シアトル・アジア美術館:The Kondō Family: Storytellers in Clay
2026年7月15日(水) – 2027年1月3日(日)
本展「The Kondō Family: Storytellers in Clay」は、日本を代表する陶芸一家、近藤家の3世代・4人の作家による作品を紹介するものです。

人間国宝であった近藤悠三(1902〜1985年)、その息子である近藤豊(1932〜1983年)と近藤濶(1936〜2012年)、そして濶の息子にあたる近藤高弘(1958年生まれ)。本展では、近藤家4人の作家による全60点の作品を通して、技の継承と実験、そして陶という素材が持ち続ける表現力を感じてみてください。京都にある近藤悠三記念館の公式サイトはこちら。
作品


作品の中心をなすのは磁器と染付です。染付とは、素焼きの生地にコバルト顔料で絵付けを施し、透明な釉薬をかけて高温で焼成することで、藍色の文様を生み出す技法です。1977年に人間国宝に認定された近藤悠三は、この伝統技法を、それまでの絵画的・実用的な枠組みを超えて発展させました。その後の世代は、悠三の功績を単なる手本としてではなく、自らの表現の出発点として受け止めています。器物から彫刻的な造形まで、各作家はそれぞれ独自の視点で素材・表面・形と向き合い、実用と非実用、継承と変化のあいだを行き来してきました。近藤高弘にとって、この系譜は現在にも続いており、自然の力や現代的な体験に向き合う作品として表れています。
本展は、マイアミ大学ローウィ美術館(Lowe Art Museum, University of Miami)が最初に開催した「Transcendent Clay/Kondo: A Century of Japanese Ceramic Art」を基に構成され、シアトル美術館(SAM)が企画しました。ゲストキュレーターはジョー・アール(Joe Earle)氏が務めました。
会場
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