シアトルは、自然と都市が絶妙に調和した街。特に夕暮れ時の美しさは格別です。ここでは安心して楽しめる、夕日の絶景スポットをご紹介します。
ウォーターフロント

シアトルのウォーターフロントは、夕日を眺めるには絶好のスポットです。夕陽が海に反射し、オリンピック山脈が影絵のように浮かび上がる変化も見逃せません。再開発が進むウォーターフロントは観光スポットも豊富。パイク・プレース・マーケットと繋がっている遊歩道ができたので、行き来しやすくなりました。ウォーターフロントとパイオニア・スクエアの間はシャトルも運行しています。


パイク・プレース・マーケット/オーバールック・ウォーク

歴史あるパイク・プレース・マーケットから眺める夕焼けは格別です。オーバールック・ウォークからの眺めは、ピュージェット湾とオリンピック山脈を一望できる最高のスポット。ウォーターフロントやマーケットで買い物を楽しんだ後、夕日を見ながらゆっくりと過ごすことができます。


コロンビア・センター展望フロア

Courtesy of Sky View Observatory
まるで空に浮かぶラウンジのように、地上902フィート(約275メートル)からエリオット湾と街並み、オリンピック山脈を見下ろすことができます。昼間の景色もいいですが、夕日が沈む時刻はその美しさが一層際立ちます。

スペースニードル展望フロア

シアトルを代表するランドマーク、スペースニードルからの夕焼けは、まるで映画のワンシーンのような美しさ。夕日が沈むと同時にシアトルの街並みが金色に輝き、幻想的な景色が広がります。特に夜景の美しさは圧巻です。世界唯一のガラスの展望フロアの高さは、地上520フィート(約158メートル)。一生忘れない思い出になるでしょう。

ケリー・パーク

シアトルのビル群を背景に、夕陽が沈んでいく時間帯の景色は格別。ケリー・パークからはシアトルの街並みを一望できるため、夕暮れ時の景観が特に美しく、ゆったりと過ごせるスポットです。
ガスワークス・パーク

シアトルの旧工業地帯を再利用したガス・ワークス・パークは、レイク・ユニオンの北岸にある公園です。レイク・ユニオン、街並み、スペースニードルを見渡すことができ、芝生に座って夕日を眺めるには理想的な場所といえます。
カナダギースの巨大な糞がたくさん落ちているので、芝生に座りたい場合はレジャーシートを持参するのがおすすめです。
エラ・ベイリー・パーク

マグノリア地区にあるエラ・ベイリー・パークは、静かな住宅地にある公園。スペースニードル、シアトルの街並み、マウント・レーニア、エリオット湾が一望できます。
ゴールデンガーデンズ・パーク

ゴールデンガーデンズ・パークは、バラードの海沿いにある広大な公園です。美しいビーチとともに、穏やかな海に沈む夕陽を一望できます。特に夏の夕暮れ時には、たくさんの人が集まってきます。
ボランティア・パーク

Photo by Weston Norwood on Unsplash
シアトルのキャピトル・ヒルにあるボランティア・パークは、1878年に市が約45エーカーの土地を購入し、「シティ・パーク」として整備したのが始まりです。1901年には米西戦争で戦死した志願兵(ボランティア)を称えて現在の名称となりました。景観はニューヨークのオルムステッド・ブラザーズ設計事務所の手によって改良され、美しい芝生や木々が広がる市民の憩いの場となっています。園内には世界各地の植物を展示する温室「コンサバトリー」や、市街の眺望を楽しめるウォーター・タワー、アジア美術を紹介するシアトル・アジア美術館など見どころが豊富です。隣接するレイクビュー墓地には、ブルース・リーと息子ブランドン・リーの墓があり、多くのファンが訪れるスポットにもなっています。
アルカイ・ビーチ

アルカイ・ビーチは、シアトル中心部から車でわずか10分の距離にあるビーチ。砂浜でくつろぎながら眺める夕日とオリンピック山脈、シアトルのスカイラインは絵画のようです。

レシャイ

レイク・ワシントン西岸のレシャイは、自然に囲まれた静かな住宅地。静かな湖畔から望む夕日は、まるで秘密の楽園を見つけたような特別感があります。
ディスカバリー・パーク

©︎Chiaki
シアトル最大の都市公園で、ピュージェット湾にそそり立つマグノリア断崖の先端にあり、東のカスケード山脈、南のマウント・レーニア、西のオリンピック山脈を見渡せます。幼い子ども連れなら、ノース駐車場近くの湿原地にあるボードウォーク(Wolf Tree Nature Trail)がオススメ。灯台の周りには駐車場がほぼないので、約1マイル(1.6km)離れた駐車場から歩くことになります。
郊外編
カークランド マリーナ・パーク

カークランドにあるマリーナ・パークは、レイク・ワシントン沿いにある公園です。レイク・ワシントンの風景を楽しめるレイク・クルーズなど、子どもからシニアまで幅広い世代が1日中楽しめるでしょう。また、遊覧船や足湯はペットの利用ができるのも特徴です。レイク・ワシントンの向こうに見えるダウンタウンのビル群の向こうに沈む夕日を満喫してみてください。
エドモンズ ウォーターフロント

ワシントン州エドモンズのビーチは、ピュージェット湾を望む美しい夕日スポットとして知られています。周辺には、ブラケットツ・ランディング(Brackett’s Landing)やマリーナ・ビーチ・パーク(Marina Beach Park)など、波の音を聞きながら夕日を眺めるのにおすすめのスポットが点在しています。レストランやカフェが並ぶダウンタウンから徒歩数分。ワシントン州フェリーの発着所もあります。
レントン ジーン・クーロン・メモリアルパーク

レイク・ワシントンの南東岸に位置するジーン・クーロン・メモリアル・ビーチパークは、自然豊かな公園です。全長約2.4kmの舗装された遊歩道があり、水辺を歩けるだけでなく、湖の上に張り出した桟橋状の道も整備されています。遊歩道以外にも、遊具エリアやピクニック施設、釣り桟橋なども充実しており、家族連れから散歩を楽しむ人まで賑わいます。
夕日を見るコツは、日の入りの30分前に到着すること。日の入りまでの30分は「ゴールデンアワー」と呼ばれ、空が黄金色に染まり、写真撮影にも最適です。そして、太陽が沈んだ後の30分間は「マジックアワー」と呼ばれ、一番美しい時間帯とされています。[到着] ──30分前──[ゴールデンアワー]🌅(日の入り)──30分後── [マジックアワー]
上記の時間帯を狙うと、一番美しい瞬間を逃さず楽しめます。
シアトルの夕日は、いつもあなたの想像を超える美しさで迎えてくれます。さあ、感動の夕焼けを体験しに出かけませんか?