百花繚乱のスマートフォン/タブレット用アプリ。うまく活用すると、いろいろなことがぐっと便利になりますよね。シアトルに来たら欠かせない必携アプリはもうインストールしたよ～という方は、シアトライトのお気に入りアプリもチェックしてみてください。第1回はジャングルシティの大野から！
プロフィール：大野 拓未（おおのたくみ）
兵庫県神戸市出身。オーストラリアでの高校留学を経て、大学留学でシアトルへ。シアトル大学で経済学学士・修士号を取得し、ひょんなことから自転車業界 OEM 営業として就職。1998年に起業、junglecity.com の運営を開始し、現在に至ります。詳しくは会社サイトをご覧ください。
レストラン予約『OpenTable』
【対応機種】 iPhone/Android/Windows
【価格】 無料
【利用者登録】 不要
電話をかけることができない場合、営業時間が終わっている場合など、予約しづらい状況でもレストランの予約ができます。行きたいレストランを選んだら、時間と人数を選び、その他にお店に伝えたいこと（誕生日を祝いたい、寿司カウンターがいい、窓際がいい、アレルギーの有無、食べられないものなど）を書き込んで、予約ボタンをクリックするだけ。この予約システムを導入しているレストランではウェブサイトにも予約システムをつけているので、チェックしてみてください。その後、確認メールが届き、予約した日時の前にはリマインダも届くようになっています。もちろん、キャンセルもオンラインで。会員登録（無料）すると、食事をするたびにポイントがたまり、食事に使えるギフト券になるのが嬉しいです。なお、オンラインでは満席となっていても実際は空席があったりすることもあるので、どうしても行きたい日時が満席の場合はお店に直接電話してみることをおすすめします。
電気自動車のチャージング・ステーション 『PlugShare』
【対応機種】 iPhone/Android
【価格】 無料
【利用者登録】 不要
ガソリンをまったく使わない電気自動車を運転しているので、チャージング・ステーションを見つけたい時にこのアプリを使用しています。写真やコメント（使いやすいとか見つけやすいとか）をユーザが投稿できるようになっていて便利。やや情報が古いようなところもありますが、そこは自分が情報を提供してアップデートしてあげればいいんですね。買い物や食事をしている間にチャージしたい場合は、シアトル側ではキャピトル・ヒルのハーバード・マーケットやユニバーシティ・ビレッジ、イーストサイドではベルビュー・スクエア、ザ・ブレイヴァーン、カークランド図書館などのステーションが便利ですね。
割引&無料になるクーポン 『Chinook Book』
【対応機種】 iPhone/Android
【価格】 無料
【利用者登録】 要
ローカルの店やレストランなどで割引が受けられるアプリです。参加しているのは、環境保護・サステナビリティに関連した食材や商品を扱い、コミュニティに還元する活動をしているところ。購入は12ドルしますが（印刷版は15ドル）、宇和島屋で50ドル買い物すれば10ドル引きとなるクーポンや、Whole Foods で卵1ケースやピザ1枚が無料でもらえるクーポンなど、すぐに使えるものがあるので、おトク感があります。クーポンを見ることで、存在を知らなかった店や、知っている店でもこだわりがあったりすることを新たに発見できて、とても楽しいです。
不動産情報 『Zillow』
【対応機種】 iPhone/Android
【価格】 無料
【利用者登録】 要
全米で売りに出ている家やコンドミニアムなどの情報を写真付で見ることができるアプリです。同様のサービスを提供している会社は他にもありますが、私はこれを使っています。自分が指定した地域やお気に入りにした物件のアップデートがあればお知らせしてくれるのが便利です。今は「売るものがない」と言われるほど好況を呈している不動産市場。直近で購入する予定はなくても、こういったアプリでいろいろな物件を見て、目を肥やしておくに越したことはないかなと思ってます。
公立図書館のアプリ 『King County Library』 / 『Seattle Public Library』
シアトル公立図書館（左）とキング郡図書館（右）のアプリ
【対応機種】 iPhone/Android/Windows
【価格】 無料
【利用者登録】 不要
図書館が所蔵している書籍・雑誌・電子書籍・オーディオブック・DVDなどの検索・予約ができるアプリです。貸し出しカードを作れば、自分のアカウントの状況も見ることができます。返却日の2日前ぐらいにはメールでリマインダが来ます。うっかり返却し忘れても、待っている人がいなければ貸し出し期間を延長することもできます。
健康管理のモチベーションアップに 『FitBit』
【対応機種】 iPhone/Android/Windows
【価格】 無料 ※アクティビティ記録計は有料
【利用者登録】 要
私は FitBit というアクティビティ記録計を使っているので、このアプリで自分の運動量をリアルタイムにチェックしています。食べ物によるカロリー計算は面倒なので利用してないのですが、FitBit を身につけていることで自動的に記録される歩数や睡眠時間とその質、そして自分で入力する飲んだ水の量とアクティビティの記録は重宝しています。例えばスキーやヨガをしても自動的に記録されるのは歩数やアクティブな分数だけなので、改めて何時間そのアクティビティをしたかを自分で入力すると、燃焼したカロリーがわかり、やる気が出ます。歩数の総計で「あなたはニュージーランドを走破しました！」とかお知らせがあってバッジがもらえると、大人でも嬉しい！ウェブでも同じ情報を見られますが、スマホでサクサク手軽に見られるのが便利。お互いのモチベーションを高めたければ、FitBit ユーザの友達とリンクすることもできます。
掲載：2016年3月
