10月18日の週に夏以来初めて1日に1,000件の新規症例が確認され、ワシントン州保健局は先月28日に「ワシントン州西部と東部の両方で新型コロナウイルスの感染が全般的に拡大している」と発表しましたが、11月4日には1,454人の新規感染者が確認され、1日の新規感染者数の記録を更新しました。
保健局のジョン・ウィーマン長官は「COVID-19は現在ワシントン州で急速に広がっている」と述べ、「ホリデー・シーズン休暇が近づいているこれからの数週間の間に増加するしかないのではないかと非常に心配している。病院のシステムだけでなく、追跡調査を圧迫する脅威は現実だ。感染拡大を食い止めるため、ワシントン州のすべての人が今すぐ行動を起こす必要がある」と、協力を呼びかけました。
また、COVID-19対策担当保健副長官のレイシー・フェレンバック氏は、「これらの増加は、私たちの集団的な決定と行動の影響を反映している。私たち一人一人が、新たな制限を回避し、病院が圧迫されるのを防ぐために直ちに行動を起こす必要がある」とは述べています。
「私たちは皆疲れており、ホリデーに大切な人たちと時間を過ごし、安全に学校を再開するための進歩を続けたいと思っている。しかし、市中感染率が高い場合、すべての活動のリスクが高まり、残念なことに、ウイルスは疲れることも休むこともない。COVID-19の感染拡大を抑えるために何が役立つがすでに知っており、これまでにも感染を抑えた経験がある。疲労を乗り越え、ウイルスを封じ込める努力を倍加しなければならない」
COVID-19の感染拡大を抑制するには、次のことが引き続き必要です:
- 対面での集まりはできるだけ制限すること。集まる回数、参加人数、所要時間を減らすことを意味する。可能であれば屋外で集まり、屋内の場合は窓やドアを開けて換気を最大に行う。
- 同居していない人と接触する場合はフェイスカバーをすること。親しい友人や家族も含まれる。「よく知っていて信頼できる人の周りでこれを行うのは気まずいかもしれないが、多くの人はまだ無症状の人から感染する。身体的距離を置いている場合でも、フェイスカバーを着用することが奨励される」
- 家族や友人にホリデーを別の方法で祝うことを提案する。バーチャルな祝い方のアイデアを話し合い、お互いを危険にさらすことなく一緒に過ごす時間を楽しむことができるようにする。
- 対面での集まりをする場合は安全計画を立てること。集まったときに感染リスクを減らす対策を家族や友人と話し合うこと。
- 病気の時やCOVID-19に接触した場合は外出しないこと。少し体調が悪く、病気かどうかわからない場合は慎重を期し、外出せず他の人を感染から守ること。
- 適切な衛生習慣を継続すること。手をよく洗う、消毒する、顔を触らないなど。
同居していない人と集まる場合にリスクを下げるための対策は、ワシントン州の公式サイトで紹介されています。
11月8日集計:
検査数 2,627,515回(前日比15,317+)
累計感染者数 118,570人(前日比1,239+)
累計入院者数 9,031人(前日比228+)
累計死者数 2,460人(11月7日・8日の増加数21+)
死亡率 2.1%
