン州の第24代州知事に、ボブ・ファーガソン氏が就任しました。ファーガソン氏は、ニューヨーク大学で法学位を取得した弁護士。キング郡議会議員を経て、2013年からワシントン州司法長官を務め、消費者保護、透明性、公民権に重点を置いたことで知られています。特に、前トランプ政権に対して移民、環境、医療政策などに関する多数の訴訟を提起したことで注目を集めました。
ジェイ・インスリー知事、州の現況に関する最後の演説
2012年から3期にわたりワシントン州知事を務めたジェイ・インスリー知事は、退任を翌日に控えた14日、オリンピアの州議事堂で州の現況に関する最後の演説を行いました。3期にわたりワシントン州知事を務めたのは、故ダン・エバンス氏(任期:1965-1977)以来初めて。
スターバックス、カフェやトイレの利用に商品購入を義務付け
スターバックスのカフェに滞在するには、商品を購入する必要がある ー そんな規則を、スターバックス(本社:シアトル)が発表しました。

アメリカで卵の価格が高騰 鳥インフルエンザやインフレなどが影響
鳥インフルエンザの拡大が続くアメリカでは、卵の供給が減少し、価格が上昇し続けています。米国労働統計局(BLS)のデータによると、2023年10月から2024年11月の12ヶ月間で卵の平均価格は約38%も上昇しました。

カリフォルニア州ロサンゼルス郡の山火事 救出された犬猫をシアトルにも輸送して保護
アメリカの朝の情報番組 Good Morning America で紹介されていましたが、カリフォルニア州南部のロサンゼルス郡で起きている大規模な山火事でレスキューされた犬猫たちが、シェルターがいっぱいになったため、飛行機でシアトルまで輸送されてきています。この犬猫たちを支援したい方は、受け入れを行っている非営利のSeattle Humane Society の公式サイトで募金できます。
ワシントン州議会の2025年の会期始まる
ワシントン州の州都オリンピアで13日、ワシントン州議会の2025年の会期が始まりました。議席数は、州下院では民主59対共和39、州上院では民主30対共和19で、両院とも民主党が多数を占めています。議会の詳細は公式サイト参照。議会の中継はTVWで視聴できます。
今月15日(水)には、昨年の知事選挙で当選した民主党のボブ・ファーガソン氏が新しい知事に就任します。ワシントン州は約100億ドルの予算赤字に直面していますが、ファーガソン氏は州の運営予算をさらに44億ドル削減することを提案しました。今月14日(火)に退任するジェイ・インスリー州知事は2013年から12年間にわたり在任し、全米で最も長く務めた知事となります。
ワシントン州のホームレス人口は全米ワースト3位
アメリカ合衆国住宅都市開発省の調査結果によると、2024年にワシントン州で記録されたホームレスの人口は前年の推定2万8036人から12.5%増の推定3万1554人で、カリフォルニア州とニューヨーク州に次いで全米ワースト3位でした。これらの数値は、2024年1月に実施された一時点調査に基づいています。ワシントン州のホームレスの増加率は全米平均の18%を下回りましたが、住居費の高騰が一因として挙げられると AXIOS は報じています。今月30日にも一時点調査が行われます。