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米国立衛生研究所「声が大きくなるほど飛沫が多く、飛沫の大きさも大きくなる」

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米国立衛生研究所(NIH)が、声が大きくなるほど飛沫が多く、その飛沫の大きさも大きくなるとの研究結果を発表しました。

NIH によると、これまで咳やくしゃみによって生じる飛沫を介してウイルスが伝染することは広く知られてきましたが、普通の会話でもさまざまな大きさの飛沫が出ることはあまり知られていません。

研究者らは、研究参加者にさまざまな音量で文章を繰り返し発話させた後、高感度レーザ光散乱法を使って空気中の水滴を追跡。その結果、声が大きくなればなるほど、飛沫は多くなり、その飛沫の大きさも大きくなったことがわかりました。大きな声の場合、口から出る飛沫は毎秒数千にもなるそう。

また、これらの飛沫は8~14分の間、空中に留まることができたことから、換気されていない、よどんだ空気環境では普通に会話することでも空気感染を引き起こす確率がかなりあることが確認されました。

マスクと、少なくとも6フィート(約2m)離れる社会的距離の必要性が裏付けられています。



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