ウィング・ルーク博物館は、シアトルのチャイナタウン/インターナショナル・ディストリクトにある、アジア系アメリカ人の歴史と文化を紹介する全米唯一のコミュニティ主導型ミュージアムです。1967年に設立され、スミソニアン協会の公式提携機関となりました。

ワシントン州で初のアジア系アメリカ人公職者となったウィング・ルーク氏にちなんで名づけられ、ルーク氏の人権擁護と地域貢献の精神を受け継いでいます。

館内には、日本などから来た移民が実際に暮らしていたホテルの部屋や商店を再現した展示、アジア太平洋系アメリカ人の物語を伝える写真や映像、そして現代アートの企画展示など、多彩なコレクションが並びます。

また、博物館主催のガイドツアーでは、周辺の歴史スポットや人気レストランを巡る「チャイナタウン食べ歩きツアー」や「日系アメリカ人の記憶をたどるツアー」などもあり、地域の魅力を深く体感できます。

5月から9月まで毎月第1木曜日は入場無料。午前10時から午後8時まで開館します。

会場